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マインドフルネスを越えて の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2018/01/22
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※このレビューにはネタバレを含みます

気づきのない集中はなく、集中のない気づきはない。(帯) 6つの感覚器官(眼・耳・鼻・舌・身・意)はそれぞれ「海」と呼ばれることもあります。一つひとつの海には危険な鮫や鬼がいたり、欲の波、怒りの波、無知の波で満ちています。こうした危険を上手に使って、ものごとを明晰に見るのが、智慧です。ブッダはこのことを次のように説かれています。 「鮫と鬼と荒波のある海を渡るのは困難である。 この海を渡り、聖なる道を歩む智者は、 世間を超越し、涅槃に至る。」p93-94 無常を見るときには、二つのレベルがあります。一つはヴィパッサナーで観察すること、もう一つは座禅で観察することです。まず、ヴィパッサナーで観察することについて見ていきまましょう。 私たちは毎日を瞑想で始めるべきです。呼吸を第一の観察対象にして、瞑想するのです。呼吸が穏やかで微細になり、リラックスしてくると、心も穏やかでリラックスします。たゆまぬ精進を持って真理を深く見れば見るほど、日常生活の中で真理が明らかになり、ますます喜びで満たされるでしょう。 一瞬一瞬が、新鮮な瞬間です。一瞬一瞬が、新たな智慧と理解をもたらします。ものごとを今まで一度も見たことないものとして見始めます。これまで一度も達したことのないところに達します。ものごとをまったく新しい視点から見るようになります。新しい経験一つひとつがが、さわやかさや穏やかさ、落ち着きある喜び、幸せをもたらすのです。201p <メモ> ・けんけんがよくいう、自分が他人になる感覚

Posted byブクログ

2014/08/06

前作「マインドフルネス」はヴィパッサナー瞑想を始めるにあたっての心構えから実践法、初心者のつまづきやすい点の解決法などを詳述されていましたが、 本書では一歩進んでサマタ瞑想について詳述されています。方法は呼吸瞑想と慈悲の瞑想について。 慈悲の瞑想の部分は前作と全く同じ文章がそのま...

前作「マインドフルネス」はヴィパッサナー瞑想を始めるにあたっての心構えから実践法、初心者のつまづきやすい点の解決法などを詳述されていましたが、 本書では一歩進んでサマタ瞑想について詳述されています。方法は呼吸瞑想と慈悲の瞑想について。 慈悲の瞑想の部分は前作と全く同じ文章がそのまま掲載されていたりします。 たまには腰を据えて集中力を鍛えようと思える本です。

Posted byブクログ