独居老人スタイル の商品レビュー
紹介されている方々があまりにもぶっ飛んでいる人たちばかりで「老後の参考に、、」なんて手に取った人は呆気に取られそうな(私です) 足並み揃えて生きていきたくなってしまうけど、こんな人たちも世の中にいるんだなー
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小林聡美さんおすすめで読んでみた。 勤め人としていたって常識的に生きている私としては、かなりびっくりな人々。 92歳の老パフォーマーが裸になって、いすの上で三点倒立していたり。 ゴミ屋敷に住んでする明るい老人とか。 なんというか、若い時には迷いもあっただろうけれど、もはや...
小林聡美さんおすすめで読んでみた。 勤め人としていたって常識的に生きている私としては、かなりびっくりな人々。 92歳の老パフォーマーが裸になって、いすの上で三点倒立していたり。 ゴミ屋敷に住んでする明るい老人とか。 なんというか、若い時には迷いもあっただろうけれど、もはや我が道を行く!というモードに入り切った人たちの暮らしぶりに感嘆。 共通するのが、サブカルチャー、人の道からかなりはずれた、ボーダーライン、変人の極みみたいな人たちばかりが登場すること。筆者自身が自分の中にそんな要素を見ているんだろう。
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全くもって凄い本を読んでしまった。 独居老人のライフスタイルを取材した本なのですが、出てくる老人が揃いも揃ってパンキッシュ極まりない人々で、全国規模で見てもまずいない選抜メンバーです。 アーティスト、首吊りパフォーマー、スナックのママ、画家、ジャマイカファッションのショップ経営者...
全くもって凄い本を読んでしまった。 独居老人のライフスタイルを取材した本なのですが、出てくる老人が揃いも揃ってパンキッシュ極まりない人々で、全国規模で見てもまずいない選抜メンバーです。 アーティスト、首吊りパフォーマー、スナックのママ、画家、ジャマイカファッションのショップ経営者、つぶれた映画館を維持し続ける人、流し、漫画家、道化師etc… とにかくパワフルかつ自分でしか居られない人々のオンパレードでした。しょぼくれた老人なんて一人も出てきません。 一人である事に疑問を持つ暇もなくライフスタイルを貫く。しかも、肩肘張っているわけではなくあるがまま生きていて結果老人になっている人ばかりです。 写真も小汚いものが多いので、見たくもない人もいるでしょうが、僕的にはとてつもなくパワーをもらいました。 結局自分がどうあるべきかを世間と比べるからこそ、不幸せというものが押し寄せてくるわけで、本当に自分自身でいられさえすれば、年なんて何歳でも前を向いて生きていられるのかなと考えさせられました。 特に衝撃的だったのはダダカンさん。92歳という高齢ながら全裸での三点倒立をびしっと決めて股間丸出し。しかも昨日今日始まったわけではなく筋金入りのストリーキングの人なので、大阪万博の太陽の塔の下で全裸ダッシュをして警察に逮捕されるという経歴もあります。政治的なパフォーマンスでも有名な、身体表現をする芸術家なので、一般の感覚とは全く違うのですが、ではその一般とは何ぞやという話になります。 我々が縛られている「一般」とは「世間」とも言い換えられると思います。 この世間体というものに縛られて生きている僕たちも、もしかしたらもっともっと自由に生きていいのではないか。そんな風に思わせてくれる本です。 しかも、この本に出てくる人たち生き方はパンクなんですが、誰にも迷惑かけていないんですよ。それがまた意外です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
枡野浩一の「結婚失格」の中でこの本のことが書かれていた(多分)ので読んでみた。 後半はともかく、全般に出てくる写真がほとんど美しくない。 見なけりゃよかった~が多数。 あとがきにもあったが、結局『世間の思う老い方と戦う』 ことをしていない人たちが、それなりのスタイルで暮らしていることのレポートってこと。 独居老人が増えているのは、そのスタイルを望む人が多いってことなんじゃないかな。
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独居老人、というよりは変人老人の方が 中身を表していそうな感じ。 市井の、普通に生きてでも幸せな独居老人の 話を期待していたので肩透かし感。 変な人はそりゃ一人で大丈夫だろって言う… 鈴木ママ駒ヶ根出身とか‼︎
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ひとりぐらしのものすごく元気な老人たち、たいして裕福ではないけれど、小さな部屋で、好きなものに埋もれて、ストレスもなく、煩わしい人間関係もなく、将来への不安もなく、ようするに毎日を楽しそうに暮らしている。 一人暮らしはシンプルのイメージでしたが、結構たくさんの好きなモノに囲まれ...
ひとりぐらしのものすごく元気な老人たち、たいして裕福ではないけれど、小さな部屋で、好きなものに埋もれて、ストレスもなく、煩わしい人間関係もなく、将来への不安もなく、ようするに毎日を楽しそうに暮らしている。 一人暮らしはシンプルのイメージでしたが、結構たくさんの好きなモノに囲まれている、居心地よさそうな場所を持ってるっていうのが楽しめるひとつのポイントかも。
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16人の活躍をまとめた本だが,老人とは言えないようなバイタリティー溢れる行動に感心した.どの事例も素晴らしいが,特に「いそむら」の主人 磯村さんの話が良かった.一見さんは入れない酒場の由だが,ぜひとも訪れてみたい.
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「独居老人」という共通項で様々な人たちの人生や生活を紹介。型破りな生活をしている人もいれば流されるままそうなってしまったという人生もある。「好きに生きる」を貫いている人はやっぱりたくましいと思った。「孤独な老後」というイメージはほとんど無い。老後に不安を抱えている人ほど読んだほう...
「独居老人」という共通項で様々な人たちの人生や生活を紹介。型破りな生活をしている人もいれば流されるままそうなってしまったという人生もある。「好きに生きる」を貫いている人はやっぱりたくましいと思った。「孤独な老後」というイメージはほとんど無い。老後に不安を抱えている人ほど読んだほうがいいのではないだろうか。
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すごい人生を送ってきた老人ばかりで興味深い。 凡庸な生き方しか出来ない私にはちょっと羨ましい。けど真似はしたくないかな…
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「いま、世の中でいちばん情けない種族は『独居老人』ということになっている」。けれども、「独居老人って、そんなに憐れむべき存在だろうか」。本書は、常々そんなことを思っている著者による、1人暮らしの老人たちへのインタビュー集だ。 紹介される老人はみな、「若いときからずーっと好きだ...
「いま、世の中でいちばん情けない種族は『独居老人』ということになっている」。けれども、「独居老人って、そんなに憐れむべき存在だろうか」。本書は、常々そんなことを思っている著者による、1人暮らしの老人たちへのインタビュー集だ。 紹介される老人はみな、「若いときからずーっと好きだったものに埋もれて、仕事のストレスもなく、煩わしい人間関係もなく、もちろん将来への不安もなく」暮らしている。また彼(女)らには、家族とか常識とか世間といった、現代社会に蔓延する息苦しさから自由だという共通点もあるのだが、これって結構快適なのではないだろうか。 ページをめくるたびに、男女を問わず元気で個性的な老人が登場するのを見ていると、独居というスタイルは、どんどん窮屈になるこの国で生きのびるための、有効な選択肢なのかもしれないと思えてくる。
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