新老人の思想 の商品レビュー
とかく元気な高齢者を 誇大に映すメディア。 私たちは錯覚している。 「現実」という言葉が 百人の内、九十九人の 状態を指すならば、 元気で長生きは理想で あって現実ではない。 現実は多くの人たちが 寝たきりなど要介護の 状態になるのである。 家族をはじめ社会保障 の担い...
とかく元気な高齢者を 誇大に映すメディア。 私たちは錯覚している。 「現実」という言葉が 百人の内、九十九人の 状態を指すならば、 元気で長生きは理想で あって現実ではない。 現実は多くの人たちが 寝たきりなど要介護の 状態になるのである。 家族をはじめ社会保障 の担い手たる世代が、 それを支えるのである。 老衰とはそういうもの。 曰く至って自然の摂理。 あわせて、今後、年金 受給年齢がさらに後ろ 倒しにされ雇用が延長 された場合、 退職後に元気に過ごす 時間は益々短かくなる。 もはや私たちが目指す べきは単なる長寿では ない。 それより健康寿命こそ 延ばすこと。 そのために今という時 のなかで、 健康増進と体力維持に 励むことである。 長寿祈願より健康祈願 なのである。
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飾らない言葉で、本音で書いているので、とても語りかけられているようで、読みやすい。 「自分のことを棚に上げて」がモットー P 83〜 タイプA,B,C,D,E 自分はどれになるだろうな?って思った。自分はどれになりたいかな。 先進技術志向型と放浪志向型ならいたいかなって感じた...
飾らない言葉で、本音で書いているので、とても語りかけられているようで、読みやすい。 「自分のことを棚に上げて」がモットー P 83〜 タイプA,B,C,D,E 自分はどれになるだろうな?って思った。自分はどれになりたいかな。 先進技術志向型と放浪志向型ならいたいかなって感じた。 豊かなについてもっと考えてみようっと。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
五木寛之 著「新老人の思想」、2013.12発行、著者81歳の時の作品です。読み応えがありました。時代を超えて、永遠に変わらないもの、人間の欲、男女の情、人生の期限、そして生病老死。右を向いても左を見ても年寄りばかりという時代。どう生きるかよりどう死ぬかが問題となる時代に入った。60歳~90歳は、死をどう迎えるかと体のケアを。古稀とは第三の人生の前半の出発点であるにすぎない。豊かさとは何か、何を捨て何を残すか、自分のライフスタイルを貫ければ嬉しいですね。 老人の自立と独立を説いた書。五木寛之「新老人の思想」、2013.12発行、再読。 ①養生は大人のたしなみ ②後期高齢者への3つの難関は、病気(健康)、介護、経済。 ③立って歩くことの重要性。生活とは、立つ、歩く、坐る、寝るの四つに尽きる。
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世代間ではなく、老人世代同士で負担を分かち合うとの提言が新鮮で覚悟を感じる。言葉の端々にユーモアがあり、楽しく読める。
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うちの雑誌に似たような記事が載っていたので、もっと詳しく知りたいと思って読んだけど、なんかふわっふわでつかみどころがなかった。新書というより、エッセイ、というかんじ。
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自分にできないことを人にすすめるのはナンセンス。 要するに、明るい未来しか語りたくない。 繰り返し書く。 自分の過去を捨てることは難しいが、守り続けことも難しい。老人は荒野を目指す。
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人生50年だった昔がいまや人生80年、 いやいや90年になる。 人生75年くらいが、ちょうどいいんではないかという 五木さんの主張です。 半日がかりで部屋を整理しても、何の変わり映えも ないことに愕然とする、という行為に 共感を覚えました。唯一ここだけが面白かったです。 あとは...
人生50年だった昔がいまや人生80年、 いやいや90年になる。 人生75年くらいが、ちょうどいいんではないかという 五木さんの主張です。 半日がかりで部屋を整理しても、何の変わり映えも ないことに愕然とする、という行為に 共感を覚えました。唯一ここだけが面白かったです。 あとは、夕刊紙のぬるい文章そのままです。
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ブログに掲載しました。 http://boketen.seesaa.net/article/390019991.html 五木寛之の「老いの繰り言」芸 五木寛之が「日刊ゲンダイ」に毎日書いているというエッセィを、老人問題に絞ってまとめた本。 「新老人」という五木の造語は、新人類...
ブログに掲載しました。 http://boketen.seesaa.net/article/390019991.html 五木寛之の「老いの繰り言」芸 五木寛之が「日刊ゲンダイ」に毎日書いているというエッセィを、老人問題に絞ってまとめた本。 「新老人」という五木の造語は、新人類というような意味合いで、「やたら元気な老人」をさしている。深い意味はない。
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これから大多数をしめる ご老人たちの新しい老人の形のはなしでした。 わたしにはちょっとはやいかな~
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超老人社会がやってくる、大変だから覚悟せよ、というむしろ後ろ向きの内容のフレーズが何度も出てきて、うんざり。もっと、ポジティブに捉えた提言を期待していただけに残念!
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