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ルポ精神医療につながれる子どもたち の商品レビュー

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2014/09/14

リスパダールの副作用:じっとしていられないのは、アカシジアといわれる副作用で、静座不能ともいう。落ち着きがなくなり、立ったり座ったりを繰り返したり」、興奮して歩き回ったり、ひどいときには外を走り回らずにはいられないような状態になる。もちろん精神的にも不安定で、焦燥感が高まったり、...

リスパダールの副作用:じっとしていられないのは、アカシジアといわれる副作用で、静座不能ともいう。落ち着きがなくなり、立ったり座ったりを繰り返したり」、興奮して歩き回ったり、ひどいときには外を走り回らずにはいられないような状態になる。もちろん精神的にも不安定で、焦燥感が高まったり、刺激に反応しやすくなったりする。適切な処置や薬の減量が行われないままだと、不安、焦燥が悪化して、ときに他害、自傷(他殺、自殺を含めて、他人を傷つけたり、自分を傷つけたりすること)につながる可能性もある。また、小刻み歩行は錐体外路症状と言われるもので、それにはほかに振戦(特に手の震え)や、不随意の動きとしてあらわれるが、それらは主に筋緊張や協調運動の異常から生じる。アカシジアも錐体外路症状の一種である。体重増加もよくある副作用だ。また、血糖値が上昇し、結果的に糖尿病を発症する人もいる。肝臓機能障害から黄疸がでることもある。そのほか、便秘は抗精神病薬を服用した人ならほとんどが経験する副作用である。さらに、抗精神病薬には「精神障害」とされる副作用もある。不眠症、不安、激越(焦燥、興奮)、妄想、うつ病、幻覚、抑うつ症状、躁病、被害妄想、睡眠障害、緊張、自殺企図、錯乱状態、リビドー(性衝動)、リビドー減退、徘徊、気力低下、情動鈍麻、悪夢。 デパケンR(バルプロ酸)ー抗てんかん薬だが、気分安定薬としても使用される。ちなみに、語尾の「R]は徐放剤を表している。徐放剤とは、成分が徐々に放出されるように工夫された薬のことで、薬剤が長期間にわたって持続するため、服用回数を減らすことができる。

Posted byブクログ

2014/07/25

子供を対象とした精神疾患の早期介入は無謀では…という本。不適切な薬物の投与は副作用による薬害に繋がる。精神病患者の増大を過剰診断と考察する部分も。

Posted byブクログ

2020/02/15

実名で20名くらいの精神科医が登場する。かなりよろしくない書かれ方もされている。多剤併用には同感だが、やや著者の思い込みがあり、批判した気持の結論ありきで書かれている。著者の無理さを露呈していたまま取材しているので、インタビューを申し込まれた精神科医がかわいそうだし、そんな無知な...

実名で20名くらいの精神科医が登場する。かなりよろしくない書かれ方もされている。多剤併用には同感だが、やや著者の思い込みがあり、批判した気持の結論ありきで書かれている。著者の無理さを露呈していたまま取材しているので、インタビューを申し込まれた精神科医がかわいそうだし、そんな無知なライターの取材を断るのは当然のことだと思う。

Posted byブクログ