1,800円以上の注文で送料無料

薬剤師は薬を飲まない の商品レビュー

3.5

20件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    5

  3. 3つ

    8

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2015/06/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

こういうタイトルの本だと、結構とんでも本なことも多いのだが この本は非常に納得いくことが多かった。 薬を全否定するわけではなく、自分の自己治癒力を大事にする という考え方に共感。 現代人の病気の70%はストレスによる交感神経の過緊張によって起こっている というのは知らなかったので驚いたが、さもありなんという気も。 免疫力が低下しているのだろうなと思う。自分が子供のとき、体調を崩して寝ていたいのに 親に無理矢理起こされてご飯を食べさせられるのが 愛情の成せる技と解っていても苦痛で仕方なかったのだが、 栄養のあるものを無理して食べて消化に酵素を使うより食べたくない時に食べすに酵素を代謝に回したほうが身体の回復が早いはず という記述に頷くものがあった。勿論過信はいけないが、自分の体のことは自分が一番よくわかっている、という言葉は言い得て妙なのだ。効率重視される世の中で、痛みや症状を抑えることばかりに着目されるが、 実際たとえば風邪をひいたとき、やむを得ず薬を服用すると治りが遅くなり、症状は軽減されるが一週間近くぐずぐず引きずってしまう。 薬を飲まずに安静にしていると、1~3日程度ですっきり治るというのが体感だ。 社会人ともなると安静にしていられないことも多いだろうが、薬にばかり頼るというのは改善すべきだと思う。薬剤師でありながら薬に頼らないで欲しいと考え 患者さんにウォーキングなどをするようアドバイスする というだけでも優しい薬剤師さんだなと思うのだが その為にデューク更家さんに弟子入りしたというのは驚いた。 行動力のある方だと思う。

Posted byブクログ

2015/03/10

今まで気軽に飲んでいた頭痛薬や風邪薬ですが、飲む前に体に必要なものなのかをきちんと考えようと思いました。

Posted byブクログ

2014/12/02

確かに、高血圧とか高コレステロールとか高血糖の定義には疑問。必要だからその値になってるわけで基準を超えてるから下げなきゃってのは違う気がするね。 生活習慣病を治す薬はこの世には存在しない!

Posted byブクログ

2014/10/30

経験者の体験談というのが良かった。1に運動。確かにその通り。体操は毎朝できそう。意識して歩くことも大切だと思った。

Posted byブクログ

2014/10/23

薬学生です。 生活習慣病は運動療法、食事療法のあとから薬物治療を開始するのが普通だけどそれが徹底出来てないこととか、メタボ健診の数値のざっくばらんさとか、商品に自信をもてないとか、すごく親近感がわく。 「現在の医療は薬に頼りすぎている。過ぎたるは及ばざるが如し、薬にたよる前に...

薬学生です。 生活習慣病は運動療法、食事療法のあとから薬物治療を開始するのが普通だけどそれが徹底出来てないこととか、メタボ健診の数値のざっくばらんさとか、商品に自信をもてないとか、すごく親近感がわく。 「現在の医療は薬に頼りすぎている。過ぎたるは及ばざるが如し、薬にたよる前に私たちで努力しましょう」というセルフメディケーションの概念は今風でいいし、終盤のエクササイズもそれを勧めたくて出版したのだとそれも好感触。 ただ、中盤がちょっと断定系が多いしデータも示さずの書き方なんですごく怪しい。 抗生剤については適正な使用だし、 天然がいいという言い切りもどうかと思う。 抗生剤使わず病原菌やその毒素なりがついたものでも天然ならいいのか?とか 天然の砂糖でも摂りすぎたらだめでしょとか考えつつ読んでた。 便秘には過マグよりセンノシドより乳酸菌処方のがいいんじゃと私は思う。 で、この本は上記がどれも天然成分なのに薬として飲まなくていいとか書いてるから天然だからこそ!ってわけでもないのかもしれない。 なのでなおさら中盤の天然が~合成が~添加物は~は余計うさんくさい文字稼ぎにみえる。 筋肉の赤さはミトコンドリアの中にシトクロムがあって、ヘムや鉄がある、それで色がある。 とか細かいことを忘れていたのがこの本で思い出せた。 細かい生物的なところも結構つっこんで書いていてさっと読むと勉強になるのはいいと思う。 でも抗がん剤の免疫がなくなるから吐き気が~とかは「いや、抗がん剤が毒物だと反応してセロトニンが活動して吐き気が起こるからこれは免疫応答だろう。免疫細胞が減るのは正しいけど」と突っ込みたい。 あとは「西洋薬は石油由来」もつっこみたい。 アスピリンだって柳あたりの樹からとれたサリチル酸から合成されてるでしょ! 江戸時代はその樹を噛んで虫歯の痛みをおさえてたとか言うでしょ!!って突っ込みたい。 そんな感じで結構しっかり覚えないといけないとこが大雑把というかエセ科学。 読み返したら知識が侵害されそうで国試のためにも読み返せない。 と感じて途中から斜め読みで終わらせた。 読みづらくて主観が多い中盤がなければちゃんと読めたかも。

Posted byブクログ

2014/08/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読んでてためになった! もう、 頭痛が起きても基本的にはバファリンは飲まない! で、 昔から薬は飲まない派だったんですが、 年を重ねて弱くなると頼ってしまい始めて使ってますね、薬って。 バファリンは偏頭痛が起きたらの飲むようにしてますが、 バファリンを使わないとなるとカフェインです! カフェインで偏頭痛を抑えますが、 割とどこでも、 スピリチュアル界ではアンチカフェインが多い。 一般世界でもアンチカフェインの人が多いのですがそんなにアカンのカフェイン! ちょっと話がずれてるかもですが知ってる方、 詳しい方は教えてくださると嬉しいです! 気になったのがうちが処方する薬といえば「花粉症」の薬。 で、 他の病気なんかは運動などの生活習慣でどうにかなるのでしょうが、 花粉症ってどうなの? アレルギーはどうしようもないのか? と、 目薬って? ツイッターのフォロワーさんに薬剤師さんが居て、 居るんですが直接会ったことないんで話しにくいというか話せない。。。 その人が、 目薬は使用期限に限らず使い始めたら1ヶ月以内に使い切ること! と、 言ってたんでなるべく1ヶ月以内で使いきってます。 と、 その程度の注意で使ってましたが、 この本を読んで副作用について考えさせられたんですが、目薬も副作用ってあるの? あるんでしょうが使用を控えたほうが良いくらいなんですかね? 疲れ目は温めるしか癒しの方法ってないのですか? 教えて詳しい人!

Posted byブクログ

2014/08/05

以前から平積みされていたのが気になっており、いろいろと本を買い込んだときに、買った一冊。 薬剤師である著者は、極端なことは書かれておらず、薬が必要なときはきちんと服用した方がよいと言い切っており、薬に頼る生活はやめることができる、やめた方がよいと書いている。 ここで書かれてい...

以前から平積みされていたのが気になっており、いろいろと本を買い込んだときに、買った一冊。 薬剤師である著者は、極端なことは書かれておらず、薬が必要なときはきちんと服用した方がよいと言い切っており、薬に頼る生活はやめることができる、やめた方がよいと書いている。 ここで書かれている、薬に頼る生活とは、一般的な成人病であり、生活習慣を改善することで、徐々に数値は改善されて行く、はたまた適正値とされているものが、その人にとって本当に適正なのか?ということである。 さらに、頭痛や腰痛なども、姿勢や歩き方を変えることで大幅に改善できるという。 最後に、薬には必ず副作用があるという。 ごもっともなことだと思う。副作用というデメリットよりも、メリットの方が大きいから、薬を服用するのである。 詳しくは、本編をご覧頂きたい。

Posted byブクログ

2014/07/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

<megukoの感想> 薬については専門分野ではないので、科学的なことは分からないが、実際に納得できることが多かったように思う。 私たちは何か体に不調があると医者や薬に頼りがちだが(病院嫌いで何があっても医者にかからない人もいるが…)、熱や咳、痛みなどの症状は、そのとき体が発しているSOSサインであり、それを薬で無理矢理抑えることで自然治癒力を妨げてしまう。 私自身、薬を使わないように意識している訳ではないけれども、薬が症状を抑えるためだけのものであると分かっていると、なぜその症状が出ているのか考えたり、生活習慣を振り返る良い機会になる気がする。 症状を抑えることが最優先される場合には飲んでも構わないと思うが、自然治癒力を奪う、免疫力を下げることを知った上で服用することが大切だと思う。 <内容(「BOOK」データベースより)> あなたの病気が治らないのは薬に頼っているからだ!薬を飲んで症状を抑え込むのは、病んだ体をさらに酷使すること。さらに薬は体の自然治癒力を奪い免疫力をも下げてしまう―。患者だけでなく、医者までもが薬に頼りすぎている日本の現状に、「薬を使わない薬剤師」である著者が警鐘を鳴らす。薬と正しくつきあい、薬なしの健康な体を育むための必読の書! <目次> 1章 なぜ薬は「効く」のか?  「効く」ということはとても怖いこと  「薬を飲んで体調が悪くなった」  ギラン・バレー症候群になった患者さん  薬は合成品。合成品は身体にとって毒  薬を常用している自然食志向の奥様方  医者も患者も薬に頼りすぎ  感受性は人それぞれ  市販薬と処方薬の違いは?  皆知らない「正常値」の落とし穴 2章 薬を飲んでもあなたの病気が治らない理由  生活習慣病は薬では治せない  薬は体内の酵素を奪う  薬を飲むと体温が下がり、免疫力が低下する  薬が効かなくなるワケ  新薬は危険!?  「接種奨励が差し控え」になった子宮頸がん予防ワクチン  うつ病の薬の副作用は「うつ」症状  「1に運動、2に食事、最後に薬」  薬漬けだった身体に起こった奇跡  薬は必ず手放せる! 3章 あなたの体の中には100人の医者がいる  治すのは自分自身  インフルエンザも自力で治せる  症状は身体のSOS  薬を飲むと回復が遅れる!?  飲むととりあえず満足する、それがプラセボ効果  自分の声に耳を傾ける  自分に対してもやさしさを! 4章 間違いだらけの薬習慣  内科、耳鼻科、整形外科……処方される薬はすべて同じ!?  薬頼みから自分頼みへ   頭痛に悩まされています/膝の痛みがつらいです/生理痛で薬が手放せません/身体のあちこちが痛くて湿布が手放せません/風邪のひきはじめには?/便秘がつらいです/下痢症で困っています/発熱したら?/肌荒れ、ニキビが気になります/胃がもたれます/切り傷、やけどにはどんな処置をしたらいいですか?/抗がん剤は増がん剤  漢方薬は身体にやさしい?  サプリメントの選び方  薬との正しいつきあい方 5章 薬なしでいるための健康な体を育む  体温を上げる  アウターマッスルとインナーマッスル  インナーマッスルを鍛える効果的な方法は?  イメージで身体を楽しく動かす「ベジタサイズ」  健康のコツは肩甲骨にあり!  ふくらはぎは第二の心臓  腸は第二の脳  骨盤を鍛える  運動はいつ、どのくらいやるの?

Posted byブクログ

2014/06/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

20140523本屋 20140531了 薬は対症にすぎない。食事、運動(つまり「規則正しい生活」?)により自己免疫力を高めることが何より大事。

Posted byブクログ

2014/05/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

チェック項目8箇所。薬と「一生のおつきあい」ということは、つまり薬を「命がある限り飲みつづける」ということ、「命がある限り飲みつづけ」なければならないということは、すなわち薬が病気を治すものではないということです。本書では、薬が効くメカニズムを知っていただいた上で、人が生まれながらにして持っている自然治癒力・自己免疫力に気づくことの重要性についてお伝えし、自然治癒力・自己免疫力を自らの手に取り戻すための簡単なエクササイズをご紹介します。そもそも高血圧症というのは、生活習慣病、ある日いきなり血圧がグンと上がるわけではありません、偏食や運動不足や過度のストレスなど、日常の不摂生が、5年、10年という歳月をかけて蓄積されていく中で、徐々に血圧が上がり、たとえば130だったものが160になってしまうのです。副作用のない薬があればいいのですが、残念ながら、副作用のない薬はありえません、主作用の「効き」が鋭ければ鋭いほど、確実にどこかで副作用が起きていると考えたほうがいいでしょう。「今の日本人は死んでもしばらく腐らない」といわれています、合成品や抗生物質まみれの食べ物ばかりを食べ、食品に含まれている薬物が身体の中に蓄積されているため、死んでも腐りにくいというわけです。生活習慣病を患っている人の中には、病気の原因が何であるかを考えずに、生活習慣病もまた急性疾患と同様に「薬で治すもの」と思っている人が少なくありません、そして、そういった人たちは薬の服用を数ヶ月、数年と続ける中で、口癖のように「薬を飲んでいるのに治らない」と嘆くのです。遺物である薬を解毒(毒性がなくなるように分解すること)するためにたくさんの酵素を必要とします、その結果、大切な酵素を大量消費してしまうのです。熱が出ているということは、つまり私の中の治ろうとする力が頑張っているということです、せっかく自然治癒力が働いているというのに、解熱剤を飲んでみすみす熱を下げてしまっては、自然治癒力の邪魔をするようなもの。

Posted byブクログ