問いのない答え の商品レビュー
名付けられると安心するように、大人だって寂しくていい、と認められたら安心するのかな。 つぶやきでさえ受け止めてくれる誰かがいるという安心感と繋がり感。 あそこにもここにも人人人。人は沢山いるのに繋がりって見えにくい。もしもしもし、私も繋がっていますか。繋ぐことが出来ていますか。
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苦手な作家なので話のテンポについていけない。twitterをテーマにしていることはわかるが作品に入りこむことができない。難しい。
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Twitterの言葉遊びをベースにした人間模様がおもしろい。まさに物語はタイムラインのように進んで行き、唐突に終わる。そして同じ時系列がレイヤーのように絡み合い、別の登場人物の話に唐突につながる。今っぽさにあふれている内容だ。 なにしろ大したページ数じゃないのに、リアルの名前とア...
Twitterの言葉遊びをベースにした人間模様がおもしろい。まさに物語はタイムラインのように進んで行き、唐突に終わる。そして同じ時系列がレイヤーのように絡み合い、別の登場人物の話に唐突につながる。今っぽさにあふれている内容だ。 なにしろ大したページ数じゃないのに、リアルの名前とアカウント名が複雑に登場するので超大作を読んだかのような時間とエネルギーを要した。これもまた楽しみ。 長嶋文学の真骨頂・自分の半径50センチの範囲内で起きた出来事や感じたことを的確に、かつ的を射た表現で描く点は変わらず病みつき派にはたまらないだろうと思う。
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ネムオが始めたことば遊びに興味が湧いた。散漫で途中放棄しそうになったけれど、そこに描かれている日常は自分にとってリアルで、なんとなく読み切ってしまった。
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(`・ω・´)シャキーン。the sentences have the face character icons(顔文字), the onomatopoeia(擬声語), AKB profile and something recently! ハンドルネームと奇妙なSNSのやり取...
(`・ω・´)シャキーン。the sentences have the face character icons(顔文字), the onomatopoeia(擬声語), AKB profile and something recently! ハンドルネームと奇妙なSNSのやり取り(「問のない答え」)で進行する、今どき=現代日本を象徴するような小説。わざと「てにをは」を間違えてるフシもあるる。顔文字の創造性に〇る。ちなみにこれは(●´ϖ`●)だーれだ?
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とぅいったーを使っていればもっと楽しめたのだろうにな…。 ミッドナイト・クラクション・ベイビーは忘れへんよ。順番違うし。
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post 3.11 次々と入れ替わる登場人物、その誰とも交換可能な「私」 「大人は、寂しくてはいけないんじゃないか。楽しいのが大人の定義であってくれないと。」 「大人は寂しくてもいいのだ」
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ツイッタの内と外。言葉遊びでつながる人々。空間、時系列、印象を自由にのびのびと押し広げていくナラティブは、さいしょ読みにくかったけど、慣れるとそうでもない。ゆるさの奥にほのみえる熱。言葉をたぐるうちに作者自身がうっすら立ち現れる話。以前エッセイで、ツイッタは笑える、無意味というこ...
ツイッタの内と外。言葉遊びでつながる人々。空間、時系列、印象を自由にのびのびと押し広げていくナラティブは、さいしょ読みにくかったけど、慣れるとそうでもない。ゆるさの奥にほのみえる熱。言葉をたぐるうちに作者自身がうっすら立ち現れる話。以前エッセイで、ツイッタは笑える、無意味ということだけが異様な輝く媒体…的なことをおっしゃっていたのが、でもそこからこういう話が生まれたのかぁ、と興味深く感じた。 すこし前に読んだ『スタッキング可能』であなたもわたしも交換可能だけどそれがなに、という風だったのが、こちらだと「取り替わったとしても、そのどの我々も、きっと素敵だ。」になっていて、その違いなんかもおもしろい。
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最初、ちょっととっつきにくかったけど、TLに集う人々の暮らしぶりが、それこそTLのように断片的に描かれてます。主語も場面もくるくる変わるので、ぼんやり読んでると置いていかれる感じ。twitterやってる人にはあるある的なところもあり、後半は慣れてきてなかなか興味深く読めました。
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日常の一部が切り取られた感じだが、その内容によっては時々重く時々軽く、で、時々誰の話かわからなくなる。気の抜けない話だった。
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