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指導者とは の商品レビュー

3.8

12件のお客様レビュー

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2021/10/09

チャーチル、ドゴール、周恩来etc 第37代米国大統領リチャード・ニクソンによる世界の指導者を通じた彼流の指導者論。 その人物像や評価に共感するかどうかは別として、政治信念の違いなどを超えて各国指導者を観察しながら導かれる指導者像は大変興味深かった。 一読の価値あり。 そ...

チャーチル、ドゴール、周恩来etc 第37代米国大統領リチャード・ニクソンによる世界の指導者を通じた彼流の指導者論。 その人物像や評価に共感するかどうかは別として、政治信念の違いなどを超えて各国指導者を観察しながら導かれる指導者像は大変興味深かった。 一読の価値あり。 そして翻訳が良い。

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2021/03/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

20世紀版『君主論』と言う感じの本。章ごとに偏りはありましたがかなり面白かったです☆ とっても心に響く言葉もたくさんあったし、すぐ何かに役に立つ感じでは無いですが、歴史書として非常に価値のある本だと思います♪おススメ!!

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2021/01/10

グラウンドの外で傍観するだけでは、何が指導者を駆り立てる原動力なのか理解できない * 指導者を偉大たらしめるのは、偉大な人物、偉大な国家、偉大な機会 * 経営者(マネジメント)にとっては、事を正しくやることが目標 * 指導者(リーダー)にとっては、正しい事をやることが...

グラウンドの外で傍観するだけでは、何が指導者を駆り立てる原動力なのか理解できない * 指導者を偉大たらしめるのは、偉大な人物、偉大な国家、偉大な機会 * 経営者(マネジメント)にとっては、事を正しくやることが目標 * 指導者(リーダー)にとっては、正しい事をやることが目標 (ウォレン・ベニス) * 人々を感動させるには、まず指導者たる自分が感動しなければならない

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2020/12/08

ニクソン元大統領による、同時代の世界の指導者の素顔を描いた私小説+リーダーシップ論。チャーチル、マッカーサー、ブレジネフ、吉田茂、ネールなど、各国の首脳たちとの交流から学ぶリーダーシップの本質も面白いが、個人的な交流も含めたひ歴史上の人物たちの人となりが見えてとても興味深い。

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2017/12/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

P353~ ニキタ・フルシチョフの章 「してはならないこと」 は、現在の対北朝鮮情勢、その背後にある対中国情勢を考える上で、極めて参考になる経験論である。 核開発、軍備拡張を進める北朝鮮、中国を相手に、「抑止力」を基本に、いかに戦争をもたらさずに交渉によって両者の利害関係を調整するか。 そのなかで、まさに「してはならない」誤解が、当事者の視点から明確に記されている。

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2017/08/31

[率いた者たち]第37代アメリカ合衆国大統領にして、国際通として鳴らしたリチャード・ニクソンが、世界の名だたる指導者たちの中から、「これは」という人物を選んで評した作品。第二次世界大戦において自由世界を率いたチャーチルや、絶妙なダンスを踊ったマッカーサーと吉田茂、そして物腰の柔ら...

[率いた者たち]第37代アメリカ合衆国大統領にして、国際通として鳴らしたリチャード・ニクソンが、世界の名だたる指導者たちの中から、「これは」という人物を選んで評した作品。第二次世界大戦において自由世界を率いたチャーチルや、絶妙なダンスを踊ったマッカーサーと吉田茂、そして物腰の柔らかさと冷徹さがニクソンにも強い印象をもたらした周恩来などが名を挙げられています。訳者は、毎日新聞社やサンデー毎日などで勤務した経験を持つ徳岡孝夫。原題は、『Leaders: Profiles and Reminiscences of Men Who Have Shaped the Modern World』。 ただ著名人を紹介するにとどまらず、著者自身が会談した際の回想などが盛り込まれているため、実体感の伴った記述が魅力的です。それぞれの人物に共通する偉大さを的確に突いており、ニクソン自身も人間に対する観察眼が鋭かったのだろうと感じました。ちなみに、個人的にはチャーチルと周恩来の箇所に特に読み応えを覚えました。 〜指導力とは倫理的には中性のものであり、善にも悪にも使えることがわかる。〜 切れ味の鋭い訳もこれまた素晴らしい☆5つ

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2018/10/28

チャーチル、ド・ゴール、フルシチョフ、毛沢東など今や世界史的な人物たちと渡り合ってきたニクソンの宰相伝。国際政治が生々しく描かれるとともに、総合的な人間力のぶつかり合いで相互理解が生まれることがわかる。フルシチョフへの評価が厳しく、周恩来への評価が高い。すでに今日の中国の台頭を予...

チャーチル、ド・ゴール、フルシチョフ、毛沢東など今や世界史的な人物たちと渡り合ってきたニクソンの宰相伝。国際政治が生々しく描かれるとともに、総合的な人間力のぶつかり合いで相互理解が生まれることがわかる。フルシチョフへの評価が厳しく、周恩来への評価が高い。すでに今日の中国の台頭を予見していましたね。ニクソンもそれほどの人物であるということです。日本の宰相も、これくらいのものを残して欲しいですね。

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2017/01/19

書評で絶賛されてたので読んでみたがなかなか奥深い元大統領が書いた同じ時代に生きた人物の伝記。 近代史なんて知ってるようで知らないわけだが、ニクソン自体もニクソンショック、米中和解、ウォーターゲート、キッシンジャーが国務長官だったくらいのイメージしかない。 その彼が同時代の偉人をプ...

書評で絶賛されてたので読んでみたがなかなか奥深い元大統領が書いた同じ時代に生きた人物の伝記。 近代史なんて知ってるようで知らないわけだが、ニクソン自体もニクソンショック、米中和解、ウォーターゲート、キッシンジャーが国務長官だったくらいのイメージしかない。 その彼が同時代の偉人をプライベートな出来事なんかも含めて描いている。 チャーチル、ドゴール、マッカーサー、吉田茂、周恩来→なんとなく知ってるがよく知らない アデナウアー、フルシチョフ、ブレジネフ→ほぼ知らない ある意味共産主義の気違い的な人物もまじってるが指導者として評価できる点をしっかり書いてるのが面白い。時代によってはこの人うまくいかなかった的なのもね。 ということで興味をもった偉人の深堀はしてみたいと思う

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2015/07/14

指導者の偉大ならしめるのに必須の条件は、 偉大な人物 偉大な国家 偉大な機会 「社会主義は富める者を引きずり下ろすが、自由主義は貧しい者を引き下げる。社会主義は企業を殺すが、自由主義は企業を特権や保護の足枷から救う。社会主義は規則を重んじるが、自由主義は人間を重んじる。社会主義は...

指導者の偉大ならしめるのに必須の条件は、 偉大な人物 偉大な国家 偉大な機会 「社会主義は富める者を引きずり下ろすが、自由主義は貧しい者を引き下げる。社会主義は企業を殺すが、自由主義は企業を特権や保護の足枷から救う。社会主義は規則を重んじるが、自由主義は人間を重んじる。社会主義は資本を攻撃するが、自由主義は独占を攻撃するのである」ウォンストン・チャーチル 指導者は忙しい。エゴ意識が強い。口出しされたり、無用なことに時間を費やすことを嫌う。その為、自分より劣る人に向かってつい短期になってしまう。だがバカを許さぬ者は三つの点で損をする。 1、指導者はついてくる者を必要とするが、その中にはバカが大勢いる。 2、バカと思って追いやった人がバカでない可能性がある。 3、たとえバカであっても何か学べるかもしれない。

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2014/12/07

政治家を取り上げた指導者の本は、自身が書くか、他者が二次以上の情報から紐解くものが殆ど。一国の指導者だった筆者が直接交渉した指導者達を描いているので、他の本とは比較にならないほど迫力が違う。 指導者のタイプは千差万別。しかし国を良くしようという思いは皆同じ。ただし、それを一国単...

政治家を取り上げた指導者の本は、自身が書くか、他者が二次以上の情報から紐解くものが殆ど。一国の指導者だった筆者が直接交渉した指導者達を描いているので、他の本とは比較にならないほど迫力が違う。 指導者のタイプは千差万別。しかし国を良くしようという思いは皆同じ。ただし、それを一国単位で考えているか、世界単位で考えているかは人それぞれ。

Posted byブクログ