奇動捜査 ウルフォース の商品レビュー
なるほどなあ。霞さんらしい、エグい秘密とエグい死体装飾の真実ですね。 ミステリとしては謎が散らばりながら見えない事件の輪郭にヤキモキしながら読んでいたんですが、主題の演歌歌手の秘密はどきもを抜かれ、なおかつ事件とその周囲はキモチ悪ってなりました。 ただそれが霞さんだよね。 27...
なるほどなあ。霞さんらしい、エグい秘密とエグい死体装飾の真実ですね。 ミステリとしては謎が散らばりながら見えない事件の輪郭にヤキモキしながら読んでいたんですが、主題の演歌歌手の秘密はどきもを抜かれ、なおかつ事件とその周囲はキモチ悪ってなりました。 ただそれが霞さんだよね。 2791冊 今年19冊目
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警察官バディモノ(ただし柄の悪い中年のオッサン)+改造覆面パトカーによるカーアクション満載の長編推理小説(連作短篇ではなく一本の長編作品です)。 霞作品ではおなじみの起こる事件ひとつひとつに不可解状況がてんこ盛りで、更に今回は次々関係者は殺されていくし、殺人現場のそばに謎のオブジ...
警察官バディモノ(ただし柄の悪い中年のオッサン)+改造覆面パトカーによるカーアクション満載の長編推理小説(連作短篇ではなく一本の長編作品です)。 霞作品ではおなじみの起こる事件ひとつひとつに不可解状況がてんこ盛りで、更に今回は次々関係者は殺されていくし、殺人現場のそばに謎のオブジェやモチーフ散りばめすぎだしで、その情報量にゲップが出そうな密度です。(作中途中で起こった出来事と謎を箇条書きに纏めてくれているのですが、たぶんこれがないと何があったか、どれが謎だったのかなど細かいところが記憶から押し出されてた…ぐらいの怒濤の情報量w) 事件の構造も複雑なので、それらを整理して理解するのにいっぱいいっぱいで解決編の爽快さが若干乏しいのは残念ですが、改造覆面パトカーの秘密兵器達には笑わせて貰いました。あと、今回の旨そうな飯描写は、飲み屋の焼き鳥でした。お見事。
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霞流一さんはミステリとしてより、そのかっ飛んだ設定や見立てが大好きです。今回も全力で飛ばしていて素的。 元々映画業界の人だった所為か、妙に自分のツボに入ります。
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