花迎え の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1946年生まれの作者 高樹のぶ子氏。 いつも、読むたびに、年齢を感じさせない、色んな知識豊富な小説の書き方に驚く。 色、旅、風、流、本、の5つ。 音楽、旅行、恋愛、歴史、知識、読書、のどれをとっても、及ばない。 私の小学生の友人が、高木信子という名前だったが、この本を読んで、高樹のぶ子氏の本名だったと知った。 年上の作者で、読書家でありながら、小説を書きこなす作者は、完全主義なのだろうか?と。 そして、「通販のワンピース」を読んで、完全な人物と思っていたのに、こんなお茶目の所もあるのだと、、、少し安心(?)した。 少し、身近に感じてしまった。 「私の本棚」にしても、ベストセラーの良さがわからないのは、私だけでないことにも共感を得た。 お勧めの、須賀敦子氏の本も読んでみたくなった。
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