図説 不思議の国のアリス の商品レビュー
キャロルの撮った写真も多く載ってて、時代背景や邦訳についてもちょこっと。 不思議の国、スナーク狩り、鏡の国の解説も勿論。 ルイスキャロルの絵は中々の下手さ。 写真を辞めたのはどう考えても、幼女のヌード写真撮影に関連するっしょ。 イーディスEdith の愛称がマチルダMatild...
キャロルの撮った写真も多く載ってて、時代背景や邦訳についてもちょこっと。 不思議の国、スナーク狩り、鏡の国の解説も勿論。 ルイスキャロルの絵は中々の下手さ。 写真を辞めたのはどう考えても、幼女のヌード写真撮影に関連するっしょ。 イーディスEdith の愛称がマチルダMatilda で、何でその呼び名がTillieなのか 面白いのは、慣用句。 知らないと直訳して意味がわからなくなるのを 直接の意味でも、慣用句としても意味を通すのが面白い。 ハートの女王主催の音楽会で帽子屋が歌うと 女王が首をはねよ! 理由は時間を殺そうとしているから。he’s murdering the time このmurder the time はリズムをとれずにめちゃくちゃに歌うことを意味している。 だから時間のご機嫌を損ねて、いつも午後のお茶の時間のまま。 知らなきゃわかんないわ。
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芥川龍之介がアリスの翻訳をしてたとは…。 イラストも今見ても結構かわいい。 アーサー・ラッカムのイラストもいいと思うのに、ディスられてかわいそうっ。 テニエル版はそりゃ別格ですけどねぇ。
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アリスの世界が好きな人にはおすすめ。 「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」の解説だけでなく、ルイス・キャロルがどのような人物だったかも書かれている。 また、作品に登場するキャラクターや設定のきっかけにもなる、時代背景や当時の考え方も説明されていて、1つ1つのキャラクターを愛ら...
アリスの世界が好きな人にはおすすめ。 「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」の解説だけでなく、ルイス・キャロルがどのような人物だったかも書かれている。 また、作品に登場するキャラクターや設定のきっかけにもなる、時代背景や当時の考え方も説明されていて、1つ1つのキャラクターを愛らしく感じた。
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ルイス・キャロルの想像力と言葉を紡ぐセンスを丁寧に紹介する本書を読むと、不思議の国(鏡の国)のアリスを原文で読みたくなってきます。 どんな文章も書き手ならではの表現を有するものでしょうが、アリスファンタジーは特に顕著な作品だったのかなと。翻訳の大変さと作者に負けないほどの努力を想...
ルイス・キャロルの想像力と言葉を紡ぐセンスを丁寧に紹介する本書を読むと、不思議の国(鏡の国)のアリスを原文で読みたくなってきます。 どんな文章も書き手ならではの表現を有するものでしょうが、アリスファンタジーは特に顕著な作品だったのかなと。翻訳の大変さと作者に負けないほどの努力を想像するとそこにも楽しさを感じます。 というわけで、やっぱりこの本の内容を踏まえて、次の機会があっても原文ではなく翻訳本で楽しみそうです。 「夢はまた夢の国をもっている」のであり、目覚めている時間のもつ現実性におさおさ劣らぬ幻実性を夢の時間ももっているのである。(「ルイス・キャロルの生涯」より)(P112)
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