死者の囁き の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
前作ラストでカップルになった2人がようやく一歩を踏み出し、ロマンスの芽が花開く2作目。 行く先々で大小様々な事件に出会うアドリアンに巻き込まれるジェイク。病弱なのに、事件解決に向け奔走するアドリアンの姿にハラハラするのは私だけじゃないはず。そして意見の対立や喧嘩を経ても徐々に深まる2人の関係にドキドキ。 一方で、本作では前作より長めのミステリ要素が盛り込まれ、ラストの急展開は少し呆気なさを感じました。風呂敷を広げた割に犯人と動機があまり印象に残らなかったのが残念。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
図書館の本 読了 内容(「BOOK」データベースより) 行き詰まった小説執筆と微妙な関係となったジェイク・リオーダンから逃れるように、祖母が遺した牧場へとやってきたアドリアンは道ばたで死体を発見する。だがその死体は保安官が来た時には跡形もなくなっていた。敷地内のスパニアード・ホロウ峡谷では学者たちによる発掘作業が行われていたが、謎の呪文や飼い犬の変死にスタッフは不安を覚えている。そして牧場の郵便受けにはガラガラヘビが。これは谷の安らぎを守る「ガーディアン」の呪いなのか?アドリアンを追ってやってきたジェイクとの関係も事件を通してゆっくりと動き出す、シリーズ第二弾。 高校生の恋愛を見ているようなアドリアンとジェイク。逃げたくなるのはわかるけれど、逃げた場所が問題。あの大量の大麻畑はどうすんだろうか? 面白かったけれども次の巻からは図書館にないのです。どうしようかしばし考えましょう。 A dangerous thing by Josh Lanyon
Posted by
アドリアン・イングリッシュシリーズ2巻。 M /Mのロマミス。 1巻が面白かったので、続けて読んでみた。 こちらも面白くて一気読みだよ! 巻き込まれ方主人公のアドリアンとクローゼットゲイなジェイク。 口喧嘩が多いし、あからさまなベタベタさはないんだけど、ジェイクがたまに見せる甘...
アドリアン・イングリッシュシリーズ2巻。 M /Mのロマミス。 1巻が面白かったので、続けて読んでみた。 こちらも面白くて一気読みだよ! 巻き込まれ方主人公のアドリアンとクローゼットゲイなジェイク。 口喧嘩が多いし、あからさまなベタベタさはないんだけど、ジェイクがたまに見せる甘さがすごく良くて、こっちまでアドリアンと一緒にドキドキ。 ミステリー部分も面白くて楽しめた。 3巻も読むの楽しみだなー!
Posted by
絶対にアドリアンを守ってくれるジェイクが格好いい。二人の関係は良かったのだけど、事件自体は退屈だったのがラニヨン作品らしくなかったかも。途中何度も眠くなってしまった…
Posted by
喧嘩しないで!仲良くして! が、一番の感想。 事件を通して、二人が歩み寄っていく過程が非常に美味しい……
Posted by
アドリアンの行くところ殺人あり。そんなお約束を抱えてアドリアンが行った先は、祖母の残してくれた牧場。そこで早速死体を発見したアドリアン。彼を追ってきたジェイクは…というお話。 前作でほとんど動きのなかった二人の関係が動き出すこの巻。ミステリー部分は前作同様とっつきやすく、自然に話...
アドリアンの行くところ殺人あり。そんなお約束を抱えてアドリアンが行った先は、祖母の残してくれた牧場。そこで早速死体を発見したアドリアン。彼を追ってきたジェイクは…というお話。 前作でほとんど動きのなかった二人の関係が動き出すこの巻。ミステリー部分は前作同様とっつきやすく、自然に話にのめり込んでいける。犯人がわかるヒント的な台詞もあり、不慣れな人も楽しめます。そして肝心の、ジェイクとの仲は前作とはうって変わって親密に。というか前作で地ならししたところに芽生えたというべきか、急接近すぎてこちらが戸惑うくらい。でも、この後のことを考えたら当然の流れ。二人の蜜月をしっかり味わうべし。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
カミングアウトできない刑事×心臓疾患の本屋。 この作者もだけど、翻訳も素晴らしいと気付いた二巻目。 言い回しとかとても自然で、原文はどうなってんの?と良い意味で興味を持った。 例えば、どのくらいたってる?を勃ってると経ってるに掛けるとこ、原文どうなってんの…?という素朴な疑問が(笑) イチャが萌えまくりです。素人ゲイ童貞?の攻め。受けにキスも仕掛けられなかったのに、気持ちがやっと追い付いた感じで見事結ばれました。(^o^)こういう事件もので命張ってると、気持ちも盛り上がっていいよね。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ミステリの部分も面白かったし、事件を通じて距離が縮まる二人も良かった。 アメリカも州によっては同性の結婚を認めていたりするけれど、場所によってはまだまだ差別がある故、主人公の一人は芸の自覚があるものの、できれば結婚して子供が欲しいと理性的には考えている。 けど、40歳の今でも結婚をせず、独身のままであること。 いろいろな葛藤があってなかなか素直になれずカミングアウトしているもう一人の主人公に対して恋愛感情を抱きながらも一歩を踏み出せないもどかしさが切なかった。 相思相愛なのに社会的な立場を考えて……と言う葛藤を乗り越えて二人がどうなるのか続きが楽しみ。
Posted by
アメリカと言えど、まだまだゲイに理解がある環境が整っているわけじゃないと。ジェイクが葛藤する気持ちは理解できる。40にもなってアドリアンとようやく向き合える様になった訳だが、まだすっかり吹っ切れたのでもなさそうな。これまでの人生、生き辛かっただろうと思う。この巻も筋立てが殆ど殺人...
アメリカと言えど、まだまだゲイに理解がある環境が整っているわけじゃないと。ジェイクが葛藤する気持ちは理解できる。40にもなってアドリアンとようやく向き合える様になった訳だが、まだすっかり吹っ切れたのでもなさそうな。これまでの人生、生き辛かっただろうと思う。この巻も筋立てが殆ど殺人事件がらみのミステリーだけど、ミステリーを楽しむと言うより、事件を通して二人の関係がどう変化するのかが読みどころのような。
Posted by
- 1