デッドプール/パニシャー・キルズ・マーベルユニバース の商品レビュー
マーベル衝撃の作品。ブラックジョークに満ちたデッドプールと哀しさに覆われたパニッシャーを一緒にして刊行した、ヴィレッジブックスヤバい。パニッシャーのヒーロー批判は、何かと正義を掲げて人を殺すアメリカの皮肉にもとれる。
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デップーとパニシャーが、マーベルのヒーローからヴィランまでをただひたすらに殺しまくるというお話。 ハチャメチャなデップーよりは、切実なパニシャーの方がグッと来る感じですな。 まあ、あんまりにも強すぎだろうというのと、ちょっと、ネタ的に古いという気もしますが。しかし、非難ではなく...
デップーとパニシャーが、マーベルのヒーローからヴィランまでをただひたすらに殺しまくるというお話。 ハチャメチャなデップーよりは、切実なパニシャーの方がグッと来る感じですな。 まあ、あんまりにも強すぎだろうというのと、ちょっと、ネタ的に古いという気もしますが。しかし、非難ではなくて復讐まで突き抜けていっちゃうところがアメリカンな感じです。 アメコミって、読みにくいものも多いけど、デップーの翻訳されているのは、みんな読みやすい感じです。
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「キルズ・マーベルユニバース」などと物騒な名前の付く通り、マーベルキャラクターの皆殺しを目論むデッドプールの話。インパクト抜群の表紙の通り、とてもインパクトの強い内容だ。 日本版ではアイデア元となった「パニッシャー」の「キルズ・マーベルユニバース」が同時収録されているが、共通して...
「キルズ・マーベルユニバース」などと物騒な名前の付く通り、マーベルキャラクターの皆殺しを目論むデッドプールの話。インパクト抜群の表紙の通り、とてもインパクトの強い内容だ。 日本版ではアイデア元となった「パニッシャー」の「キルズ・マーベルユニバース」が同時収録されているが、共通して魅力となるのが、「強力なマーベルキャラクターをどのような手段を用いて殺害するか?」という点だろう。普段は頼もしいキャラクターたちなだけに、無残に殺されていく姿はそれはそれで面白い。ただ、デッドプールならばそれをコミカルに描くことも可能だろうに、あえてなのかそうでないのか、あまりそうは見えないので作風が合わない人も多いように感じる。 むしろ魅力的だったのは同時収録のパニッシャーの方である。凶行に走る原因はオリジナルのパニッシャーのオリジンをほんの少しずらしただけなのでパニッシャーというキャラクターがわかっていればすんなり受け入れられる。また、普段からヴィランを容赦なく殺害するキャラクターであるが故、ヒーロー殺害の時の方法論も違和感がない。そして本作限定の設定としてデアデビルを絡ませることによって、パニッシャーの内面描写もちゃんと深めているのだから隙がなく面白い。邦訳パニッシャー作品は少ないので、パニッシャーファンならばぜひ読んでほしい。
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パニッシャーに興味が出たためにタイトルを見て購入。最初デッドプールばかりであれー?となりました。 やり方そのものがいいかどうかは別として、パニッシャーさんの方はその行動理由等を見てヒーローに付いて考えるものがありました。また、結末がとても切ないお話でした。
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ヒーローが皆殺しにされる話が2作品収録されたある意味悪趣味な本。とは言ってもただの悪趣味ではなくてそれぞれヒーローやコミックスのあり方そのものに根ざした悲劇の話でもあるので、ヒーローがあの手この手で殺されていくのを単純に楽しむのもよし、物語の中で浮かび上がってくるシリアスなテーマ...
ヒーローが皆殺しにされる話が2作品収録されたある意味悪趣味な本。とは言ってもただの悪趣味ではなくてそれぞれヒーローやコミックスのあり方そのものに根ざした悲劇の話でもあるので、ヒーローがあの手この手で殺されていくのを単純に楽しむのもよし、物語の中で浮かび上がってくるシリアスなテーマについて真剣に考えるのもよし、一粒で二度美味しい本であるのは間違いない。
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メタネタ盛りだくさんの『デッドプール』編と、意外なドラマ性を見せる『パニッシャー』編。 パニッシャーは、「なんでそんなに強いんだよw」とツッコまざるを得ませんでした。 デッドプールが、「ウルヴァリンの不死性の源は、その能力にあらず、人気だ」と喝破したのが本編最大の見どころだったか...
メタネタ盛りだくさんの『デッドプール』編と、意外なドラマ性を見せる『パニッシャー』編。 パニッシャーは、「なんでそんなに強いんだよw」とツッコまざるを得ませんでした。 デッドプールが、「ウルヴァリンの不死性の源は、その能力にあらず、人気だ」と喝破したのが本編最大の見どころだったかもしれませんw
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