話す力 の商品レビュー
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『話す力』は、まさに「聴く力」。 本書のほとんどは、聴くスキルに関するものでした。全く同感です。 これほどまでに「聴く」に徹していれば、話すスキルを意識しなくても、聴衆や相手は満足してくれると思います。 それほど、聴くスキルは重要だということです。私もそう思います。 話す力は、「言い分をわかってもらうためのひと工夫」。否定や命令では、人は動かない。 ホント、交渉は言い方一つですよね~。 また、「話す力」だけあって、文書にしてもやはりわかりやすく、あっという間に読めました。エピソードなどを交えて、興味を引く構成になっている辺りも、「話す力」についての説得力があると感じました。 ただ、日頃から、コーチングや傾聴を意識している人にとっては物足りないかもしれませんね。 とはいえ、 「話す力」(聴く力)とは少し離れた記述もありましたが、またそれも含蓄があり、気を引き締め直しました。 ・失敗の原因を検証する ・人より頑張れば、いい仕事ができる。すると目標をさらに高く設定するようになる 今日からまた、ガンバロー!!
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学ぶことの多さに比べると安すぎる一冊でした。抽象的である話す力について読みやすく、すぐに使えることばかり書かれていました。その他多くの著名人のエピソードも書かれており飽きることなくすぐに読み終えてしまいました。
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まだ半分程度しか読んでないが、前半は基本中の基本が書かれている。 わかっちゃいるけど実行できていない… 喋りの仕事してますが、痛感します。 さ、しっかり読んで基本を再確認しよう。
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「世界不思議発見」でお馴染みの草野仁さんが著者。キャスター歴46年とのこと。 挨拶の仕方から始まり、目上の人、初対面の人、苦手な人との対話の仕方、など。 雑談力の項目では、黒柳徹子さんのその底知れない記憶力を取り上げ、そして大事な話をするときは、具体的な数字を出すことが良い、とのこと。確かに、数字を挟みながら話す人って、不思議と説得力がある。 上沼恵美子さんの「自分イジリ術」も良い。自分自身、自慢話をする人が苦手で、引いてしまう節がある。卑屈なのも問題だが、うまく自分のことをイジリながら話す人は、好感が持てる。 効果的にキャッチフレーズやたとえ話を使う、という技も身につけたい。 また、結婚式でのスピーチのヒントの項目も草野さんならではの考察が面白い。 本当に様々な具体的な実例を掲載していているので、心に響くし、単純に面白かった。 そう感じたのは、草野さんのあのキャラクターを知っているから、ということも大きい。 何故なら、私は押し付けがましい自己啓発系の本があまり好きではない。だけど、草野さんを知っているからこそ素直に受け入れられたのかも。 そして黒柳さんの努力家の一面には感服させられた。「世界不思議発見」に毎度出る際に、事前にそのテーマについて猛勉強をして知識を吸収してから本番に挑むらしい。80代なのに、新しいものを貪欲に吸収しようというその心意気は、本当に素晴らしい。 私も仕事を言い訳にせず、自己研鑽頑張らなきゃな。
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喋りのプロである草野さん 元は苦手だったというから驚き サリン事件の真相も聞く力があったこそ すごいです。
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印象に残ったこと 話し方のコツ... ⚪︎相手にわかりやすく伝える目的意識をもち、話す。録音してみてブラッシュアップ ⚪︎長所から何を学べるか?を考える ⚪︎謝る時は、すみません、と謝ってからこの方法や考え方ではだめでしょうか?とら聞く
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高知大学OPAC⇒ http://opac.iic.kochi-u.ac.jp/webopac/ctlsrh.do?isbn_issn=9784098251773
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ベストセラー阿川さんの「聞く力」に対抗して話す力とはイージーなタイトルつけだなあ。 でも目上の者から挨拶をすることや吉永さゆりの挨拶なんかはとても参考になった。
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以前阿川さんの「聞く力」のレビューを書きましたが、こちらの方が実行性や説得力があり、たいへんためになりました。 私の意見として100%同意しているわけではないですが、それでも読んでみる価値は十分です。
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思っていたよりも、基本的な内容でした。草野さんはやはりひたむきでした。 一生懸命であれば、泥臭くてもコミュニケーションしようとする。それを大切にしていきたい。
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