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自分のこころのトリセツ の商品レビュー

4.1

10件のお客様レビュー

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2022/06/07

内容もだけれど、本のデザインやイラストも良かったです。 下園さんの本、気になっていたのですが、予想通り!いい本でした。 また他の本も読んでみたい。

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2021/06/20

依存の対応。今はこれしかできないと認める。依存により起きるトラブルを提言する方法を考え実行する。落ち着いたときに自分を消耗させない快感の回路をさがす。自分を消耗させない快感の回路としての自然に触れること。ともかく寝ること。 スリップの時は、目標を短期に(日とか週とか)。パニックの...

依存の対応。今はこれしかできないと認める。依存により起きるトラブルを提言する方法を考え実行する。落ち着いたときに自分を消耗させない快感の回路をさがす。自分を消耗させない快感の回路としての自然に触れること。ともかく寝ること。 スリップの時は、目標を短期に(日とか週とか)。パニックの翌日は休む。寝る。動かない。仕事が休めなくなる対応。元気のあるうちに、休む予定を入れる。元気があるうちに断る練習をする。休む日は何もしない。(何も。家事の日ではない!)

Posted byブクログ

2018/08/07

副題が、「あなたの『困った』にやさしく効く自衛隊式メンタルレスキュー術」。 災害や紛争の現場で活動する自衛官たちが大きなストレスにさらされていることは、容易に想像できます。 著者は、そんな隊員たちのメンタルヘルスにたずさわる、自衛隊初の「心理幹部」です。 本書では、 ●困った...

副題が、「あなたの『困った』にやさしく効く自衛隊式メンタルレスキュー術」。 災害や紛争の現場で活動する自衛官たちが大きなストレスにさらされていることは、容易に想像できます。 著者は、そんな隊員たちのメンタルヘルスにたずさわる、自衛隊初の「心理幹部」です。 本書では、 ●困った感情や行動は、「原始人のころの本能」に基づく反応とみなせば、原因や性質が理解できる。 ●原因や性質を理解できれば、それらとうまくつき合う方法もみつかる。 という考え方を基本に、 様々な「困った」に対するアドバイスが紹介されています。 また、上記の「原始人モード」の説明には、別の長所もあります。 カウンセラーからこの「原始人モード」の説明を受けると、相談者は、「(本能なら)仕方がない」と現状に納得し、自分のことを責めすぎず、今度のアドバイスも受け入れやすくなるのだそう。 「原始人モード」理論の強度は、正直私にはわかりませんが(著者がカウンセラー育成のためにカウンセリングを学ぶにあたって、十分な準備期間が与えられなかったと書かれているので)、この本を読んだ結果、気持ちが楽になる箇所がたくさんありました。 その中から、中学生の頃の自分が知っていたら良かったねと思う部分をいくつか。 ●「子どもの心の強さ」と「大人の心の強さ」: 人は大人になるにつれ、努力や我慢という「子どもの心の強さ」だけでなく、困難をやりすごしたり他人に頼って解決するという「大人の心の強さ」が必要になる。 ●状況を変えたいときには、「7対3」のバランスで: 完ぺきに変化することを目指して、「10対0」で今の状態をすべて否定することは、これまでの自分を守ってきてくれた自分(=今の状態)を、その貢献を無視することになる。 結果、最初のうちは「今の状態」を0に抑えられても、「変化(進化)」への疲れや不安に対応しきれず、長期的には元に戻ってしまう(=変化できず、自信もなくなる)。 一番良い目標バランスは、「7対3」。 「今の状態」と「変化」のどちらが7でどちらが3でもいい。 欲張って「8対2」や「9体1」にすると、デメリットが急増するので注意。 ●人は不必要な悩みを抱えがち: 人は誰でも、 (1)仲間を作ること (2)愛されること (3)能力をつけること (4)群れの中で一番になること の4つが気になってしまうもの。 なぜなら、これらは「個の保存」と「種の保存」(生き延びて・子孫を残す)という本能の最終目標に直結した中間目標だから。 でも、この4つの中間目標は達成しにくい。 しかも、現代では「生き延びて子孫を残す」という最終目標自体が、昔より達成しやすくなっているため、中間目標の達成はあまり必要ではなくなっている。 つまり、(現代)人は不必要な悩みにとらわれがちな生きものなのである。 ●打たれ弱い人は、困ったら、人の力を借りて、素早く「手当て」を: どんな失敗にも、3割くらいは「いいところ」(=間違っていない、ちゃんとできたところ)が隠れているので、相談することでそれを客観視する。 また、「尊敬しているあの人だったらどうする?」という視点で、辛かった出来事を思い出し、自分がそれを実行しているところを「次はこうしよう」と想像して、良いイメージで締めくくる。 ●どうにもならないことが7割: 何かを行うとき、準備や努力でコントロールできることが3割、予測不可能でどうにもならないことが7割。 つまり、30点取れたら最低限の義務は果たしたといえる。

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2018/01/31

 陸上自衛隊でメンタルヘルス教官を務める著者は、戦闘や災害支援時などの極限のストレス対処教育に長い経験を持つ。  「サイアク」と思ったら、本能的な「原始人モード」に照らす。個や種の保存のための4つの中間目標、大人と子どもの心の強さや「7対3のバランス」を意識する。  「自分の弱さ...

 陸上自衛隊でメンタルヘルス教官を務める著者は、戦闘や災害支援時などの極限のストレス対処教育に長い経験を持つ。  「サイアク」と思ったら、本能的な「原始人モード」に照らす。個や種の保存のための4つの中間目標、大人と子どもの心の強さや「7対3のバランス」を意識する。  「自分の弱さと向き合う」、「感情をコントロールする」の各章へと続き、それぞれ16ずつの項目に分けて、不安や弱音、怒りなどに対しての対応が説明なされる。  苦しい感情は本能からくる自然なこととまず受け止めて、自分を味方に無理なく回復する。最後の章では人間関係と向き合う方法にも言及され、様々な場面で適用できそうなのである。

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2017/06/18

イライラ、怒り、不安など、働いていると日常的に起こる感情と、どう向き合い、対応していけば良いか。 当たり前だが、疲れたら休む事。 近くにこの本を置いておく事でたまにコントロールできているか思い出せたら良いなと思いました。

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2016/11/22

読書録「自分のこころのトリセツ」4 著者 下園壮太 文 柳本操 出版 日経BP社 p21より引用 “ たとえば、よく、「自分はネガティブ思 考だ」と言う人がいますが、もともと人間は ネガティブにできているんです。  なぜなら、快感はすぐに忘れても命の危険 はありませんが、不快...

読書録「自分のこころのトリセツ」4 著者 下園壮太 文 柳本操 出版 日経BP社 p21より引用 “ たとえば、よく、「自分はネガティブ思 考だ」と言う人がいますが、もともと人間は ネガティブにできているんです。  なぜなら、快感はすぐに忘れても命の危険 はありませんが、不快感は命を脅かす危険と つながっている可能性があるからです。” 目次から抜粋引用 “「原始人」に照らし合わせればすべての悩みのナゾが解ける  「サイアク」と思ったとき役立つ「こころのトリセツ」  「自分の弱さ」と向き合うために  日々の生々しい感情をコントロールするために  身近な「人間関係」と向き合うために”  自衛隊メンタルヘルス教官である著者によ る、気持ちの調子が悪い時の対処法について 記した一冊。  ストレスと原始人の本能の関係から個々の 気持ちの具合に対する方策まで、インタ ビューを文章化してまとめてあります。  上記の引用は、現代の環境と原始人の本能 について書かれた部分。 物事は前向きに明るく考えよう、とか、ポジ ティブであることがいいことばかりなように 言われることもありますが、命に関わるよう なことに関しては、あまり前ばかり向いて考 えるのも危険なのかもしれませんね。  心の疲れは、眼に見えないことも多いで しょうから、疲れた時は休むという単純な事 も、気軽に出来る人はそんなに多くないよう な気がします。 つい最近も、大手の新入社員が過労で亡くな られていますし。いい大学を卒業し、いい会 社だと思って就職したのでしょうに。 ーーーーー

Posted byブクログ

2016/02/13

心の病気に関して、原始時代の動物の本能に遡って例を上げたり、メカニズムを説明するところが分かりやすかった。 感情は単純な仕組みで湧き上がるようになっている。 人間社会が複雑にしているのかな。。。

Posted byブクログ

2014/04/29

この方の書籍は基本的に好き。今回も良い本だった。ただ、少し片寄った意見も垣間見えるが、致し方ないのかなと。タイトル通り、自分が悩みに直面したときにどのように行動するればいいのか、ヒントになる。

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2014/04/04

この本の作りは実に面白い。 著者は陸上自衛隊に所属する心理幹部の方。 この方自身、心理カウンセリングに興味を持って志願したわけではない。 ある日突然、命令が下りて、民間の学校に通い、命令の通り、自衛隊に戻って講義をするという不思議な経歴の持ち主。 でも数多くの心理学の本を読んだ...

この本の作りは実に面白い。 著者は陸上自衛隊に所属する心理幹部の方。 この方自身、心理カウンセリングに興味を持って志願したわけではない。 ある日突然、命令が下りて、民間の学校に通い、命令の通り、自衛隊に戻って講義をするという不思議な経歴の持ち主。 でも数多くの心理学の本を読んだけど、読みやすいんだよね。 なんで?と思ったら、ライターは別という仕掛け。 ライターがインタビューをして書き起こしたものだそうです。 表紙を見る限り思わなかったけど、読んでいくとウツに関する話が結構多かった。 「あれー、じゃ、あの時、私はウツで無意識だったけどあの時に対処したことは正しかったんだ」 ということが多かったので、治った今となっては、間違ってないという答え合わせが出来たと思う。 ちょっと厳しいかなと思うのは、基本は人間は原始時代の感情を持っているという軸で考えていること。 まぁ確かにと思う部分もあるけど、原始時代からもう何年?と思うと、こじつけが多いかな。 そんなに原始時代のDNAって未だに残ってる??? この本では何度も繰り返すけど、ココロが疲れたら、ウツだったら、「レールから外れて休んでいいんだよ」「レールから外れるのを怖がってがむしゃらにすることが間違ってるんだよ」ってことはもっと早く知りたかったかもしれない。 大丈夫、今、外れてもまた戻れる。 これをあの時の自分に言いたい。

Posted byブクログ

2014/01/04

仕事用のみならず、自分自身のためにも手元に置いて熟読したくなる心理学の本。他の同系統の本よりも、納得のいく内容。 医療関係に勤務している若い友人たちにもぜひ読んでいただきたい一冊。

Posted byブクログ