記憶のしくみ(下) の商品レビュー
第10章が読みたくて購入 ・加齢と記憶の減退 ・良性の老化性健忘症(物忘れ) ・アルツハイマー型認知症
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記憶に関わる脳神経科学および認知心理学の入門書に適しており,これが新書として読めるのは随分と幸運ではないだろうか。カンデル神経科学の前座として。元は徳島文理大学薬学部の修士課程のテキストらしい。 下巻 第6章 陳述記憶のためのシナプスにおける貯蔵メカニズム 第7章 短期記憶から...
記憶に関わる脳神経科学および認知心理学の入門書に適しており,これが新書として読めるのは随分と幸運ではないだろうか。カンデル神経科学の前座として。元は徳島文理大学薬学部の修士課程のテキストらしい。 下巻 第6章 陳述記憶のためのシナプスにおける貯蔵メカニズム 第7章 短期記憶から長期記憶へ 第8章 プライミング、知覚学習そして情動学習 第9章 技能、習慣および条件づけのための記憶 第10章 記憶と個性の生物学的基礎
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☆徳島文理大学薬学部で訳出。原典は2009のもの。 なぜ、薬学部がと思っていたが、最後の方にアルツハイマーとかあるので納得。
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短期記憶がどのようにして長期記憶になるのかが分子生物学的な解説で述べられている。シナプス結合が強化され記憶が長く保持される。シナプスが活性すると長期記憶をするために遺伝子にスイッチが入れられ、その結果として新たなシナプス結合が作られ長期記憶が形成される。心はどのようにできるかはま...
短期記憶がどのようにして長期記憶になるのかが分子生物学的な解説で述べられている。シナプス結合が強化され記憶が長く保持される。シナプスが活性すると長期記憶をするために遺伝子にスイッチが入れられ、その結果として新たなシナプス結合が作られ長期記憶が形成される。心はどのようにできるかはまだわからないが記憶は人間性を保持するための必須のものである。
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意識的に思い出そうとする記憶と無意識に行動にあらわれる記憶を巧妙に仕分けている海馬のメカニズムを、分子レベルで解き明かす!
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記憶というものは、脳のどこかに貯蔵されるような確固たるものではなく、シナプスの結合の仕方、電気信号の変化などで保存される流動的なもの、という事実。
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