昭和怪優伝 の商品レビュー
1960年代から70年代の日活や大映・松竹・東映などなど、映画に出ていた「脇役」12人のことや出演作品が紹介されてます。 今でいう「名バイプレーヤー」ですね。 この様な本を読むと、どうしてもその映画が観たくなってしまい9本ほど(この後に登録済み)観ました。 この本がなければ、おそ...
1960年代から70年代の日活や大映・松竹・東映などなど、映画に出ていた「脇役」12人のことや出演作品が紹介されてます。 今でいう「名バイプレーヤー」ですね。 この様な本を読むと、どうしてもその映画が観たくなってしまい9本ほど(この後に登録済み)観ました。 この本がなければ、おそらく一生観ることがなかったと思うので、良い切っ掛けになりました。 自分の生まれた年代でもあり「もう戻らない昭和の風景」を楽しみました! 映画を観終わるとメニュー画面になりそこに他の映画の紹介があり、観たい映画が増えてしまいました。 欲望の連鎖ですねw
Posted by
顔と名前が一致する俳優は数人しか掲載されていないけれど、筆致が良くてぜんぶ読んでしまいました。 常々思ってるけど、日本にはちゃんとした映画批評の土壌が無いので、シネフィルな学究者が書く文書の方がちゃんとしていて、面白い。 この本の中で全然知らなかったけど、一番興味深かった俳優...
顔と名前が一致する俳優は数人しか掲載されていないけれど、筆致が良くてぜんぶ読んでしまいました。 常々思ってるけど、日本にはちゃんとした映画批評の土壌が無いので、シネフィルな学究者が書く文書の方がちゃんとしていて、面白い。 この本の中で全然知らなかったけど、一番興味深かった俳優は、佐々木孝丸。翻訳業(仏語)から俳優業とは。今どきの日本人俳優は、関心が無いけれど、まだ映画の勢いがあった頃の方が、ちゃんとした俳優や個性が際立つ人結構居たんじゃ無いかなと勝手に思ってる。 自分が知らない時代の映画や俳優の話は、色々調べていくと面白いって読んでて改めて思いました。
Posted by
私としてはやはり成田三樹夫と伊藤雄之助だったかな。知らない俳優の項目はちょっとピンときませんでした。
Posted by
ブログに掲載しました。 http://boketen.seesaa.net/article/383835571.html 恐るべし、コレクター気質。プログラム・ピクチャーを見まくる。 1970年から1977年までの8年間、年平均3~400本の映画を見たという。 1949年生まれと...
ブログに掲載しました。 http://boketen.seesaa.net/article/383835571.html 恐るべし、コレクター気質。プログラム・ピクチャーを見まくる。 1970年から1977年までの8年間、年平均3~400本の映画を見たという。 1949年生まれとあるから、21歳から29歳までか。 「世間の人が汗水流して働いている昼間から映画館の暗闇の中に身を沈め、コーラの空き瓶や新聞紙が足元に転がるガラガラの客席にだらしない恰好で座って、スクリーンに映るB、C級映画を見つめていると、自分が何の価値もない穀潰しになったような気持ちになって、ある種の自虐的快感さえ感じたものである」
Posted by
- 1