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文系のためのエネルギー入門 の商品レビュー

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19件のお客様レビュー

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2021/11/05

UCバークレーの教授によるエネルギーについての講義録だった。再生可能エネルギーや化石燃料などの説明がとてもわかりやすくまとめられていて、政策の観点からも考えられていてとても参考になった。

Posted byブクログ

2020/04/02

今、世界で起きている争いの原因の一つとして、原油・天然ガス等のエネルギー資源が挙げられるのは疑いようがない。本書では、理系の知識がなくとも、石炭・火力・原子力の既存のエネルギーや、太陽光発電・水素発電などの代替エネルギーのメリットやデメリット、関連して地球温暖化について分かりやす...

今、世界で起きている争いの原因の一つとして、原油・天然ガス等のエネルギー資源が挙げられるのは疑いようがない。本書では、理系の知識がなくとも、石炭・火力・原子力の既存のエネルギーや、太陽光発電・水素発電などの代替エネルギーのメリットやデメリット、関連して地球温暖化について分かりやすく説明している。エネルギー問題は一般市民にとっても生活に直結する話でもあり、ある程度の素養と知識を身に着けておく必要がある。

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2018/10/11

PHYSICS FOR GOVERNMENT DECISION MAKER Everything There Is To Know About Energy http://www.hayakawa-online.co.jp/

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2018/06/27

世界が抱えるエネルギー問題について判りやすく書かれている本です。日本でも東日本大震災以降、原子力発電の安全性を疑問視する世論の強い後押しや地球温暖化の対策としての二酸化炭素排出削減の為の太陽光や風力等の自然エネルギー活用に向けた動きが活発化しましたので、当書籍を読む事でこれらの問...

世界が抱えるエネルギー問題について判りやすく書かれている本です。日本でも東日本大震災以降、原子力発電の安全性を疑問視する世論の強い後押しや地球温暖化の対策としての二酸化炭素排出削減の為の太陽光や風力等の自然エネルギー活用に向けた動きが活発化しましたので、当書籍を読む事でこれらの問題についてもっと身近に感じられると思います。

Posted byブクログ

2020/04/03

エネルギーの話で最も難しいのは、どんどん情報が新しくなっていくことである。 この本も然り。 すでに、イニシャルも太陽光の方が安いからね・・・

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2014/12/08

大学図書館より借りる。 「世界の未来を担うリーダーたちが適切な決断を下すためには、どうしてもエルネギーの基本的な知識が必要だ(p11)」とのこと。文系人間として2つの関心から読み進めた。①世界のエネルギー問題の今について ②バークレーではどのように①を教えているのか?  ①につい...

大学図書館より借りる。 「世界の未来を担うリーダーたちが適切な決断を下すためには、どうしてもエルネギーの基本的な知識が必要だ(p11)」とのこと。文系人間として2つの関心から読み進めた。①世界のエネルギー問題の今について ②バークレーではどのように①を教えているのか?  ①については「私たちが消費するエネルギーの4分の3は無駄使い(p46)」や「原発を止めた日本はどうすればいい?(p87)」、「地球温暖化の真実(p91)」など学べた。②については「エレベーター・スピーチ」でオバマ大統領を想定してエネルギー政策を提案させるなど、なるほどなぁだった。

Posted byブクログ

2014/07/21

今世界で最も重要な問題のひとつがエネルギー問題だということに異議を唱える人はいないだろう。本書はカリフォルニア大学バークレー校の物理学教授リチャード・ムラーの講義に基づいて書かれたもので、現在使われているエネルギーと次世代に期待されているエネルギーについて、その実用性や問題点など...

今世界で最も重要な問題のひとつがエネルギー問題だということに異議を唱える人はいないだろう。本書はカリフォルニア大学バークレー校の物理学教授リチャード・ムラーの講義に基づいて書かれたもので、現在使われているエネルギーと次世代に期待されているエネルギーについて、その実用性や問題点などを詳しく検証し、なぜ、エネルギーについて学ぶ事が大切なのかを述べている。 エネルギー問題には文系も理系も無いが、「文系のための」とあるのは、この講義を理解するためには物理学や化学の難解な理論や計算式などの知識は必要としないという事だろう。  石油、石炭、天然ガス、原子力などの現在主に使われているエネルギーの問題点や、次世代に期待される太陽光、風力、バイオ燃料、水素、地熱などの実用性について検証すると、エネルギー問題には「エネルギーの安定供給」と「地球温暖化」という対立する2つの課題があることがわかる。そして二酸化炭素削減で今後最も期待できるアイデアは、二酸化炭素排出量の少ない発電方法への移行ではなく、ロスのない送電網システムの整備や更に燃費の良いエンジンの開発などによる省エネルギーだ。  地球温暖化対策は先進国だけではなく、中国やインドなどの新興国でも取り組める方法を取らないと意味が無いという主張には納得できる。地球温暖化で最も良くないのは、地球環境が変化することで各国の生産性が変化し、それが原因で戦争が起こるだろうという事だとは斬新な意見だ。  エネルギー問題には政治的信条が持ち込まれることが多いが、先ず自分で科学的に正しく問題を理解し、数値を確かめ、よく考えて判断を下すことが大切であり、政治的信条はその後で持ち込むものだというのがこの講義のポイントだ。 これからますます重要になるエネルギー問題について、正しい理解と判断ができるように、正しい知識を身につけて欲しい。

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2014/07/06

レベルとしては、中高生レベルですが、エネルギー問題を科学的かつ政治的に軸をもって論じており、大変勉強になりました。特に、エネルギーの単位感はとても参考になりました。 キーポイント ・天然ガス革命、日本では?? ・1%の漏れで天然ガスは温暖化大。 ・温暖化傾向と二酸化炭素濃度は連動...

レベルとしては、中高生レベルですが、エネルギー問題を科学的かつ政治的に軸をもって論じており、大変勉強になりました。特に、エネルギーの単位感はとても参考になりました。 キーポイント ・天然ガス革命、日本では?? ・1%の漏れで天然ガスは温暖化大。 ・温暖化傾向と二酸化炭素濃度は連動している。 ・異常気象と温暖化は連動している? ・太陽光の普及は中国の生産革命もある。 ・日本の発電40gアメリカ500g中国のパネル2g。 ・送電損失7%、アメリカの場合。 ・cop15は新興国いれないと全くむだ。

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2014/04/21

◆いま問題になっているエネルギーと気候変動(地球温暖化)についてのごく基本的な知識を与え、その問題をさらに考えてゆく講義(全5回)です。 ◆エネルギーをつくるのは一部の技術者かもしれませんが、それを選ぶ政治家や一般市民は当然そうではありません。この本が対象としているのはまさに一...

◆いま問題になっているエネルギーと気候変動(地球温暖化)についてのごく基本的な知識を与え、その問題をさらに考えてゆく講義(全5回)です。 ◆エネルギーをつくるのは一部の技術者かもしれませんが、それを選ぶ政治家や一般市民は当然そうではありません。この本が対象としているのはまさに一般市民、専門的知識を持たない人たちです。説明されただけではわかりづらいこと(温室効果ガスってなに? とか)を実験で紹介したり、物の大きさを比較でたとえたり(原子に対する原子核の大きさは、アメフトスタジアムと1匹の蚊ほどの違い、など)、分かりやすく伝えてくれる本です。 * メモ * ◆エネルギーの選択はいますぐにでも選択を迫られる課題。選択の際に生じる問題のひとつは、エネルギーの調達と地球に対する負担が相反することがあるということ。天然ガスのように、エネルギー自体はクリーンでも採掘の段階に問題があったり、原子力のようにリスクに関して議論のあるものもある。 ◆「ネガワット」とは、節電することによって必要なくなった電力のことを指す造語。いちばんの代替エネルギー。 ◆地球温暖化は事実である。しかし、ほとんどの気候変動は地球温暖化と関係ない。 → なんでも地球温暖化のせいにしてしまいがちだけど、気候変動と区別しなければいけない。ひとは、物事の原因をある一つの物事に帰してしまいがち。あぶない考えだと思った。

Posted byブクログ

2014/04/13

Physics for government decision makers 訳すとどうもつまらない

Posted byブクログ