ジョン・マン 青雲編 の商品レビュー
マサチューセッツ州フェアヘブンのホイットフィールド船長宅で暮らし始める最初の3カ月半が描かれる。2カ月間を地元の小学校に通って英語、数学、理科を学び、その後バートレット・アカデミーを受験する。 偏見や差別はもっと過酷だったのではないかと思うのだが、比較的さらっと描かれて、理解ある...
マサチューセッツ州フェアヘブンのホイットフィールド船長宅で暮らし始める最初の3カ月半が描かれる。2カ月間を地元の小学校に通って英語、数学、理科を学び、その後バートレット・アカデミーを受験する。 偏見や差別はもっと過酷だったのではないかと思うのだが、比較的さらっと描かれて、理解ある周囲にサポートされ、また万次郎の勤勉さと潜在能力で軽々克服してしまい、少々、拍子抜け。本当の差別は、上位学校に進んでからの次巻かもしれないが。
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年下の子供たちとも小学校で仲良く学ぶ万次郎の柔軟な生きる姿勢に感心しました。又、ホイットフィールド船長の教会に対立しても万次郎とともにいてくれる優しさに感動するとともに、こういう人に助けてもらった万次郎はつくづく運がいいと思いました。
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まるまる回想だったのは前巻だっけ?前巻って何編だ?数字も付けて呉れよ~ニューベッドフォードから川を隔てたフェアヘブンの船長宅に戻った万次郎はチャンスとデイジーの歓迎を受けたが,教会から敬遠され,シーフードレストランとアカデミーの教授からは大歓迎された。その前には小学校卒業資格が必...
まるまる回想だったのは前巻だっけ?前巻って何編だ?数字も付けて呉れよ~ニューベッドフォードから川を隔てたフェアヘブンの船長宅に戻った万次郎はチャンスとデイジーの歓迎を受けたが,教会から敬遠され,シーフードレストランとアカデミーの教授からは大歓迎された。その前には小学校卒業資格が必要だが,多くの子どもら歓迎されながら,ピートという大柄な12歳だけが突っかかってくる。駆けっこで負けた万次郎はチャンスをコーチにしてトレーニングを重ね,遂に同着まで持ってきた。パートレット・アカデミーの応募資格は17歳以上だが,特例として受験が許され,3番の成績で合格したが,半年待たなくてはならない~細かくて良いんだけど,話が前後して疲れるのよね。アメリカ人の物言いや考え方まで高知県民みたいで違和感がありあり
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海の上ではないので、命をかけての出来事はありませんが、船長と小学校の暮らしは、マンジロウの誠実な人柄のため、落ちついてさらさらと読めました。
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山本一力さんの描く『ジョン・マン』リシーズ第四弾です。 詳しい内容はムーミン2号さんがすでにレポをあげられていますので、 より詳細な内容を知りたい方はそちらをどうぞ。 江戸時代の終わりごろ、土佐の国から漁へでた万次郎。彼は遭難したところをアメリカの捕鯨船に助けられます。素直で利...
山本一力さんの描く『ジョン・マン』リシーズ第四弾です。 詳しい内容はムーミン2号さんがすでにレポをあげられていますので、 より詳細な内容を知りたい方はそちらをどうぞ。 江戸時代の終わりごろ、土佐の国から漁へでた万次郎。彼は遭難したところをアメリカの捕鯨船に助けられます。素直で利発な万次郎は乗組員からもかわいがられ、「ジョン・マン」とよばれていました。その船のホイットフィールド船長はジョン・マンを引き取り、アメリカのフェアヘブンで彼と生活を始めます。 捕鯨船に助けられてから、捕鯨を手伝って、あちこちの海を渡り歩いていたジョン・マンは16歳になっていました。陸の生活を送る間、何をするか。ジョン・マンはその素質もかわれ、英語の基礎をつけて航海学校へ行き、りっぱな航海士となるための教養を身につけることとなりました。 土佐では、ろくに読み書きもできす、その日暮らしをしていたジョン・マンですが、精神力はとても強い。アメリカで最初に味わった人種差別や日本人であることの偏見も、知恵と勇気で乗り越えていきます。自由と平等の国アメリカで、16歳のジョン・マンはすくすくと成長していくのです。 ジョン・マンの人生は遭難して180度変わりました。 素直さと持ち前の勉学心を最大限に発揮でき、 偉大な人物へと成長できたのは、 アメリカで生活出来たからかもしれません。 本当に運のいい、ラッキーボーイです。 この運のよさは、これから先の彼の人生でも現れることでしょう。 ここからが彼の青春。次の作品が待ち遠しいです。
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