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小山薫堂が90歳のおばあちゃんに学んだ大切なこと の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2022/08/19

「朝起きたらいつも、『おおきに、また目覚められて』って言うわ。」 「落ち込むのは自分のことしか考えていない証拠。 落ち込まへんようにしなはれ。なるようにしかならへんのやから。」 「要領ようしたって、湿布薬を貼るようなもの。貼っているときは気持ちええけど、取れてしもたら同じこと...

「朝起きたらいつも、『おおきに、また目覚められて』って言うわ。」 「落ち込むのは自分のことしか考えていない証拠。 落ち込まへんようにしなはれ。なるようにしかならへんのやから。」 「要領ようしたって、湿布薬を貼るようなもの。貼っているときは気持ちええけど、取れてしもたら同じことや。」 清滝かぁ〜そらまた遠いところやな… でも親戚が花脊に住んでいて、読みながらその里山の風景を思い出した。 秋山おばあちゃんによる、説教というか説法というか。 会ってみたいなぁ。まだお元気なんかなぁ。

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2021/12/14

実際におばあちゃんと対話しているような、優しい感覚を得られる本。 「うんうん!分かったよ!」 って素直になれる時と、 「おばあちゃん、私はそうは思わない!」 と反論したくなる時もあるけど、 それがまた楽しかった。

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2016/03/14

90年、誠実に生きてきた人の言葉には、重みがあります!感謝と謙虚、そしてしょうもないことで怒らんことですね(^-^)偉そうにものを言う人がおるけど、そんなんに腹を立てたらあかん。自分一人では何もできひん。自分だって賢いことないのに、賢いと思っているから、人のことに腹が立つのや。そ...

90年、誠実に生きてきた人の言葉には、重みがあります!感謝と謙虚、そしてしょうもないことで怒らんことですね(^-^)偉そうにものを言う人がおるけど、そんなんに腹を立てたらあかん。自分一人では何もできひん。自分だって賢いことないのに、賢いと思っているから、人のことに腹が立つのや。そやから怒らんことよ!それでもな、むしゃくしゃしてどうしようもないときは、信用できる人に愚痴を言ったらええ。それで気持ちも落ち着くわ。

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2015/05/15

おかげさま。 落ち込むのは自分のことしか考えていない証拠。 人間の力ではどうすることもできんことが、この世の中にはあるんや。 ほえー。 優しい語り口調で、簡単にかつ人生のポイントを端的に押さえてて胸があったかくなる。

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2014/09/12

おばあちゃんの言っていることは、本当になにげなくて、読む人によっては、言葉が響いてこないかもしれない。でも、そこをそらさずに真正面から受けていくと、いろいろな言葉に通底する、大切な何かを感じることになる。おばあちゃんの基本的な姿勢が、都会人よりも、いや僕ら現代人一般もそうだと思い...

おばあちゃんの言っていることは、本当になにげなくて、読む人によっては、言葉が響いてこないかもしれない。でも、そこをそらさずに真正面から受けていくと、いろいろな言葉に通底する、大切な何かを感じることになる。おばあちゃんの基本的な姿勢が、都会人よりも、いや僕ら現代人一般もそうだと思いますが、そういう僕らよりも最初はずれて感じられるんですね。でも、読んでいるうちに、ずれているのは大勢を占めているはずの自分たちのほうじゃないかという気がしてきて、確信に変わったりします。 人間本来のというとおおげさで、きっと日本人本来のといったほうが近づけると思うのです。そういう本来の、日本の環境や風土と溶け合うような生を知っているおばあちゃんなんだろうなぁと思います。かといって、人間社会にうといわけではないです。人間関係のあれこれも知っているからこそ、辿りついている考え方だと見受けられるような言葉もあります。

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2014/03/30

おばあちゃんの知恵袋、なんて言葉がある。いつも疑問に思うのは、人はおばあちゃんになると(ならない人もいるが)、自動的に知恵袋が生まれるのだろうか、ということ。 本書は「おばあちゃんは天使かもしれない」という冒頭から始まる。この「おばあちゃん」は、登場する個人を指しているふうだけど...

おばあちゃんの知恵袋、なんて言葉がある。いつも疑問に思うのは、人はおばあちゃんになると(ならない人もいるが)、自動的に知恵袋が生まれるのだろうか、ということ。 本書は「おばあちゃんは天使かもしれない」という冒頭から始まる。この「おばあちゃん」は、登場する個人を指しているふうだけど。おばあちゃんはどうやって天使になるのか。知恵袋を持てるのか。いまオバちゃんな人も、ちゃんとおばあちゃんになれるのか。 この本のおばあちゃんぶりを見ると、なにかもう、現代日本人はおばあちゃんになれないのではないか、そういう不安もよぎる。けれど、現実にまだこういうおばあちゃんはいるわけだし、僕だってならないと思っていたオッサンになった。おばあちゃんをつくっているのは、やはり人生経験である。そして、おばあちゃん依存したところで自分の経験になるわけではない。おばあちゃん依存を読書依存に置き換えれば、自分にドッキリする。ありがとうおばあちゃん。

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