1,800円以上の注文で送料無料

ひと目でわかる「戦前日本」の真実 1936-1945 の商品レビュー

2.4

8件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2021/11/02

戦後日本人は、GHQが植えつけた日本罪悪史感に基づいた学校教育の下育てられた。 それは偏向教育である。 確かに、昭和20年の終戦に近づくにつれて 日本国火の玉のような新聞によるプロパガンダの元、学徒動員や女性の勤労挺身隊のようなものが垣間見えてくる。しかしそれは終戦前数年の事で...

戦後日本人は、GHQが植えつけた日本罪悪史感に基づいた学校教育の下育てられた。 それは偏向教育である。 確かに、昭和20年の終戦に近づくにつれて 日本国火の玉のような新聞によるプロパガンダの元、学徒動員や女性の勤労挺身隊のようなものが垣間見えてくる。しかしそれは終戦前数年の事であり、それまでの日本は決して我々が学校教育で教わったような暗黒の時代ではなかった。 西洋文明を日本人の精神を持って取り入れ、 文明を謳歌している平和な日本がこの書籍から見えるのである。 そしてこの書籍の中には、アメリカによって封印された東京大空襲の写真が数多く掲載されている。 日本人は、この歴史の現実を直視し、乗り越えなければいけない。それを噛み締めた上で、国際社会に出ていかなければ、日本の国益を是々非々論ずることは難しいだろう。

Posted byブクログ

2021/08/15

「こんな写真が有るから、この時代はこうだったはずだ」 というのは、論拠が弱すぎる。 もしくは 「いつの時代も民衆は目先の情報と生活に踊らされてバカだったなぁ」 と反省を促す意図だろうか。

Posted byブクログ

2019/01/06

2013/12/22 ジュンク堂 ◎かなり偏った内容。 と書いているのを忘れて,図書館で借りて再読。 やはり今読んでも偏っている。 昭和8年の水準は,昭和30年過ぎの水準と同じなので,昭和一桁を見てみると,都市部においては,相当の生活水準だったのは事実であろう。 しかし,農村...

2013/12/22 ジュンク堂 ◎かなり偏った内容。 と書いているのを忘れて,図書館で借りて再読。 やはり今読んでも偏っている。 昭和8年の水準は,昭和30年過ぎの水準と同じなので,昭和一桁を見てみると,都市部においては,相当の生活水準だったのは事実であろう。 しかし,農村部の疲弊が,その後の軍部の台頭を許すことになる。 なんか,今の時代と似ているような気がすると思ったのが,再読した感想。

Posted byブクログ

2014/12/05

写真などは読み応えあると思うが、著者の右翼的な思想が隠しきれない。こういう手の本は思想は出来るだけ排除して客観的に描かなきゃダメじゃないの?

Posted byブクログ

2014/06/21

感情的に戦争を見つめるのではなく、写真という事実をもとに戦争を紐解く。 女性たちの活躍や、東京大空襲の悲惨さ、日本の活気など、さまざまな角度から戦争を見つめ直すことができた。

Posted byブクログ

2014/04/04

表紙の原節子16歳は強烈なインパクトだが、内容的には想像を超えるものではなかった(思った以上に思想的ではあったが)。 その時代時代に生きる人の姿を感じる事はできたが、掲載写真は選ばれたものだし、キャプションも少々扇動的で、資料のひとつとして見るにはよいが、これが真実かというと疑問...

表紙の原節子16歳は強烈なインパクトだが、内容的には想像を超えるものではなかった(思った以上に思想的ではあったが)。 その時代時代に生きる人の姿を感じる事はできたが、掲載写真は選ばれたものだし、キャプションも少々扇動的で、資料のひとつとして見るにはよいが、これが真実かというと疑問は残る。 かといって、米国の民間人大虐殺を許すものではないし、戦争を早期終結できなかった日本政府の責任も重大ではある。

Posted byブクログ

2014/03/17

健全で明るく活き活きとした人々の姿が印象的である。人は今も昔も変わらない。笑顔が溢れ喜びに満ちている。戦後急速に高度成長を遂げた日本ではあるが、戦前より既にその萌芽があり、進歩発展の力強いエネルギーと息遣いが熱く伝わってくる。終盤は一転、無差別爆撃の恐るべき光景。あまりの落差に思...

健全で明るく活き活きとした人々の姿が印象的である。人は今も昔も変わらない。笑顔が溢れ喜びに満ちている。戦後急速に高度成長を遂げた日本ではあるが、戦前より既にその萌芽があり、進歩発展の力強いエネルギーと息遣いが熱く伝わってくる。終盤は一転、無差別爆撃の恐るべき光景。あまりの落差に思わず声をあげそうになった。現実から目を背けずしっかりとした歴史認識を心に据えて事にあたりたい。

Posted byブクログ

2014/03/02

歴史の物語も好きですが、当事の庶民がどのような生活をしていたかについても大変興味を持っています。どの時代も面白そうですが、太平洋戦争直前から直後までは特に興味があります。 そんな私にとってこの本に出合えたことは幸運だったと思います。この本は最近(2014.1)出版されたばかりで...

歴史の物語も好きですが、当事の庶民がどのような生活をしていたかについても大変興味を持っています。どの時代も面白そうですが、太平洋戦争直前から直後までは特に興味があります。 そんな私にとってこの本に出合えたことは幸運だったと思います。この本は最近(2014.1)出版されたばかりですが、その中で使用されている写真は「アサヒグラフ」によりものがベースになっています。 百聞は一見にしかず、とはよく言ったものですね。戦前まではアメリカと、文化・スポーツ面では様々な流行があったこと、少なくとも1942年頃までは、平和な日常が続いていたことが想起される写真が多かったように思いました。 特に、1937年(昭和12)には、日本は、航空機・核・テレビの研究はアメリカを凌ぐような状況にまで進歩していた(p2)とは驚きでした。 以下は気になったポイントです。 ・日本が中国の懲罰に本格的に立ち上がったのは、第一次上海事変(1932)のときに取り決めた「上海停戦協定」に違反して、1932.8.13に中国側が一方的に戦闘を開始したことに対して、戦時国際法に則って応戦したのが実態(p22) ・1938年から上野動物園の入場者数は急激に増えている、そして日米戦が激しさをました1943年から減少している、それまでは平和を享受していた(p34) ・GHQ占領下に日本の原子力研究の調査をしたアメリカの科学者は、「なぜ日本は原子爆弾を製造しなかったのか」と疑問をいだいたほどであった、原子爆弾の使用は、戦時国際法違反になるとして、原爆製造の実用化の議論は行われなかった(p41) ・1935年には、湯川博士が中間子理論を発表したり、1937.4には、純国産機が東京ーロンドン横断飛行をして世界を驚かせていた。世界一のサイクロトロン実験装置の開発など、アメリカが恐怖心をいだく最先端科学が進展したいた(p42) ・日本敗戦後、最先端科学装置やロケット戦闘機「桜花」、巨大潜水艦など、根こそぎ接収して最先端科学の研究環境を破壊した(p42) ・中国から「侵略」と連呼されている戦争とは、日本軍が上海や北京など、都市部の治安を正常化して、維持するために派遣された(p71) ・実際、わが国に悲壮感が漂う状況になったのは、統計表からでも、1944年から(p82) ・樺太では、ポツダム宣言を受託した同15日以降も、ソ連軍の侵略がやまず、第五方面軍司令官の号令で自衛戦争を闘っていた(p117) ・学徒出陣した首相は、竹下登(志願)、宇野宗すけ(学徒出陣)、村山富一(召集)である(p119) ・山手線・中央線各駅周辺地域は、約五割が廃墟になった、銀座・新橋・赤坂・青山・原宿・渋谷・新宿・中野・吉祥寺・三鷹・四谷・池袋・高田馬場・神田・八王子(p142) ・日本列島を無差別攻撃できるB29が使用できる飛行場をサイパン島につくり、完成後の1回目の東京無差別攻撃は、1944.11.24である。それまで大小の東京空襲は、ポツダム宣言受諾まで合計72回(p143) ・駅前の一等地が代々の資産家でなければ所有できないことは誰にでも理解できるが、なぜ1950年以降、全国の中核都市の駅前に「パチンコ」が営業できるかの疑問の一端がわかるだろう(p149) 2014年3月2日作成

Posted byブクログ