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芦原英幸正伝 の商品レビュー

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2018/05/29
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※このレビューにはネタバレを含みます

これはひどいなぁ。 空手の世界のことは良く分からんけど、芦原英幸という人がどんなに素晴らしいかを語るために、色んな人を悪人に仕立て上げたり、サンシタに見せかけたり、やってることはこの本で批判している「空手バカ一代」と同様なのかも。 ガールフレンド(名前も出さない)とやらの話が論拠になったり、ソ連製トカレフに安全装置がついていたり、ちゃんと取材したのかどうかも分からん内容が多く、「正伝」と名付けたその自信が逆にオモロいくらい。 なんだか週刊実話とかアサヒ芸能のヤクザ抗争のルポを読んでいるような薄っぺらさ猥雑さが漂う。そういうゴロツキライターみたいなヤツが書いた恫喝的な雑分も、ある種オモロい読物ではあるんだが。また古くは力道山刺殺事件等、こういう世界には、そっち側のアヤしさが似合うのも事実。 「空手や武道をする人の多くはこんなヤクザまがいではないですよ」と武道を真剣にやっている人が読んだら、きっと悲しい思いをする本だろうな。

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2016/10/07

他の人のレビューを見たら、全く知らない人とかいうのがあって、もう時代が違っていることを痛感した。 ケンカ十段芦原英幸と言えば、「空手バカ一代」の後半の主役だったのに。

Posted byブクログ

2014/04/25

極真会館を破門になった武道家の一生涯。書評が良かったためまったく知らない人物だが読んだ。昭和の男たちの織り成す熱いドラマ。 著者は極真の黒帯で、主人公に私淑しているが、客観的にエピソードを重ねている。加えて著者の息子が現在の視点からあとを追っている。芦原英幸は極真黎明期の最強の人...

極真会館を破門になった武道家の一生涯。書評が良かったためまったく知らない人物だが読んだ。昭和の男たちの織り成す熱いドラマ。 著者は極真の黒帯で、主人公に私淑しているが、客観的にエピソードを重ねている。加えて著者の息子が現在の視点からあとを追っている。芦原英幸は極真黎明期の最強の人物だが、梶原一騎の空手バカ一代の主人公になったことで有名になり大山倍達の不興を買い破門となる。そのあと、四国を基盤に警察の逮捕術を取り入れたサバキと呼ばれる動きと極め投げ打撃を組み合わせた空手を完成させる。しかしそれはあまりに危険であり一子相伝すらできず、彼の病死の後は芦原会館はバラバラになり、結果的には途中で分裂した正道会館がその流れを最も引き継いでいる。こうやって書いているとまさに劇画。

Posted byブクログ

2014/02/14

不世出の天才空手家芦原英幸の軌跡がわかります。 読んでみると、その凄さが、ひしひしと伝わってきます。 それにしても、初代が亡くなると、跡目争いが起こるのは、どこの組織も同じですね。極真会館しかり。 残念なことです。

Posted byブクログ