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お菓子でたどるフランス史 の商品レビュー

3.7

31件のお客様レビュー

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2024/10/26

フランスの歴史をその当時のお菓子と共に紹介していく本。 フランス菓子がどのように発展していったのかがわかって面白かった。 歴史部分は私の知識が無さすぎて斜め読みした箇所もありつつ、お菓子の情報がとにかく美味しそう!で釘付け

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2024/07/24

非常に面白かった。ジュニア新書らしく、私のような西洋史に疎い大人にもオススメできる内容。お菓子のビジュアルを想像しながら歴史を学べるのが楽しい。 ケルトの時代から遡って、宗教儀礼的な役割をお菓子が担っていたというのは面白い。 目から鱗だったのが、カトリック国の方が美食であるという...

非常に面白かった。ジュニア新書らしく、私のような西洋史に疎い大人にもオススメできる内容。お菓子のビジュアルを想像しながら歴史を学べるのが楽しい。 ケルトの時代から遡って、宗教儀礼的な役割をお菓子が担っていたというのは面白い。 目から鱗だったのが、カトリック国の方が美食であるということ。たしかに! イギリスなど他のヨーロッパの大国にも言えることだが、一見無関係なように見えるその国の食生活が、戦争や侵略の歴史と切っても切り離せない関係にあり、それを自国のアイデンティティとして我が物顔に誇示しているように見えるのは皮肉だ。

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2022/02/06

読了 2022/02/06 総じて読み応えのある面白い本 史実とともに発達したフランス菓子の種類や名称がよくわかったし、フランス史の復習になった 語彙表現も豊かでその意味でも何度も読みたい(買いたい)

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2021/10/09

お菓子の立ち位置が凄い! ただ甘い物ではありません。 スパイスの入ったお菓子が苦手でした。なんで?入れたんだよーと思ってました。 成る程ね。

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2021/09/06

ジュニア新書だが、高校生でも楽しめる内容で大変面白かった。フランス史は今まで興味を持っていなかったが、この機に自分の興味ある分野の他にもフランス史の本を読み込んでみようと思った。

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2021/08/25

 フランスの中世から現代までのお菓子の歴史とともに紐解く歴史書。  お菓子が君主の威厳を表すためや、外交上に使用されていたというのは初めて知った。

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2021/04/07

東大大学院教授池上俊一著 岩波ジュニア新書 生きるためには不可欠ではないのに生活に 甘美なうるおいを与え幸せを与える不思議な食べ物。おフランスで発展し国家戦略としてどのように利用したかがよくわかります。ゴーフル、ドラジェ、ビュッシュドノエル、マカロン、クグロフ、シャルロット...

東大大学院教授池上俊一著 岩波ジュニア新書 生きるためには不可欠ではないのに生活に 甘美なうるおいを与え幸せを与える不思議な食べ物。おフランスで発展し国家戦略としてどのように利用したかがよくわかります。ゴーフル、ドラジェ、ビュッシュドノエル、マカロン、クグロフ、シャルロット、マドレーヌ、サヴァン、ブランマンジェ、ルリジュース、タルト・タタン、ミルフィーユなどほとんど食べたことないですがどれも優美な響きでおじさんも憧れます(笑)

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2021/02/16

「岩波ジュニア新書」の池上俊一さんの一連のヨーロッパ各国史の著作、スペイン史に続いてフランス史を読了。「情熱」という抽象的なコンセプトを軸にしようとしたスペイン史に対して「お菓子」という実体のあるものをテーマにしたこちらの方が構成としては成功している感じがします。 ともあれ、フラ...

「岩波ジュニア新書」の池上俊一さんの一連のヨーロッパ各国史の著作、スペイン史に続いてフランス史を読了。「情熱」という抽象的なコンセプトを軸にしようとしたスペイン史に対して「お菓子」という実体のあるものをテーマにしたこちらの方が構成としては成功している感じがします。 ともあれ、フランス史の概略を掴むのによい本でした。 なぜヨーロッパ史を概観しているかというと、ヨーロッパ史を知らないとアメリカ史の背景がよく分からないということがよく分かってきた(笑)から、なんですよね… 歴史は面白い。

Posted byブクログ

2020/11/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

フランス史をザクッと振り返りながらお菓子の歴史も振り返るという本。フランス料理・菓子が現代に至るまで賞賛されたのはイメージ戦略によるものだというのは納得してしまった。中高生の時に読みたかった。

Posted byブクログ

2020/05/13

お菓子のはなしをベースにした簡潔なフランス通史。お菓子の話題以外は重要なところだけポイント絞って概説してくれてわかりやすい。個人的に白眉はカトリーヌどメディシスがくるまえのフランスでは肉を手掴みだったりとか、イタリアの文化が入って洗練されあのだなということ。あと、受け入れるフラン...

お菓子のはなしをベースにした簡潔なフランス通史。お菓子の話題以外は重要なところだけポイント絞って概説してくれてわかりやすい。個人的に白眉はカトリーヌどメディシスがくるまえのフランスでは肉を手掴みだったりとか、イタリアの文化が入って洗練されあのだなということ。あと、受け入れるフランス。砂糖大好きフランス。ゾラの胃袋のはなし読んでみたいと思った。パサージュ。

Posted byブクログ