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はやく名探偵になりたい の商品レビュー

3.3

28件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2024/08/15

烏賊川市シリーズ初の短編集。 コメディ色強めの5つ事件が収録。初っ端から、「そんなオチでいいんかい!」という結末で、「それアリ!?」みたいなのが続きます。 そんな事件を前にしても、無駄な知識と推理力を兼ね備えた名探偵・鵜飼は今作も大活躍。 ドラマ版の脚本を担当し、本作解説の福田雄...

烏賊川市シリーズ初の短編集。 コメディ色強めの5つ事件が収録。初っ端から、「そんなオチでいいんかい!」という結末で、「それアリ!?」みたいなのが続きます。 そんな事件を前にしても、無駄な知識と推理力を兼ね備えた名探偵・鵜飼は今作も大活躍。 ドラマ版の脚本を担当し、本作解説の福田雄一氏が言うように、良い意味で「くだらない」。でもそこが好きです。 「リアリティなんぞクソ食らえ」笑 表紙(新装丁)は「七つのビールケースの問題」の一幕。なんか和む。

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2024/01/20

烏賊川市シリーズ初の短編集です。今回は鵜飼探偵と流平くんのコンビ、ぽんこつ感満載ですが、事件は解決していきます。第5話の動物目線も面白かったです。朱美さんは登場しませんが、夢ヶ丘の酒店の看板娘らしき吉岡沙耶香ちゃん初登場です。

Posted byブクログ

2023/09/25

東川篤哉の連作ミステリ作品集『はやく名探偵になりたい』を読みました。 『館島』、『仕掛島』に続き、東川篤哉の作品です。 -----story------------- 人をイラつかせる無神経な言動と、いいかげんに展開する華麗な(?)推理。 鵜飼杜夫は、烏賊川市でも知る人ぞ知る自...

東川篤哉の連作ミステリ作品集『はやく名探偵になりたい』を読みました。 『館島』、『仕掛島』に続き、東川篤哉の作品です。 -----story------------- 人をイラつかせる無神経な言動と、いいかげんに展開する華麗な(?)推理。 鵜飼杜夫は、烏賊川市でも知る人ぞ知る自称「街いちばんの探偵」だ。 身体だけは丈夫な助手の戸村流平とともに、奇妙奇天烈な事件解決へと、愛車ルノーを走らせる。 ふんだんに詰め込まれたギャグと、あっと驚く謎解きの数々。 読めば読むほどクセになる「烏賊川市シリーズ」初の短編集。 ----------------------- 2008年(平成20年)から2011年(平成23年)に発表されたた作品を収録して、2011年(平成23年)に刊行された、架空の地方都市・烏賊川市を舞台に繰り広げられる本格ユーモア・ミステリ・烏賊川市シリーズの第6作です。  ■藤枝邸の完全なる密室  ■時速四十キロの密室  ■七つのビールケースの問題  ■雀の森の異常な夜  ■宝石泥棒と母の悲しみ死に至る全力疾走の謎  ■解説 福田雄一 はた迷惑な奴らリターン? 名探偵の条件… 気力・体力・変人あしらい、、、 そしていかがわしい依頼が舞い込む町在住であること! 烏賊川市で探偵事務所をひらく鵜飼のもとには、なんとも不思議な事件が持ち込まれる… 探偵見習い・流平とともに、いい加減に華麗な推理と、ずっこけチームワークで難事件を次々解決? 2011年本屋大賞受賞、東川篤也の大人気烏賊川市シリーズ最新作! 本作は迷探偵の鵜飼杜夫と助手の戸川流平のコンビが事件を解決する展開… 珍しく、ビルオーナーの二宮朱美や烏賊川市警察署の砂川警部と志木刑事は登場しませんでしたね、、、 短篇集なのでバラエティに富んだ事件が愉しめましたねー 相変わらず、テンポの良い展開とユーモアと本格のバランスが絶妙で、クセになる面白さです。 どの作品も面白かったですが… イチバン印象に残ったのは『宝石泥棒と母の悲しみ死に至る全力疾走の謎』かな、、、 盗まれたルビーの隠し場所よりも… 語り手の正体がねー 巧ーくミスリードさせられましたねー 良くできた叙述トリックでした。 それ以外にも、 倒叙モノの『藤枝邸の完全なる密室』の、犯人が気付いていない密室… それに雪が絡んで、トリックが暴かれる展開は見事でした、 『七つのビールケースの問題』の自動販売機とビールケースを利用した犯行も面白かったですね、 どの作品も面白かったなー 次も東川篤哉の作品を読もうと思います。

Posted byブクログ

2023/04/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「藤枝邸の完全なる密室」★★★ 「時速四十キロの密室」★★ 「七つのビールケースの問題」★★★ 「雀の森の異常な夜」★★★ 「宝石泥棒と母の悲しみ」★★★★

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2022/11/23

普段、あまりミステリーを読まない人にはおすすめです。 ライトな書きぶりで、セリフから人柄が分かるような書き方をしてるなと思いました。女子高生のセリフが嫌に耳につく感じがして、一度読めばまぁいいかな。 短編集なので手が出しやすいです。 同じシリーズの長編はよく読んでいましたが、...

普段、あまりミステリーを読まない人にはおすすめです。 ライトな書きぶりで、セリフから人柄が分かるような書き方をしてるなと思いました。女子高生のセリフが嫌に耳につく感じがして、一度読めばまぁいいかな。 短編集なので手が出しやすいです。 同じシリーズの長編はよく読んでいましたが、ライトすぎたかもしれません。 トリックはいつもの東川さんです。 あとがきが福田雄一さんで、イメージにぴったりでした。

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2022/11/10

「藤枝邸の完全なる密室」 密室の謎は解けない。 もっと用意周到に全てを行っていれば、誰も気付かず自殺として処理されていたのでは。 「時速四十キロの密室」 誰も近づけない場所。 物的証拠もなければ、映像などに残っているわけでもないから仮説の一つということか。 「七つのビールケー...

「藤枝邸の完全なる密室」 密室の謎は解けない。 もっと用意周到に全てを行っていれば、誰も気付かず自殺として処理されていたのでは。 「時速四十キロの密室」 誰も近づけない場所。 物的証拠もなければ、映像などに残っているわけでもないから仮説の一つということか。 「七つのビールケースの問題」 無くなってしまった。 盗まれても仕方ないと思えるものではあるが、犯罪の隠蔽に使われたとなると別だよな。 「雀の森の異常な夜」 一人の犯行ではない。 思わずとってしまった行動が、まさかそんな結果を生むことになるなんて考えないだろ。 「宝石泥棒と母の悲しみ」 勘違いし続けていた。 酔っ払って記憶を失っていたからこそ、重要な部分の情報が一切でてこなかったのだろ。

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2022/11/09

大好きなシリーズ☆なんだけど…短編集だからかなんかなぁ…イマイチトリックがしっくり来ない。ちょっと無理やりすぎないかという印象。でもとにかくクスッと笑ってしまう箇所が多々あり☆やっぱり好きな作家さんの1人です。

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2022/09/13

烏賊川市シリーズ6冊目の短編集。朱美とさくらの登場はない。 今回も鵜飼と流平の平常運転のドタバタギャグミステリー。(ってか、さくらがいるのにデレデレすんなよ、流平!) 「宝石泥棒と母の悲しみ」で、『僕』ことマー君語りになってることに違和感を感じたら…そういうことだったか。こんな...

烏賊川市シリーズ6冊目の短編集。朱美とさくらの登場はない。 今回も鵜飼と流平の平常運転のドタバタギャグミステリー。(ってか、さくらがいるのにデレデレすんなよ、流平!) 「宝石泥棒と母の悲しみ」で、『僕』ことマー君語りになってることに違和感を感じたら…そういうことだったか。こんなミスリードがあったとは。

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2022/04/21

短編集。好敵手の烏賊川市警の砂川警部は登場もせず、鵜飼探偵と流平君がフワッと事件を解決する。ある意味、著者のトリック構築の実験的な作品という印象を受けた。カバーデザインにもなった丸吉酒店の看板娘や、悲しい結末を迎えた「雀の森の異常な夜」の絵理お嬢様が良い味を出している。探偵事務所...

短編集。好敵手の烏賊川市警の砂川警部は登場もせず、鵜飼探偵と流平君がフワッと事件を解決する。ある意味、著者のトリック構築の実験的な作品という印象を受けた。カバーデザインにもなった丸吉酒店の看板娘や、悲しい結末を迎えた「雀の森の異常な夜」の絵理お嬢様が良い味を出している。探偵事務所の大家・朱美も、さくらお嬢様も出てこない……時系列が不明なパラレルワールド的作品だった。

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2021/11/26

烏賊川市シリーズ⑥ 今回は5編の短編という事もあり、いつもより鵜飼さんと流平君のギャグの応酬が割増してました。が、ミステリーとしても事件発生から解決のプロセスまでしっかり読ませてくれます。『腕、ちぎれます!立て札、折れます!腕、ちぎれます!立て札、折れます!腕、ちぎれる!立て札、...

烏賊川市シリーズ⑥ 今回は5編の短編という事もあり、いつもより鵜飼さんと流平君のギャグの応酬が割増してました。が、ミステリーとしても事件発生から解決のプロセスまでしっかり読ませてくれます。『腕、ちぎれます!立て札、折れます!腕、ちぎれます!立て札、折れます!腕、ちぎれる!立て札、折れる!』が爆笑!それにしても流平君、命がいくつあっても足りない…大家さんの登場がなし。

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