ウマ大図鑑 の商品レビュー
子供向けの馬図鑑。 子供向けにしてもサイズの割に内容が薄い。 生物としての馬よりは文化の中の馬(特に競馬)多め。 図鑑なんだからイラストを使うにしてももっと目配りが必要。 たとえば馬の能力の図解なら、サラブレッドの速さと農耕馬の力だけじゃなくて、農耕馬の速さやポニーの力も並べて...
子供向けの馬図鑑。 子供向けにしてもサイズの割に内容が薄い。 生物としての馬よりは文化の中の馬(特に競馬)多め。 図鑑なんだからイラストを使うにしてももっと目配りが必要。 たとえば馬の能力の図解なら、サラブレッドの速さと農耕馬の力だけじゃなくて、農耕馬の速さやポニーの力も並べてほしい。 動物園で飼育員が各種動物に囲まれているような、雰囲気だけのイラストもある。これは図解じゃなくて装飾としての挿絵だ。 狩りの対象→肉や皮をとる素材としての家畜→道具としての家畜 という人とのかかわりを説明しながらこれを「友だち」と表現するのも抵抗がある。 p59の引退した競馬馬のその後も、「引退した名馬は牧場で」云々とあるけれど、じゃあ駄馬は?とか気になる。 バランス悪く目をつぶって無理矢理きれいにととのえるタイプの子供向けは肝心の魅力まで損なう。 全体的に物足りない。 図鑑は繰り返し眺めて何度でも発見できるのが楽しいのに、この本じゃ一度読んだらもういいやってなっちゃいそうだ。 馬と蹄鉄の見返しがかわいい。
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午年だから借りてみた本。 絵や写真も多いですし、小学校低学年くらいまででみるのがおすすめですね。 ブログはこちら。 http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4609030.html
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