みずは無間 の商品レビュー
人間の人格をコピーした宇宙探査機が主人公っていう設定は面白かったのだけど、あまりにも状況設定が壮大すぎて頭に入ってこなかった。
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SF。 無人探査機にコピーされた人間、雨野透の人格が主人公。 可愛らしい表紙から軽めのSFかと思っていたら、なかなかにハードなSFだった。表紙の女性、少し細すぎなのでは…? 大きく盛り上がるシーンはなかったように思うが、一冊を通して、スケールが大きく、奇抜な展開が続く。 とにかく...
SF。 無人探査機にコピーされた人間、雨野透の人格が主人公。 可愛らしい表紙から軽めのSFかと思っていたら、なかなかにハードなSFだった。表紙の女性、少し細すぎなのでは…? 大きく盛り上がるシーンはなかったように思うが、一冊を通して、スケールが大きく、奇抜な展開が続く。 とにかく変わった読後感の作品でした。
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人格をコピーしたAIを搭載した宇宙探査機が宇宙を旅する話。 序盤は暇つぶしに自己改造したり、人工知性体を作ったりする話。そんなミニエピソードが続くのと思いきや、元人格と依存症の恋人の「飢餓」を軸に、宇宙規模の崩壊が始まる。 技術レベルや、話の規模がどんどんインフレしていく様子と、元人格の話がうまく組み合わさるところが良い。
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ハヤカワSFコンテスト第1回受賞作。 円城氏の「バナナ剥きには最適の日々」に出てくる人工衛星のAIのモデルが過食症の彼女を抱えた研究者だったら、こうなるのかもしれない。というのが初めて読んだ感想。 結局、落ちはよくわからん。 SF的な用語は考証不足かもしれず。なんか違和感がち...
ハヤカワSFコンテスト第1回受賞作。 円城氏の「バナナ剥きには最適の日々」に出てくる人工衛星のAIのモデルが過食症の彼女を抱えた研究者だったら、こうなるのかもしれない。というのが初めて読んだ感想。 結局、落ちはよくわからん。 SF的な用語は考証不足かもしれず。なんか違和感がちょこちょこありました。
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無人探査機に搭載されたAI-雨野透。退屈な日々。思い出す-地球に残した彼女「みずは」。彼女はひたすら求める。食、愛、優しさ。
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それをSFでやらなくても…と思いつつ、甘ったれ系の普通っぽい女の子の依存ぶりが依存先の人間の頭の中で宇宙を飲み込むレベルに肥大していくのは怖すぎた。SF的な言葉や用語がわからなくても十分楽しめる恐怖小説だった…。(内外自他どっちの意味でも)依存的性質について困ってたりすると、もう...
それをSFでやらなくても…と思いつつ、甘ったれ系の普通っぽい女の子の依存ぶりが依存先の人間の頭の中で宇宙を飲み込むレベルに肥大していくのは怖すぎた。SF的な言葉や用語がわからなくても十分楽しめる恐怖小説だった…。(内外自他どっちの意味でも)依存的性質について困ってたりすると、もうどこまでも逃げ切れない希望の無さ。個人的には恐怖小説として好み。休憩本にすると前後を見失ってちっとも進まなかったので、一気読みに。
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読んでて日本語がわからない。テーマが整理されていないし、言葉も整理されていない。思春期の子を見ているようです。魅力はあるものの私はもう少し落ち着いている方が好みです。
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読む前は表紙のイメージから、宇宙を舞台にした甘いラブロマンスを想像していた。いま思うと何でそんなふうに考えてたのかよく分からない。 まさか魑魅魍魎と戯れながら餓鬼に追いかけられるサイコホラーだとは思ってもみなかった。 退屈と飢餓と逃避と諦観。 読んでいると心に湧き上がってくる、生々しい「厭わしさ」「うんざり感」はある意味凄い。 読後の何とも言えない胸やけ感を持て余す。 かなりマニアックなSF要素が詰まっていて、話の構想をちゃんと呑み込めた気がしなかったので、いずれ完全に消化すべく再挑戦してみたいという思いもある。 分裂と統合の繰り返しでアレが増幅していくところは非常にゾクゾクきた。
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ベースはゴリゴリのSFなのに、その一方で主人公の語る学生時代、過食症で依存症の低身長ぽっちゃりメンヘラ彼女との恋愛の記憶が生々しいし痛々しい、なんとも不思議な食感のSF小説でした。表紙がスイーツな宇宙でかわゆかった。宇宙と個人の精神の質量は果てしないのかなぁ、などと思いました。
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AIが人格を与えられ宇宙探索するが、人間の頃の記憶、過食症の恋人「みずは」に悩まされる。 SFだけどホラーのようなストーリー。特にDという生命を生み出しコントロールしたり、AIである自分をコピーして分裂したりとなかなか怖い。 後半はテンポアップし過去が次々と発覚していき、オチも面...
AIが人格を与えられ宇宙探索するが、人間の頃の記憶、過食症の恋人「みずは」に悩まされる。 SFだけどホラーのようなストーリー。特にDという生命を生み出しコントロールしたり、AIである自分をコピーして分裂したりとなかなか怖い。 後半はテンポアップし過去が次々と発覚していき、オチも面白かった。
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