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雨降りvega の商品レビュー

4.2

28件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

    6

  4. 2つ

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2016/12/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

すっごく好みの一冊。 うまくいかない恋に泣いて、年月が経ってのち成就するってお話・・・ツボ! 新開視点で読んでもツボだったろうなあ。 万年筆のエピソードがすごく好き。 新開の気持ちがよくわかる。

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2016/05/03

さすが凪良ゆう著だなぁ……。 ピンクがほとんどなかったのも、よかったんだけど。 もう主人公たちの切なさが、びしびし伝わって来た。 受けの姉がいい女性に書こうとしているのはわかるんだけど、少し幼い気がした。もう少し女のあざとさがあったら、もっとおもしろかったかも。 でも満足。

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2015/10/17

良いお話でした。ひとりの青年が、恋愛だけでなく家族や友人の問題を抱えながらゆっくりと前に進んでいく。物語自体に華やかさは欠けるものの、地に足のついたゆったりとした心地いいリズムと丁寧な心理描写でその恋愛が語られているので、知らず話にのめり込んだ。凪良さんは最初の2冊が合わなくてそ...

良いお話でした。ひとりの青年が、恋愛だけでなく家族や友人の問題を抱えながらゆっくりと前に進んでいく。物語自体に華やかさは欠けるものの、地に足のついたゆったりとした心地いいリズムと丁寧な心理描写でその恋愛が語られているので、知らず話にのめり込んだ。凪良さんは最初の2冊が合わなくてそれ以来敬遠してたけど、こういういかにもな悲恋系の話を、感動的に書ききってしまうところは上手い作家さんだなって思う。ベクトルが萌えの方向に行かないと感じるのは瑣末なことなのだろう。

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2015/08/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分がゲイである、ということに悩みと葛藤を持つ高校生・文人が同性愛者の集まる掲示板で出会った「Altair」こと新開に切ない恋をするお話です。 文人視点で進むお話に、読んでいるこちらがもう胸を締め付けられてしまって、何度、胸がつまって涙が出そうになったことか…。 最後の最後、新開視点のSSはとても幸せなお話ですが、そこにいたるまでがとても切なく、エッチシーンもありますが幸せなエッチではなく別れのエッチなのでドキドキ感はあまりないです。どちらかというと、終始胸がズキズキしていました。

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2015/01/09

好きだった人を姉が婚約者として連れてきちゃって、もう最初から切なさ満載。 お姉ちゃんが一番かわいそうだった。お姉ちゃんに光が見えたからこそのラスト。 ラストはこれでよかったのかな。でもきっとこんなハッピーエンドで終わるのがフィクションでは正解なんだろうなってよけいに切なくなった。...

好きだった人を姉が婚約者として連れてきちゃって、もう最初から切なさ満載。 お姉ちゃんが一番かわいそうだった。お姉ちゃんに光が見えたからこそのラスト。 ラストはこれでよかったのかな。でもきっとこんなハッピーエンドで終わるのがフィクションでは正解なんだろうなってよけいに切なくなった。 ちょっとだけ、神崎はいつあの依存状態から抜け出せるのか心配しだから、次がうまくいけばいいなって思ってる。

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2014/07/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この二人はくっつかないほうがいいのかもしれない…と思いながら読み進めていきました。 でも終盤になるにつれて幸せになってほしいと強く願うようになり、 最後ふたりが幸せになって本当に良かった、と涙が出ました。

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2014/04/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どんなにお互いに気持ちがあったとしても、元々は姉の婚約者(あるいは婚約者の弟)。 これを、どうやってハッピーエンドに持っていくんだろう…と思いながら読んでいて、途中はかなりイライラもしたけれど、主人公の二人がくっつく前に完全に一度離れて、それから3年たってからの再会っていうのが、読了後は納得の一冊となっていました。 切ない話で、評価の高い作品だろうとは思うけれど、私はイライラが多かったので、あえて★3つとしました。

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2014/03/13

裏表紙のネタバレはやめて欲しい。。 ずーーっとずーーと切なくて、心の動きが染みてきて、どうして、、どうして、、、?と思いながら、読みました。 このふたり今後がまた大変なんだろうなぁとか。 でもその前の辛さを知っているから、きっと何とか乗り越えられるんだろうと。 本の中で語られ...

裏表紙のネタバレはやめて欲しい。。 ずーーっとずーーと切なくて、心の動きが染みてきて、どうして、、どうして、、、?と思いながら、読みました。 このふたり今後がまた大変なんだろうなぁとか。 でもその前の辛さを知っているから、きっと何とか乗り越えられるんだろうと。 本の中で語られた後も、ちゃんと物語は続くと思わせてくれる、良いお話でした。

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2014/04/22

前回読んだ作品がとても良く、この先生の作品をもっと知りたいと思い手に取らせていただきました。 今回の作品も泣いてしまいました。本編が終わった後の新開視点の話も、神崎の話も良かったです。 作中にも登場する天体の話。私も星を見ることが好きなので興味深くて作品にも入りこみやすかったです...

前回読んだ作品がとても良く、この先生の作品をもっと知りたいと思い手に取らせていただきました。 今回の作品も泣いてしまいました。本編が終わった後の新開視点の話も、神崎の話も良かったです。 作中にも登場する天体の話。私も星を見ることが好きなので興味深くて作品にも入りこみやすかったです。

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2014/03/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

“Altair”と“Vega” 七夕の星になぞらえた切ない恋のお話。掲示板で知り合った新開と文人。星のこと、お互いの性癖のこと、ハンドルネームしか知らない間柄だからこそ、気兼ねなく率直に本音を打ち明けることができた。 文人のSOSに急遽待ち合わせをすることになったふたり。やさしく包み込むような新開の優しさに、急速に心を傾ける文人。でも新開には結婚を約束した恋人がいた。恋とはっきり自覚する前に打ち砕かれてしまう文人の想い。お互いの素性も明かさないまま別れたふたりは、思わぬ形で再開する。 姉の婚約者として文人の前に現れたのは新開だった。初めての恋は決して叶わない恋だと思い知らされる。 大切な家族と捨てきれない恋心の狭間で、新開、文人、姉の夏那、三人が三人とも切ない。 新開は決して悪人ではなくて、むしろ善良な人間なのだけど、その誠実さが、その逡巡が、夏那も文人も傷つけてしまうことの残酷。そんな彼の煮え切らなさが、ちょっと狡いな…と私は思った。 皆様の神評価にもかかわらず、私の萌えとはちょっと違ったかも。 でも、切なくて叙情的で静かな星空をみつめているような、そんな気持ちになった。

Posted byブクログ