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感覚の分析 新装版 の商品レビュー

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2014/11/05
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[ 内容 ] デカルト以後の近世的認識観・自然観を超えんとして縦横無尽に活躍し、現代物理学、とくに相対性理論の成立に大きく寄与したマッハの主著。 模写と適応、概念と判断、認識と誤謬、思惟経済の原理、記述主義、法則と学問等々の考察を通じて、自然的世界観の確実な基盤・要素である感覚を論じ、自然科学の方法にもおよぶ。 [ 目次 ] 反形而上学的序説 いくつかの先入見について 私とアヴェナリュウスその他の研究者たちとの関係 感覚の研究に対する主要な着眼点 物理学と生物学、因果性と目的論 眼の空間感覚 空間感覚の立入った研究 意志 空間に関する生物学的・目的論的考察 視感覚の相互間ならびに他の心理的諸要素との関聯 感覚、記憶、聯想 時間感覚 音響感覚 以上の諸研究が物理学の考えかたに及ぼす影響 本書で述べた見解がどのように受取られたか [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

Posted byブクログ