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日本自立のためのプーチン最強講義 の商品レビュー

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15件のお客様レビュー

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2014/02/27

これからの日本の行く末を考える際とても参考、勉強になる一冊です。ロシアの自立を成し遂げたプーチンを日本に登場させ我が国の政治家たちに日本の自立を解らせる。 着眼点が面白い、かつ「そのとおり!」と言わせてしまう。 これからの日本は①経済的自立、②エネルギーの自立、③食糧の自立、④軍...

これからの日本の行く末を考える際とても参考、勉強になる一冊です。ロシアの自立を成し遂げたプーチンを日本に登場させ我が国の政治家たちに日本の自立を解らせる。 着眼点が面白い、かつ「そのとおり!」と言わせてしまう。 これからの日本は①経済的自立、②エネルギーの自立、③食糧の自立、④軍事的自立、⑤精神の自立 これです!

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2014/02/06

日本が「自立」するための道をわかりやすく記した名著。 阿部首相は今すぐ、著者の北野さんをブレーンとして迎えるべきである。 全日本人必読の書。

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2013/12/21

著者は母国日本をこよなく愛するロシア在住の国際アナリスト。2013年現在の日本と周辺国(特に中国、米国)との関係、今後の動向予測、そして日本が歩みだすべき道の提案を史実を踏まえて論理的に伝えてくれる。今、日本人が読むべき本。おすすめ。”中国や韓国が歴史問題を口にするときは、領土問...

著者は母国日本をこよなく愛するロシア在住の国際アナリスト。2013年現在の日本と周辺国(特に中国、米国)との関係、今後の動向予測、そして日本が歩みだすべき道の提案を史実を踏まえて論理的に伝えてくれる。今、日本人が読むべき本。おすすめ。”中国や韓国が歴史問題を口にするときは、領土問題をすりかえようとしている”ことを念頭にニュースを見ることにしよう。 尚、著者のメルマガも超おすすめ。北野幸伯メール・マガジン「ロシア政治経済ジャーナル」

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2013/12/15

ソ連崩壊とその後のロシアの20年を間近で体験してきたロシア在住の著者が、日本の自立のために何が必要かを、ロシアを欧米から自立させたプーチンに語らせています。思想としてはいわゆる保守層に近いけど、イデオロギーに傾倒するのではなく、リアリストとしての面が前面に出ている。面白おかしく、...

ソ連崩壊とその後のロシアの20年を間近で体験してきたロシア在住の著者が、日本の自立のために何が必要かを、ロシアを欧米から自立させたプーチンに語らせています。思想としてはいわゆる保守層に近いけど、イデオロギーに傾倒するのではなく、リアリストとしての面が前面に出ている。面白おかしく、証拠とともに軽妙な語り口で国際政治が分析、説明されているのでとても分かりやすい。”もっともらしく分かりやすいことは大概ウソだ”、と大学の恩師に教わりましたが、まずは近現代の国際政治を理解するための入り口としては良いかと思います。ちなみに、本書は書き下ろしですが、内容は著者のメルマガをまとめたものなので、メルマガ購読者にとっては新しい内容ではない。けれども、メルマガを気に入っていれば、その内容を整理された形で読む機会が得られるので応援という意味でも買っていいでしょう。

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2013/12/08

現代に生きるロシアの傑物、プーチンがもし日本に亡命して安倍晋三(本書では矢部)や石原慎太郎に対して政策を提言したら?という、一風変わった書物。 そこでは、我が国の保守・リベラルともに陥りがちな空想的・ロマン主義的な発想を完全に廃した「リアリズム」の観点から我が国が取るべき対米、...

現代に生きるロシアの傑物、プーチンがもし日本に亡命して安倍晋三(本書では矢部)や石原慎太郎に対して政策を提言したら?という、一風変わった書物。 そこでは、我が国の保守・リベラルともに陥りがちな空想的・ロマン主義的な発想を完全に廃した「リアリズム」の観点から我が国が取るべき対米、対中政策が語られる。 その中で印象深かったのは、「戦後レジームの脱却は、米国支配の脱却であり、歴史観の見直しは米国は許さない。」つまり、歴史観の見直しは、反米政策とみなされる可能性があるので慎重になるべきとのことである。 大東亜戦争の敗因は、国際的孤立であり、米国からの自立は是だが孤立の道に走ればその悲劇を再び繰り返しかねない。 なお、国際的孤立の原因の一つに第一次世界大戦で英国救援に陸軍を派遣しなかったことを上げている。その解釈は賛否がわかれると思うが、確かに海軍は派遣しており、ドイツの南太平洋植民地や山東半島へ進行している歴史はあるが、戦後ほどなく日英同盟は破棄されており、その後英国は日本から離れ米国と同盟の道に進んでいるのは事実である。 また、国際的孤立を避けるというテーゼの元、著者は核保有にも慎重であり、米国との核シェアリングを主張している。 経済政策では「新自由主義」との戦いや、貿易政策では「TPP」に対する対応が多く語られていおり、とても面白い。

Posted byブクログ