ニンジャスレイヤー 聖なるヌンチャク の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『ニンジャスレイヤー』第2部第4巻。コミカルな道具立ての底流に流れるのは、相変わらずディストピアの閉塞感なのだけれど、ニンジャスレイヤー側だけでなく、ダークニンジャ側にも協力者や崇拝者が現れたことで、全体に虚無感は和らいだ感覚。 今巻で印象的なエピソードは、ザ・ヴァーティゴが本編に初登場する「ディフュージョン・アキュミュレイション・リボーン・ディストラクション」。読者からのお便りコーナーにのみ登場していたニンジャなのだけれど、ノンブル(ページ番号部分)や地の余白部分まで使って、本編と本編外を繋ぐ演出はメタ的で楽しい。
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