カウントダウン の商品レビュー
それなりに面白かったが、佐々木譲はやはり警察ものがいいな。 辛口の星3つ。 第2、第3の夕張が今後あちこちで発生しないことを望む。
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選挙の仕組み、夕張の破綻の仕組みなど、いろいろわかる本です。 ストーリー展開がうまく、一気に読みました。 警察小説とは違う面白さがあります。
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北海道の破綻寸前の市に立候補する若い市議会議員の話。 なかなかおもしろかったけど、当選してからどうやって立て直していくかのほうが興味があったのに、当選したとこで終わってしまったのは、話の内容としてはどうか…。 続きがあるのかなあ。
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北海道夕張市に隣接し、双子市と揶揄される破綻寸前の幌岡市、 5期20年牛耳ってきた市長が市議会議委員はほぼ子飼い、 箱物を造りまくり、第三セクターの社長も兼ね、実弟を経営者に据え迂回融資を。。 6期目の選挙前に在任1期の市長に反する最年少市議の元へ 市長選に出ろと得体の知れぬ選挙...
北海道夕張市に隣接し、双子市と揶揄される破綻寸前の幌岡市、 5期20年牛耳ってきた市長が市議会議委員はほぼ子飼い、 箱物を造りまくり、第三セクターの社長も兼ね、実弟を経営者に据え迂回融資を。。 6期目の選挙前に在任1期の市長に反する最年少市議の元へ 市長選に出ろと得体の知れぬ選挙コンサルタントと名乗る男から告げられる。 経営破綻の寂れた田舎町を救えるのか?選挙をどう乗り切るのか?その前に立候補できるのか?と。。 今時、こんな大昔の市長やその取り巻き市議がいるのかと思うが、軽く読めるし、 今後、人口減少・財政確保が難しくなり、どこの市町村でも無視できない問題である。
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選挙小説というジャンルがあるなら、この作品もその一冊といえようか。 選挙は、当選か落選かで、天国と地獄ほどの差があり、その当落そして開票へ向けての行動はドラマになり、小説の好材料。 実在の夕張市を登場させ、架空の財政破綻市=幌岡市で、多選市長の阻止に向けて立ち上がる若手市議の選挙...
選挙小説というジャンルがあるなら、この作品もその一冊といえようか。 選挙は、当選か落選かで、天国と地獄ほどの差があり、その当落そして開票へ向けての行動はドラマになり、小説の好材料。 実在の夕張市を登場させ、架空の財政破綻市=幌岡市で、多選市長の阻止に向けて立ち上がる若手市議の選挙戦は、読み手を熱くする。 希望を言えば、小説としては尻切れトンボみたいで、もっと選挙戦についてページを膨らませてほしかった。
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幌岡は二度死ぬ―――― 北海道 夕張市によく似た幌岡市で六期目の当選を目論む大田原と、それをさせまいとする最年少市議、森下直樹の選挙戦を描くフィクション政治モノ。 期待はずれだったと言わざるをえない。 回収してない伏線がいくつかあったり、選挙戦や選挙後の描写があっさりしすぎてい...
幌岡は二度死ぬ―――― 北海道 夕張市によく似た幌岡市で六期目の当選を目論む大田原と、それをさせまいとする最年少市議、森下直樹の選挙戦を描くフィクション政治モノ。 期待はずれだったと言わざるをえない。 回収してない伏線がいくつかあったり、選挙戦や選挙後の描写があっさりしすぎていたりして残念だった。
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途中までいい感じで盛り上がっていたんですが、 以外にあっさりと結末。 ネガティブキャンペーンを乗り越えて、 家族の絆が強まって・・・と言うことではなかったですね。 ちょいと残念。 そういうところもあって、何か、淡白に感じます。
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稚内・旭川間の列車移動の時間を挟むなどして、半ば一気に読了してしまった…痛快な作品である… 作中に、劇中人物の一人が「日本中が夕張のようになるのかもしれない」等と言う場面が在る。“夕張”は多少特殊であるのかもしれないが、「“夕張”という現象を産んだシステム」というようなものと、...
稚内・旭川間の列車移動の時間を挟むなどして、半ば一気に読了してしまった…痛快な作品である… 作中に、劇中人物の一人が「日本中が夕張のようになるのかもしれない」等と言う場面が在る。“夕張”は多少特殊であるのかもしれないが、「“夕張”という現象を産んだシステム」というようなものと、それを維持している“無自覚”な「その中の人々」というものは、何処にでも在るのかもしれない… 「“夕張”という現象を産んだシステム」というようなものと、それを維持している“無自覚”な「その中の人々」というものは、何処にでも在るのかもしれないという意味で、広く読まれて然るべく作品だと思うが、殊更に“北海道”では必読かもしれない…そんなことを思った。
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舞台は北海道、夕張市に隣接するとある架空の旧産炭地。20年に亘り市政に君臨してきたボス市長の六選を阻もうと、市長選に立候補する若い市議の物語。 こう聞けば、結末も展開もある程度予想がつく訳で、攻守ところを変えながらも予定調和的に話は進む。 どちらかと言えば、作者がかつて長期取材し...
舞台は北海道、夕張市に隣接するとある架空の旧産炭地。20年に亘り市政に君臨してきたボス市長の六選を阻もうと、市長選に立候補する若い市議の物語。 こう聞けば、結末も展開もある程度予想がつく訳で、攻守ところを変えながらも予定調和的に話は進む。 どちらかと言えば、作者がかつて長期取材した夕張市の現実を下敷きに、地方都市における財政問題の根深さや市民の政治への関わり方について書きたかったように思え、物語としては波乱に乏しく多少物足りないものの、それでも話に惹き付けてサクサク読ませる手腕は確か。
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もともと食指が動かないジャンルなのだけれども、氏の作品だからなあと思って手に取ってみた・・・ものの、やっぱ今ひとつのめり込めないというか現実っぽすぎるというか・・・政治はなあ、さて、一市民としてどうしたものか・・・
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