1,800円以上の注文で送料無料

PROCESSUS プロセス の商品レビュー

4.7

7件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    2

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/08/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

辛い読書(NHKスペシャル 沖縄戦 全記録)の後には癒しが必要です。 図書館でお蔵入りしている蔵書を探して頂いている時間を利用して手にしました♪ いせひでこさんの初の作品集です。 手にするのはこれで3冊目かな。 優しいイラストに癒されます(* 'ᵕ' )☆ 本の概要 絵本作家いせひでこさんにとって初めての作品集です。 現在までいせさんが出版してきた絵本の原画はもちろん、 展覧会用に描き下ろしたタブローや、絵本を制作する 過程で描きためた秘蔵のエスキース、スケッチまで余す ところなく収録しました。いせさんの創作の過程が1冊に 収められています。 【掲載作品リスト】 「チェロの木」 「ルリユールおじさん」 「はくちょう」 「にいさん」 「まつり」 「あの路」 「大きな木のような人」 上記絵本原画、エスキース。 そして、展覧会で発表してきたタブローなど、合計200点以上。

Posted byブクログ

2022/02/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 「プロセス」、いせひでこ作品集、2013.10発行。とてもやさしい絵だと思います。タブローもきれいですが、私はスケッチの方が好きです。「木と音楽と」「木との出会い」「小さないのちの世界」「こころの詩」の4つの章立てです。

Posted byブクログ

2020/02/02

絵本原画やスケッチ、タブローなど、沢山の作品が載っています。絵本のための下書きであるエスキースも掲載されているので、制作の裏側が垣間見えるのも面白いです。絵本原画と全く異なる色使いで描かれていたり、少しずつ構図や配置が変わったりしていて、完成までのプロセスが見えて興味深いです。 ...

絵本原画やスケッチ、タブローなど、沢山の作品が載っています。絵本のための下書きであるエスキースも掲載されているので、制作の裏側が垣間見えるのも面白いです。絵本原画と全く異なる色使いで描かれていたり、少しずつ構図や配置が変わったりしていて、完成までのプロセスが見えて興味深いです。 いせさんの絵本の中で1番好きな『大きな木のような人』からも沢山のエスキースや絵本原画が載っていました。絵本は試行錯誤の末の完成品なので、やはりどの絵も絵本で見る方がハッとさせられる何かがあるように感じました。本の形や文字とのバランス、発色、紙質、お話の流れなど全てが完璧に考えられた最終形として絵本は出版されているからだろうと思います。改めて絵本の奥深さを知れました。 『大きな木のような人』の印象的なプラタナスの木は、実はもっと上まで描かれた大きな作品だったことが分かったり、新たな発見もありました。スケッチなどのアイデア段階の作品も、優しく素敵な色使いと筆の運びが、優しい気持ちにさせてくれる素晴らしいものばかり。 いせさんの代表的な絵本の作品がたくさん掲載されていて、買って良かったと思える一冊です。

Posted byブクログ

2015/01/30

小さな紙面に収められている 光、風、木々達が、 ちっとも窮屈そうじゃない。 物語を記憶している彼らは キャンパスの枠から逃れる術を 知っているのかも?(^^♪ 時間を忘れて見入ってしまう、 本当に素敵な画集でした。

Posted byブクログ

2014/05/14

淡いのに深い深い色をしている木々たちがほんとうにすきです。そしてぬくみのある登場人物たちも、仕草も、だいすきです!

Posted byブクログ

2014/08/24

図書館の予約本をようやく借りることができました! いせさんの絵本は皆さんのコメントにもあるように、大人でも引き込まれる絵の力と、純粋な少年、少女の物語があります。 「ルリユールおじさん」、「大きな木のような人」、「チェロの木」、「あの路」、「まつり」、どれも好きです。本書では...

図書館の予約本をようやく借りることができました! いせさんの絵本は皆さんのコメントにもあるように、大人でも引き込まれる絵の力と、純粋な少年、少女の物語があります。 「ルリユールおじさん」、「大きな木のような人」、「チェロの木」、「あの路」、「まつり」、どれも好きです。本書では絵本の製作過程で描かれた、取材記録、スケッチ、下絵が沢山掲載されています。絵本で見た絵の後ろに、こんな創作過程があったんだと楽しくなりました。 「大きな木のような人」の少女が植木鉢の芽が出るのを待ちわび、喜ぶアイディアスケッチ、御神木の周りを飛び回る「まつり」の子供たちなどを見ていると、神さまの喜ぶ声が聞こえそうです。一つ一つの絵を見ていると、思わず涙が滲んでしまいます。 是非本物の本棚にも入手して、じっくりと眺めていきたいと思います。

Posted byブクログ

2013/11/02

ときおり涙ぐみながら、ページをめくりました。 スケッチに書き込まれた文字を読んでいると、絵本への思いが、またふつふつと。 折りにふれ、何度も見返したいです。

Posted byブクログ