あなたの人生に「孤独」を持ちなさい の商品レビュー
キーフレーズ 行きづまったら「ひとり」になる。 この本は、孤独にひとりで生きていくのがよい、と言っているわけではない。 むしろ、人生は常に他者と関わり生きていくものである、と言っていると思う。 著者自身も家族を持っているし、友人もいるようだ。 この本で伝えているのは、他者と関わ...
キーフレーズ 行きづまったら「ひとり」になる。 この本は、孤独にひとりで生きていくのがよい、と言っているわけではない。 むしろ、人生は常に他者と関わり生きていくものである、と言っていると思う。 著者自身も家族を持っているし、友人もいるようだ。 この本で伝えているのは、他者と関わる以上、苦しみもあるし困難にも直面するが、そのときに、自分の状況から離れてみて(物理的にも精神的にも)、ひとりになる時間を持つことで、人生でなにが大切か、どんなことに価値があるかを考えなおすことができる、と伝えているように感じた。 自分の気持ち・感情を押し殺し、人と馴れ合って生きていくことを皮肉めいた言葉などで批判したりしているが、それは逆に、人と関わることは避けようがないから自分を大切にしながら生きていきなさい、と言っているかのようだ。
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2014年の65冊目です。 少々、意味深なタイトルですが、サブタイトルに”自分だけのモノサシ”のつくり方とある。 自己の確信に満ちた価値観、言い換えれば人生観を持つためには、群れるな!と書かれている。自分を確立するために時間の持ち方、行動などを著者自身の経験から提案しています。例:ときには、テレビや新聞をすてる”ことによって自分の考え方を研ぎ澄まそうとか、自分の中に「毒」を持とうという節では、満場一致の意見には嘘つきがいるはずだといった感じです。著者自身も書いているが「孤高」な生き方を提唱しているようです。現代社会が、存在承認を得る為に、安易に周りと同調することを良しとする風潮にあることが、この著者の考えをいささか尖ったもののように見せている。「孤高」であることへのあこがれは、いつも抱いているが、かなり生きづらく、出来ることでもない。
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チェック項目5箇所。悪口については、陰口はいけないといわれている、本人がその場にいないので反論する機会もなく、不公平そのものだからだ、そのうえに、陰でこそこそという雰囲気による陰湿さに不公正さが充満している、その点においては、本人の前でいう悪口には、不公平や不公正の要素はない、真実を率直に述べる限りは、歓迎こそされ否定されるべきことではない。人も群れていく動物である、強力なリーダーがいたら、それに従って皆と一緒に生きていく、そのほうが選択肢があるときでも一々どうしようかと考えなくてもすむので楽だ、また皆という防壁に守られているので、一応の安全は保たれている。独りで生きていこうとする人には、真剣な気迫がみなぎっている、そのエネルギッシュな考え方や行動力に人々は魅せられる、実際に動き回っているときも、仕事の場であれ個人的な生活の場であれ、張り切っているので心の迷いなどはまったく見られない。人を大切にすることは、自分を大切にすることである、その逆に人をおろそかにする人は、自分をおろそかにしている、損得勘定をしても、損をする結果になる、心の貧しい人は常に不満足をかこつ状態を続けなくてはならない運命になっている。
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孤独を楽しむ、孤独の良さを解く話は聞くが、孤独を「力」としてとらえられている観点が面白い。 ■印象的だった箇所 ・著者が病気だった頃の話。小さい時から病弱で本すらほとんどない情報から隔離された田舎に超して療養している際、できることと言えば「考えること」であったとのこと。その頃に...
孤独を楽しむ、孤独の良さを解く話は聞くが、孤独を「力」としてとらえられている観点が面白い。 ■印象的だった箇所 ・著者が病気だった頃の話。小さい時から病弱で本すらほとんどない情報から隔離された田舎に超して療養している際、できることと言えば「考えること」であったとのこと。その頃に今の価値観が画一され、人生の大きな財産となった。 ・「太陽は空気を暖かくして内なる身体が温かくなるようにした。すると自発的に上衣を脱ぐようになったのだ。何事も頭ごなしに「させる」のは至難の業であり、人がする「気になるように」しむけていくのが王道である。」北風と太陽の話を思い出した。この話を部下との関係に悩んでいる某に話したがささらなかった様子。 仕事上でもプライベートでも、私は絶対に太陽のポジションでいたい。(私は仕事・プライベートも結局は人間関係によるものなのであえて分ける必要はないと考えているが。)
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タイトル・装丁・目次に惹かれて買ったものの…本文は必要以上に語彙が難しく、内容も薄い。私が本を書くときには、「伝わる言葉で書くこと」など、読み手に対する配慮をよくよく意識したい。
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孤独が力を持つ、あんまり電子でのつながりは私も依存したくないなぁとは思う。もう少し、隣の青い芝ばかり見ないで、自分の人生を孤独に見つめたいのだけど。
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