四十路越え! の商品レビュー
もう、土鳩かわたしかっていうぐらい頷きまくり。あの、一応まだ四十路ではないんですが、来るべき良き日をイメージする為に購読しました。 「わたし間違ってなかった!正しくないかもしれないけど間違ってなかった!」などと思いながら感銘を受けた箇所に蛍光ペンでライン引こうかとも思いましたが、...
もう、土鳩かわたしかっていうぐらい頷きまくり。あの、一応まだ四十路ではないんですが、来るべき良き日をイメージする為に購読しました。 「わたし間違ってなかった!正しくないかもしれないけど間違ってなかった!」などと思いながら感銘を受けた箇所に蛍光ペンでライン引こうかとも思いましたが、羽虫が寄って来そうなほど全ページ真っ黄色になって電車内で怖がられそうだったのでやめました。 はっきり言って「いい歳してこんなにギラギラがつがつした女にはなりたくないしみっともない」と思う方のほうが多いでしょう。アマでの最も「参考になったレビューでも、「なんといいますか……」「ちょっと引いてしまいました」「微妙」と書いてあります。 でも、人はいつ死ぬか分からないんですよ。私だって死ぬ間際に「ああ面白かった。疲れた--」って思いたい。人目を気にして空気を読んで、時には息をひそめ、見えない何かにがんじがらめになりながら時を過ごしたくはないのです。それでも、そんな自分の欲望に忠実な、”自由”な生き方は果たして許されるのか、と思っていました。でも、もういい歳の大人の生き方を「許す」なんて事は誰もしませんし出来ません。そう、自分以外は。 そんな風になんとなく思っている人には背中をポンと押してくれる楽しいエッセイです。
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