怒る技術 怒られる技術 の商品レビュー
皆さんの評価は低いが、自分的にはかなり整理された内容で、年の最後にinspire!されました。世の中、「アンガーマネジメント」=「怒りを鎮めるコツ」との誤解が多い気がする。自分もそんな誤った理解をしていた1人。 ざっくり言えば、まず怒りを表現することは大切だよ。ただし現状を改善...
皆さんの評価は低いが、自分的にはかなり整理された内容で、年の最後にinspire!されました。世の中、「アンガーマネジメント」=「怒りを鎮めるコツ」との誤解が多い気がする。自分もそんな誤った理解をしていた1人。 ざっくり言えば、まず怒りを表現することは大切だよ。ただし現状を改善するための双方向のコミュニケーションツールだから、怒り方には気をつけようとの内容。 自分は人の怒りが自分に降りかかると、すぐに悲しい気持ち、いやーな気持ちになってしまうけど、これを読んで「あっ相手は何か伝えたいんだな」とまずはちょっとでも思ってみようと考えました。 以下印象に残った文章。一部編集あり。 - 突然「キレる」のは、我慢が足りないのではなく、我慢し過ぎて、怒りが危険水域を越えてしまったために起こる現象。→ちょいちょい怒っておいた方がマシ - 怒りを感じていても、それを隠して「いい人ぶって」いる人は、もの足りなさを感じさせ、自分の思いも実現できないで終わってしまう。→意外に怒らない人は他者から評価されなかったりする。必要な時に主張できない人って見なされちゃうのかも。 - 小さなことこそ、小さいうちに怒るのが良い。怒りを吐き出す。→そういう事ね! - 怒っているのに口に出さない人は一見「できた人」と思われがちだが、心の中を覗くと、恨みつらみ、妬みそねみ等の感情が動いていて、相手に気づかれないように上手く装っているに過ぎない。怒りの感情は、封じ込めても消えてなくなるものでは無い。溜め込んだ怒りは爆発して、いわゆる「キレる」状態に陥る。せき止められていた水がダムの決壊と共に一気に流れ出るようなもの。→わー、自分、これやっちゃっている時あったなあ(苦笑) - 怒るべきときには怒る。怒らない方がよい場合は怒らない。→何でもかんでも怒り散らせば良い訳じゃない。 - 世の中には怒らない方が良い相手は確かに存在する。→いろいろな事件も起きているから気をつけないと。 - 怒る技術の一番難しい所は怒りの中に隠れている本当の自分の気持ち(不安とか心配とか)を正直に相手に伝えることではないだろうか。自分の話の中に「判断」「決めつけ」「非難」の言葉が入り込まないように注意しなければならない。→これは大切と思った。相手を責めるんじゃなくて、いわゆるアイメッセージで不安だったんだよ、心配したんだから、の方が相手も「あーそうなのか」と思ってくれる可能性が少しは高い? -「私は怒っている」この一言をゆっくりはっきり口に出すことである。「私はこう感じている」と切り出す。→直接的〜!と思いつつ、これが一番確実に伝わるかもしれない。 -三木清「人生論ノート」→何度も引用あり。先日の岸見さんも引用していた。名著っぽい。機会あれば読んでみたい。 - 怒るのは人間関係の修復、改善を目的としたコミュニケーションなのである。怒っても逆鱗に触れないようにしなければならない。→相手を言い負かすことが目的じゃない。 - 黙っていたら、怒りは伝わらないし、現状は何も変わらない。怒らないようにガマンしていたら、やがて「爆発する」か「ストレスを抱え込む」かで、自分自身の破壊につながる。→最後に「怒ることは本当に大切だよ!」と力強く言い切ってきれた^_^
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結局は技術じゃなくて「怒ってもいいんだよ」という心構え的なものがほとんどだったような。 まあ、僕に必要なのはその心構え的なものなので、僕にとってはそれはそれでよし。
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怒るのはよいことである、と。 何を怒るかでその人の価値観がわかる。 ⚫︎自分が大事にしてること ⚫︎自分にとって正しいと信じること ⚫︎人の道として、やるべきこと 怒られる側の技術も、必要。 感情だけが、先走って 理性なく怒られると素直に聞く 気持ちにもなれないよなぁ。 なん...
怒るのはよいことである、と。 何を怒るかでその人の価値観がわかる。 ⚫︎自分が大事にしてること ⚫︎自分にとって正しいと信じること ⚫︎人の道として、やるべきこと 怒られる側の技術も、必要。 感情だけが、先走って 理性なく怒られると素直に聞く 気持ちにもなれないよなぁ。 なんで怒られたのか 気がつかないと反省もできないし 行動にもうつせない。 ま、逆に そこが、怒る側はいらっと するんだろう。
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