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知っていますか?人権教育一問一答 の商品レビュー

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2014/09/03

第1版から日本国内のこの10年の状況の推移は書かれているが、核心部分についての変更はない。人権教育の理念と指針がコンパクトにまとまっている。 ・「人権」は人間自身によって定められている。会議が開ける。他の動物は会議でものごとを決められない。 ・内的葛藤論。差別と肯定する気持ちと...

第1版から日本国内のこの10年の状況の推移は書かれているが、核心部分についての変更はない。人権教育の理念と指針がコンパクトにまとまっている。 ・「人権」は人間自身によって定められている。会議が開ける。他の動物は会議でものごとを決められない。 ・内的葛藤論。差別と肯定する気持ちと否定する気持ちが一人の人間に同居している、という見方。 ・差別による一つの問題は、1.親を好きになれない。2.友達(他者)を信用できない。3.自分を好きになれない。といった三つの意識を被差別社にもたらしやすいこと。 ・伝統党的な地域社会が崩壊し、しきたりが廃れてきたが、新しいルールが作られていない。学校も同じ。子どもも同じ。 ・これまでの人権教育は、禁止のメッセージを受け取ることが多かった。これからは人権文化という概念を手がかりに、創造的なメッセージへと切り替えていける。

Posted byブクログ