LIAR GAME 第1章(文庫版)(1) の商品レビュー

甲斐谷忍(著者)

2022/09/12

謎のゲームに招待され、賞金を得る者、多額の負債を背負う者…
絵が下手だしうじうじした主人公が嫌いで、だけどとりあえず読んでみようと。だんだん絵が見れるものになり、主人公の成長も感じた。
途中のゲームは面倒なのでスルーして読んだけど、ラストが衝撃で面白かった。
ライアーゲームはとある国の政府への反乱小説を元にしており、最終巻は政府によって発売禁止に。そのとある国のひとりが、その結論を知りたくて、実際に小説通りに行ってみよう、と。そしてそれをネット公開しようと。その結果得たものは、人との信頼が大きな力になる、さらに主催者たちは実は参加者の親しい人で…とちょっとホロリとしたところでネット公開映像が見れなくなる。
圧力だ、どうしようもできないところで終わる。この後に続きが存在しないなんて、衝撃。