裏歌舞伎町まりあ横丁 の商品レビュー
私にとっても、新大久保は韓流の明るい街ではなく、 暗く娼婦の街でした。 本書は最近はネトウヨ在特会のおかげで悪いイメージとなっているが、 大人気となる以前の新大久保、あの危ないころの 新大久保の生々しいレポート。 当時の華は、コロンビア人。 金髪グラマーのマリア(著者が名付け...
私にとっても、新大久保は韓流の明るい街ではなく、 暗く娼婦の街でした。 本書は最近はネトウヨ在特会のおかげで悪いイメージとなっているが、 大人気となる以前の新大久保、あの危ないころの 新大久保の生々しいレポート。 当時の華は、コロンビア人。 金髪グラマーのマリア(著者が名付けた)とその仲間たち。 (お財布には常に20万円くらいあったそう) そしてアジア系さらには日本人娼婦が跋扈する新大久保に コンビニ、銭湯、呑み屋でかきあつめた情報のレポ。 彼女たちが不法入居をしてでも、したたかに 生きていくさまは伝わります。 しかし、赤ちゃんの母親がそのままいなくなり、戸籍も存在 しない、国籍も存在しないという子供が増えている現実は 何ともつらい。 同じ韓国でも、金大中の出身地、全羅道は 貧困地域のために差別されて見られるそうです。 文章はともかく、構成がやや雑に感じられて読みにくかった 感じがありやや残念。
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