坂口恭平 躁鬱日記 の商品レビュー
身近な人達が悩み苦しんでいる躁鬱病のなんたるかを知りたくて、読み始めました。作者の坂口恭平さんと回りの方々の言葉に私の方が励まされる一冊でした。 人との関わり方が素敵。
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『TOKYO 0円ハウス 0円生活』を読んで著者に興味をもった。 躁鬱、2人の坂口の心情が日記で読める。
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このひとの躁鬱。 奥さんであるフーさんと、子どものアオちゃん。 三人でバランスをとりながら暮らしてる。 才能と仕事と収入もある。 鬱をやり過ごすのはしんどいだろうけど、読む限り、うまく躁鬱と付き合って過ごしている。
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坂口恭平をはじめて知ったのは美容院で読んでたMen's Nonnoだった。 それから図書館で本借りまくってモーレツに読みまくった。 すっごく好きな世界観。 で、twitterで、やり取りしたことあるんだけど、ある時、熊本に引きこもった彼に対して、ちょっとだけ、批判的な...
坂口恭平をはじめて知ったのは美容院で読んでたMen's Nonnoだった。 それから図書館で本借りまくってモーレツに読みまくった。 すっごく好きな世界観。 で、twitterで、やり取りしたことあるんだけど、ある時、熊本に引きこもった彼に対して、ちょっとだけ、批判的なことを、たった一行くらいだよ、書いただけで、即ブロックされちゃった。 あれ? って思った。 disる、というほどでもなく、ほんの軽く批判しただけなのに。 こんなに、すばやくブロックしてきたのって、ヘボ哲学者の東浩紀とかいう、しょーもない野郎だけだった。 でも、坂口の場合は、躁鬱病、ということがあったんだね。他人の軽い批判にも、ものすごく敏感に反応する。重く響いてしまうんだと思う。 多才で、恐いもの知らずで、何でもできて、誰もが認める、すごい才能なんだけど、でも、すぐにでも壊れてしまいそうな繊細な神経の持ち主。
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僕は精神のことを言い訳にする奴に厳しい。いや、厳しかった。 躁鬱病という言葉を初めて聞いたとき、そんなの誰だってなるじゃないか、と思った。軽い鬱状態、なんてことをいうヤツには、じゃあこっちだって軽いアル中ですよ、と返してやりたい。けれど、躁鬱を利用して、その波の狭間から出てくるも...
僕は精神のことを言い訳にする奴に厳しい。いや、厳しかった。 躁鬱病という言葉を初めて聞いたとき、そんなの誰だってなるじゃないか、と思った。軽い鬱状態、なんてことをいうヤツには、じゃあこっちだって軽いアル中ですよ、と返してやりたい。けれど、躁鬱を利用して、その波の狭間から出てくるものがあるのだなあ、と感じた。苦しくても真ん中に止まったら駄目だと。いつもの著作を生み出す背景に、こんな闇もあっただなんて。けれど安心した。その両極を本人は意識しきれていないのだというが、妻は両方を知り、そして屁とも思っていない。 というわけで中身はまあまあのアップダウンぶり。それ以上の妻の安定ぶり、というより神ぶり。実は妻が主人公だったのだ。 鬱モードの背景は本当に鬱な感じだ。けれど、狂気まではいかない。手が届きそうな鬱と、ちょっとだけ先にある躁。なにが自分と違うのか。外で髭をそっている人は大抵面白い人だから話しかける、これか。
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シンプルに、生きてみようと思った。 肩の力が抜けて、世界の色が変わったかんじ。 重ねてしまう。自分とも誰かとも。 だからこそ、今読めて良かったと思う。 坂口家すごくすてき。 大自然をそのまま受け入れてみよう。 これ都電で読んでたら、隣りに座ったギター持ってるおっちゃんに「...
シンプルに、生きてみようと思った。 肩の力が抜けて、世界の色が変わったかんじ。 重ねてしまう。自分とも誰かとも。 だからこそ、今読めて良かったと思う。 坂口家すごくすてき。 大自然をそのまま受け入れてみよう。 これ都電で読んでたら、隣りに座ったギター持ってるおっちゃんに「それ面白いよね、好きなんだ恭平くん。」って話しかけられて面白かった。
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どこか読みづらくて、時間がかかってしまった。 坂口恭平さんの、当事者研究、らしい。文章がドラマチックすぎて、小説みたいでした。 このひとがいうように、躁と鬱の落差は激しいんだろうなあと思うと、人間はほんまにいろんな奥深さを持っていることを強く思う。 あと、お嫁さんのやさしさ。坂口...
どこか読みづらくて、時間がかかってしまった。 坂口恭平さんの、当事者研究、らしい。文章がドラマチックすぎて、小説みたいでした。 このひとがいうように、躁と鬱の落差は激しいんだろうなあと思うと、人間はほんまにいろんな奥深さを持っていることを強く思う。 あと、お嫁さんのやさしさ。坂口さんご夫婦が、すごく、仲睦まじい雰囲気でほっこりしました。
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http://staygold1979.blog.fc2.com/blog-entry-576.html
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「坂口恭平躁鬱日記」躁のときは、あふれんばかりのアイディアとエネルギーで創作活動に打ち込み、鬱のときは部屋に閉じこもり死にたくなる。そんな波を肯定し、家族で飛行機に乗るようにして操縦する日々であり、幸せの記録。
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Twitterから引用 フーさんも素敵だけど、梅山さんも素敵だなぁ。アオさんや弦くんも。躁の状態の言葉は、世界の楽しさ豊かさを綴ってていつもキラキラしてる。鬱の状態の言葉は弱ってる人に効く。だけどその落差が本人を苦しめるんだろう。そりぁそれだけ落差があったら苦しいだろうな……。
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