コンサルタントのための“キラーコンテンツ"で稼ぐ法 の商品レビュー
タイトルだけ見ると買わない本にフォルダリングするが、立ち読みして購入。 有形サービス販売と違って、無形サービスの価値提供について掘り下げてある。 これは会社員であっても同じで自分のリソースは必ずしも有形サービスでないため自分が組織に貢献するため努力の方向性を考えさせられる。 Yo...
タイトルだけ見ると買わない本にフォルダリングするが、立ち読みして購入。 有形サービス販売と違って、無形サービスの価値提供について掘り下げてある。 これは会社員であっても同じで自分のリソースは必ずしも有形サービスでないため自分が組織に貢献するため努力の方向性を考えさせられる。 YouTubeでコンサル出身の方が激推ししていた理由がわかった。 セミナーや勉強会を開催する機会がある人にとっては参考になる章もあって、コンサル以外の方にもおすすめ。 いい本。
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コンサルタント業についての見方が変わった。 期待されるテーマやイメージを先に作り、それに足りない部分を埋める 大きなお金が動く接点から作る メニューの構築、商品化 テーマの一貫性 専門性を高める 参考になった。
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# 書評☆4: コンサルタントのための"キラーコンテンツ"で稼ぐ法 | 技術者必見のキラーコンテンツの作成方法と販売方法 ## 概要 - 書名: コンサルタントのための"キラーコンテンツ"で稼ぐ法 - 副題: - 著者: 五藤 万晶 -...
# 書評☆4: コンサルタントのための"キラーコンテンツ"で稼ぐ法 | 技術者必見のキラーコンテンツの作成方法と販売方法 ## 概要 - 書名: コンサルタントのための"キラーコンテンツ"で稼ぐ法 - 副題: - 著者: 五藤 万晶 - ISBN: 9784495523213 - 出版: 2014-09-11 - 読了: 2020-12-03 Thu - 評価: ☆4 - URL: money.senooken.jp/post/2020/12/03/ ## 評価 コンテンツ・ビジネスに興味があり,調べていて見つかった数少ない本の一つだ。 士業やコンサルタントがそれぞれのキラーコンテンツを作って商売として成功するための方法について解説している。 コンサルタントの失敗するケースや,先生業の構図について説明し,本書のメインであるキラーコンテンツの作り方と売り方について書かれていた。 コンサルタントだけでなく,専門性をもっている技術者にも通用する話で,本質的な部分に迫った内容になっており,とてもよかった。 ## 引用 > ### p. 52: 絶対に知らなくてはならない先生業の構図 こちらの節では,先生業の構図について説明されていた。 専門性と人数から以下の4に分類される。 - A: Acadeby - B: Business - C: Culture - D: Doctor そして,先生業は本質的にアルバイトと同じ時間給の仕事であるため,時間あたりの単価を高めるために,BDゾーンを狙わないと難しくなるということが書かれていた。 そして,お金をもっている決済権限者に響くテーマになっていないと難しいということだった。 > ### p. 112: 学んだことを教えてもコンサルタントになれない 第4章からは,本書の肝となるキラーコンテンツの作り方について書かれていた。 キラーコンテンツのベースとなるのは,教科書や本などに書かれている一般的な情報である。そこから,「その人からでなければ教えてもらえない」という状態に構築する必要がある。 これがどういうことかというと,「自分が学んだことを直接教えていない」ということになる。自分が一般的な情報から学んだ内容を,あるテーマに体系立てて組み替えて,自分が発案した効果的なノウハウを教えることがキラーコンテンツの本質になる。 > ### p. 130: 経営者向けに変換する 前節でキラーコンテンツのベースとなる考え方がわかったところで,具体的にキラーコンテンツを作成する手順が説明されていた。 まず第一に自分のコンテンツを経営者やお金をもっている人向けに変換する。例えば,最初に「社長のための」というフレーズを付けたテーマにする。そして,このテーマにふさわしい内容にするために足りない部分を埋めていく。 自分が学んだことを組み立てるのではなく,期待されるテーマやイメージを先に作り,それに足りない部分を埋めていくという順番になる。 また,自分のテーマの中で,影響度の大きいもの,動かすお金の大きいものに注目するというのもキラーコンテンツのポイントとなる。単なるデータ整理であっても,全社員の仕事効率が上がる戦略というふうにすると聞こえ方が変わってくる。 自分のテーマを,経営者や大きなお金・影響の大きい部分に特化させることが,自分独自のキラーコンテンツの手っ取り早い方法となる。 > ### p. 153: 「コンサルティング」は、売れるカタチになっているか? 第5章では,キラーコンテンツの販売方法について解説されていた。 一般的なマーケティング手法では顧客の求めることを聞き出して提案するという方法がとられる。しかし,そもそも知らないことは誰も答えられない。そこで,「何かありませんか?」という受け身の姿勢ではなく,「これ,どうですか?」企画提案型にすることで,潜在的なニーズを発掘できる。 例えば,旅行のパックツアーがこれの最たる成功例となる。提案情報に触れたことで,需要が喚起されるということがある。 そこで,コンサルタントにも同じくパッケージ商品を作ることを提案している。 実際の構築方法については[ホームページ](http://drgc.jp)への誘導で終わっていた。 ## 結論 技術者や専門家が自分の能力で商売をしていく上でのポイントが書かれていた。 影響の大きな部分にフォーカスをあてて,売りやすい形のパッケージ商品を作るというコンテンツ・ビジネスで重要な視点を学ぶことができた。 このあたりを意識していきたいと思った。
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講師とコンサルタントの違い。 コンサルティングのテーマが経営者向きでないとコンサルタントとしては失敗する。 個人向けではエクゼクティブを相手にする。 個人系かビジネス系か。 他人が払うか自分が払うか。 個人+他人=学校の先生。個人+自分=講師 ビジネス+他人=講師。ビジネス+自...
講師とコンサルタントの違い。 コンサルティングのテーマが経営者向きでないとコンサルタントとしては失敗する。 個人向けではエクゼクティブを相手にする。 個人系かビジネス系か。 他人が払うか自分が払うか。 個人+他人=学校の先生。個人+自分=講師 ビジネス+他人=講師。ビジネス+自分=コンサルタント。 コンサルタントは、研修とは言わない。研修をするのは社員向け=講師。 対象に決定権がない。 メニューは少なくする。教えられるものを限ってキラーコンテンツ化する。看板メニューを徹底的に磨く。専門性。 自分を売ろうとするのはコンテンツに差がないから。 代行、下請けにならない。 学んだことを直接教えない。独自のものに加工する。 キラーコンテンツ化のコツ=経営者向けのフレーズを使う。「社長のための~」など。 ニーズを聞かない=ニーズを聞いていたら新しいものは生まれない。知らないことはだれも答えられない。 パックツアー化する。パッケージ化して提案する。一冊のコンサルティングブックを作る。 呼び、こそ武器=web、セミナー、本で呼ぶ。本には一貫性が必要。専門以外の本を書かない。営業ツールをつくる=パンフレット、価格表。
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キラーコンテンツの必要性はもっともだが、本書内でも誤ったケースとして注意されているように、そもそも前提として売るものを間違っているコンサルが多いことに気づかされる。
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・先生業の構図:ビジネス系/個人系 自分が払う/他人が払う A アカデミー(先生) B ビジネス(研修講師) C カルチャー(スクール講師) D ドクター(コンサルタント) ・自分自身が体験しながら、ノウハウとして積み重ねてきたものを 経営者向けに変換する...
・先生業の構図:ビジネス系/個人系 自分が払う/他人が払う A アカデミー(先生) B ビジネス(研修講師) C カルチャー(スクール講師) D ドクター(コンサルタント) ・自分自身が体験しながら、ノウハウとして積み重ねてきたものを 経営者向けに変換する事こそ、キラーコンテンツを作りだす最も 現実的で速い方法。 ・コンサルティングに一通りのめどがつくのはいつか? ・具体的な目的を達成する為の方法を教える ・大きなお金が絡む、会社全体に影響を与えるテーマは? ・パッケージング化されている コンサルティングのほうが売りやすい
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印象に残ったのは、自分自身を売るのではない、パッケージ化する、経営者向けにする、ということ。自分がやりたいのは研修講師ではなく、コンサルだということもはっきりしたと思う。
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コンサルティングの仕事を講師や教える人だと勘違いしている人は確かに多いですね。 あと多いのは、自分がその業務内容に精通していないと、コンサルティングができないと考えている人。 コンサルティングを行う上で大事なのは、論理分解と体系化、そして変革を成し遂げることへの気概そのものではな...
コンサルティングの仕事を講師や教える人だと勘違いしている人は確かに多いですね。 あと多いのは、自分がその業務内容に精通していないと、コンサルティングができないと考えている人。 コンサルティングを行う上で大事なのは、論理分解と体系化、そして変革を成し遂げることへの気概そのものではないかと思います。 自分のコンサルティング内容を整理することは大手のコンサルタントであっても大事な点だと思いました。結局、初めての仕事であっても最初の作業の体系化ができるかどうかが勝負になります。その点はいくら強調してもしすぎではない点です。
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ソフトウェテストのコンサルタントという、絶滅危惧種以下の超マイナーな職種についているものとして気になった本です。 大会社に所属していて優秀なセールスマンが売り込んでくれると言っても、特殊なコンサルですから商談のどこかで自分も商談に参加して売り込むということをします。(専門営業と...
ソフトウェテストのコンサルタントという、絶滅危惧種以下の超マイナーな職種についているものとして気になった本です。 大会社に所属していて優秀なセールスマンが売り込んでくれると言っても、特殊なコンサルですから商談のどこかで自分も商談に参加して売り込むということをします。(専門営業というやつですね) 商品が売れないのなら、商品のせいにもできるのですが、コンサルティングが売れないということは自分が悪いということで凹みます。 (もちろん多くのお客様は優しいので「とてもやりたいんだけど、予算がなくて」と慰めてくださいます) だからつい、少しでも成約が増えるためには、、、って思うんです。もちろん、少しでもお客様のお役にたちたい気持ちがあることが大前提ですが。 ということで、この本、とても参考になりました。特に、 ・意思決定者(経営者や事業部長など)に会いに行け - 経営者の関心事がコンサルのテーマになっていることが重要 ・資格など、多くの人が持っているものを自慢するのではなく自分しか持っていないキラーコンテンツを持て - しかも、キラーコンテンツをパッケージ化し、売り易く・買いやすくすること などが本書の主要ポイントと思いました。
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今年は会計、税務の専門家からコンサルタントへ徐々に軸足を動かしたいという想いで時間をみて関連本を読み漁っています。 先生業というカテゴリーで稼ぐためにはどうすればいいか… 稼ぐというのは多少語弊があるかもしれません。 一流コンサルタントになるためにはどうすればいいのかという...
今年は会計、税務の専門家からコンサルタントへ徐々に軸足を動かしたいという想いで時間をみて関連本を読み漁っています。 先生業というカテゴリーで稼ぐためにはどうすればいいか… 稼ぐというのは多少語弊があるかもしれません。 一流コンサルタントになるためにはどうすればいいのかという話です。 そんなときに手に取ったのがこの本「コンサルタントのためのキラーコンテンツで稼ぐ法」です。 コンサルタントといっても我々が目指しているのは税務を中心にした専門コンサルタント。 経営コンサルタントではなく、相続税や資産承継、事業承継に関する問題解決を目指すという分野です。 この本を読むまで自分の中で勘違いしていたのがコンサルタントになるには講演やセミナーを上手にこなしたり話が上手でないといけないというものです。 この本を読んでの一番の気づきが、コンサルタントとセミナー講師は全く違う職業だし、成功法則としてベクトルが全く違うということです。 コンサルタントとしては専門の一分野とその周辺についての知識や経験を駆使して、お客様の課題を解決するのが仕事です。 人前で上手に話したり、講演するのはプロである必要はありません。 タイトルにもあるように選択と集中を実行した結果、キラーコンテンツを使って稼ぐいう話。 コンサルタントというのを自分自身、漠然と考えていたという反省がありました。 幅広くなんでも知っている必要はなく、Aという分野の専門コンサルタント、Bという分野の専門コンサルタント…でよいということ。 大事なことは「誰を相手にした、どの分野のコンテンツなのか…」をはっきりさせる必要があるということだと思います。 今までやってきたことはあまり売れないコンサルタントの方法論だったかもしれません。 相続税、不動産税務、事業承継…など自分たちで得意にしていた分野があったのに、間口を広げすぎたような感じがしています。 会計事務所もこれからはコンサルティング能力が必要とされます。 キラーコンテンツを磨いてもっと稼げるコンサルタントを目指したい、というのがこの本を読んだ感想です。
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