ノーモアベット の商品レビュー
逸は日本初の公営カジノへ都の広報職員として出向している。ディーラーの一哉とは家族同然の従兄弟同士。 けれどここ数年、顔を合わせれば言い争いばかりで…。 父親と一哉の関係とか色々と複雑な気持ちがあり素直になれない逸。 一哉が逸をどう思っているのかが分からず戸惑いながらも告白して上...
逸は日本初の公営カジノへ都の広報職員として出向している。ディーラーの一哉とは家族同然の従兄弟同士。 けれどここ数年、顔を合わせれば言い争いばかりで…。 父親と一哉の関係とか色々と複雑な気持ちがあり素直になれない逸。 一哉が逸をどう思っているのかが分からず戸惑いながらも告白して上手くいくかと思いきやの展開が良かった。 逸の思い切りの良さがカッコよくて。 2作目では母親の本心が分かるのと強さが気持ちよかった。 全く賭け事分からない私なので勝負のシーンは理解出来なかったけど楽しく読めから良かったかなと。
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【ルールを知っている方が楽しめるかも】 カジノが舞台の従兄弟BL。通常シーンは普通に楽しめましたが、カジノシーンになると話は別。ルールは文中にもありますが申し訳ない程度で、それだけではゲームを思い浮かべることが出来ず置いてけぼりをくらうことに。好き嫌いで判断は出来なかったので★は...
【ルールを知っている方が楽しめるかも】 カジノが舞台の従兄弟BL。通常シーンは普通に楽しめましたが、カジノシーンになると話は別。ルールは文中にもありますが申し訳ない程度で、それだけではゲームを思い浮かべることが出来ず置いてけぼりをくらうことに。好き嫌いで判断は出来なかったので★は3つにしました。再読するかと問われると悩ましいです。
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※このレビューにはネタバレを含みます
一穂さん家族ネタ好きですよね。BLとしてももちろん面白いんだけど、家族のあり方のお話だったのかなぁと。 雄二郎さんと香住さん夫妻が主役二人よりもインパクトがありました。 従兄弟で義兄弟、思い合いながら表向きは売り言葉に買い言葉の喧嘩ばかり。 素直になれない二人は一世一代の大勝負に出るが、その裏には突如現れた謎の男の差し金が…。 あっさん、こと雪の活躍ぶりがわくわく楽しい。 雄二郎さんに対して「息子」として複雑な思いを抱える二人の心情が物語の鍵として印象的。 模範通りの良い父親ではないし、そこに反発する逸も、自分を救ってくれた恩人で師匠として慕う一哉もわかるんだ。 二人とも自慢の息子、と胸を張る雄二郎さん、ろくでもなくても夫として心から愛して信頼している香住さんは良い夫婦です。 やっぱりこの二人が強すぎて主役二人が霞んでしまう。 これは文庫本ののちのお話ですが、天涯孤独になってしまった一哉が初めて家に招かれるシーンの回想場面がとても好きです。 のちに書かれた一哉のお母さんの墓参りのお話はファンブックに入るのかな。 一哉の心情に胸打たれるとても好きなエピソードです。 香港、カジノという題材が一穂さんにとって強く希求される物語のピースなんだなぁ。 どうもそこに乗り切れないので個人的にドツボかというとちょっとうーーーんですが、キャラクターの会話の妙は鮮やかで楽しい、安定の一穂ワールドでした。 スピンが出ているのを知っていたので社長と芦原先輩にもなんやかやあるのねとそわそわニヤニヤ。ワンダーリングもこれから続けて読みます。
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一穂さんお得意のお仕事BL。今回はカジノ、ポーカーに人生を賭ける男たち…って感じかな。 面白かったけど、何故かあまり入り込めず( ・ω・) 一哉と逸の対決や最後のラスボス(違う)との大勝負とか…かなりスリリングで面白かったけど、なんだか二人の関係性にモヤモヤしてずっと引っ掛かっ...
一穂さんお得意のお仕事BL。今回はカジノ、ポーカーに人生を賭ける男たち…って感じかな。 面白かったけど、何故かあまり入り込めず( ・ω・) 一哉と逸の対決や最後のラスボス(違う)との大勝負とか…かなりスリリングで面白かったけど、なんだか二人の関係性にモヤモヤしてずっと引っ掛かっていた。 別に従兄弟だろうと兄弟だろうと構わないんだけど、二人の間にある父親の存在がスゴく邪魔で!ああいう人間は結婚しちゃいけない人種だと思ってるので、その存在に傷付いたり期待したりする逸と、諦めに似た状態になってる奥さんが気の毒で…。本人たちはもうそれで良いのかも知れないけど、個人的に嫌だったんだな。無視できない存在感の父親が(その人が発端な話でもあるし )、個人的に受け入れられなくて入り込めなかったのが敗因だなぁ(泣) 他は、意地っ張りだけど基本ラブラブな二人だし、ガキっぽさが抜けないガツガツした一哉と素直になりきれない逸は良いカップルだと思う。エロも多目で楽しかった♪ トータルで残念さは否めないけど、スピンオフも出てるのでそっちも読んでみたい。
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キャラも背景もいいんだけど、残念ながら上手くのれなかった。従兄弟兼義兄弟というのも設定としてはとてもおいしいのに、どうしてだろう。賭け事に興味がないのも一因なのか。 挿絵も良かったし内容も別に悪くはなかった。これといってないところが原因なのかもしれません。
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タイトルにもなってるし、カジノでのゲームの行方が物語や二人の関係を左右する重要なカギですね。説明追うのたいへんで、軽く流した部分もありましたが。 一穂作品は、こういう「小道具」の使い方が上手ですよね。 脇役の藤堂さんや香住さんも魅力的なキャラで楽しめました。 個人的には何かエ...
タイトルにもなってるし、カジノでのゲームの行方が物語や二人の関係を左右する重要なカギですね。説明追うのたいへんで、軽く流した部分もありましたが。 一穂作品は、こういう「小道具」の使い方が上手ですよね。 脇役の藤堂さんや香住さんも魅力的なキャラで楽しめました。 個人的には何かエロ2割増し(当社比)って感じしたんだけど…どうなんだろう^^;
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賭博モノかーと思って積んでたけど、読んでみたら珍しくパラレルな設定の日本が舞台の相変わらずの一穂節でしたわ! この間見たマルドゥックスクランブルもだけど、今一番洒落た賭博はポーカー!…なの
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一穂ミチの軽めのラブコメと言っていいのよね。 やはりさすが筆達者の作品。面白かったです。クライマックスでの絶体絶命なエピソードとちょっとしたどんでん返しも楽しかった。 逸と一哉の不器用なやりとりもいいですね〜(^^) 疲れてる時に読むのに最適な一冊。w
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一穂作品としては可もなく不可もなく。カジノのディーラーという珍しいお仕事BLというところかな。マカオ行きたくなるw
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※このレビューにはネタバレを含みます
東京に突如出現した公営のカジノ島。その広報として都庁から派遣された逸。そこで新進気鋭のディーラーとして働く従弟の一哉。 家族をものすごく愛しているけれど顧みず、放蕩の限りを尽くすギャンブラーの父親を反面教師として、逸は公務員という正反対な道を選び、それでも愛すべき存在の伯父にならって一哉はカジノの世界に飛び込んだ。対照的なふたり。 従兄弟だから、いっそ兄弟みたいなもんだから、決して素直にはこぼれ落ちない言葉。好きだからこそ、このまま一緒にいたら、きっと逸にひどいことをしてしまう。これ以上一緒にいられないと逸から離れる一哉。一緒にいられないのはもっと苦しいのに。 そんな一哉の想いに気付けずに、一哉は自分ではなく、自由に生きる父といることを選んだのだと、置き去りにされてしまったのだと逸は切なかった。それでも「行かないで。ずっとそばにいて」とは口にできない。例えそう告げたとしても、きっと一哉は行ってしまうのだから、素直に口に出すなんて悔しかった。 結果ずっと離れていることもできなくて、逸のそばに帰ってきたはいいけれど、自分ではない誰かが逸に触れるかもしれないことに耐えかねて、今度こそ逸の元を永遠に去ろうとする一哉。そんな一哉を取り戻すべく、逸は一世一代の大博打を打つ。 ふたりの感情が今に至るまでの過去エピはあまりないので、潜在的に両想いスタート前提で読まないと、えっいつから?、えっなんで?となってしまうのかも。私はそのあたり不思議なほどすんなりと読めてしまったので違和感は感じなかったけれど。 カジノというどこか非現実的な華やかな世界。光る脇キャラ。軽妙な会話。身内同士という背徳感も特になく、さらりと読ませる。私は結構楽しかったな~☆
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