税務署は見ている。 の商品レビュー
税務官の目線から書かれた、税のお話。悪者扱いされる税務調査時の税務官がどのような事を考えているのか、またどのような目線で調査しているのかがわかる一冊。あまりない目線なのでとても新鮮で純粋に面白かった。
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税理士という職業柄、このタイトルに惹かれるものを感じ購入しました。 スラスラと読み進めることができ、あっという間に読破。 税の専門家ではない一般の納税者からすると、税務調査関連の書籍は読んでも内容が理解し難く、そもそも敷居が高く手に取ることすら躊躇してしまうのではないでしょうか?...
税理士という職業柄、このタイトルに惹かれるものを感じ購入しました。 スラスラと読み進めることができ、あっという間に読破。 税の専門家ではない一般の納税者からすると、税務調査関連の書籍は読んでも内容が理解し難く、そもそも敷居が高く手に取ることすら躊躇してしまうのではないでしょうか? この本の著者は、元調査官で、その後税理士としてご活躍されているとのこと。 各々の立場から物事を理解されており公平な目線で語っています。 また、女性ゆえでしょうか?税務調査に関する内容なのに堅苦しい表現が皆無で、その内容がスッと頭に入ってきます。 税理士はもちろん、一般の納税者にとっても有用な内容の書籍。 商売をする人全員に手にとっていただきたい書籍です。 顧問先にもオススメさせていただきます。
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ああ、確かに 「税務調査があったら何かしらお土産持たせるのがいい。経理なんて人がやることだから100%の出来なんてわけないんだし」 って昔の職場の顧問税理士(普段の帳票チェックとかはしてないけど毎月顧問料払ってた)が言ってました…ずっと反発してたし何より反りが合わなかったですけど...
ああ、確かに 「税務調査があったら何かしらお土産持たせるのがいい。経理なんて人がやることだから100%の出来なんてわけないんだし」 って昔の職場の顧問税理士(普段の帳票チェックとかはしてないけど毎月顧問料払ってた)が言ってました…ずっと反発してたし何より反りが合わなかったですけど。 著者がキッパリ「お土産は都市伝説」と言ってるのを鵜呑みにしていいかはわからないけど(迂闊なこと書けないでしょうし)、やっぱり愚直にやるべきことをやって、不正を犯してないなら必要以上に調査にビビらなくていいんだよな、と当たり前のことを再確認。 飲食店でのチェックのポイントあれこれが興味深かったです。
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税務署が「来ないよう」にするには…なるほどですね。確かにそういうところには人間心理として行きたくない。
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初級国家公務員税務職として26年間、税務署で働いた女性の署員視線からの分りやすい仕事紹介!決して節税のノウハウ伝授ではないし、暴露本でもない。調査官を燃えさせる3つの言葉が実に可笑しい。「そんな何年も前の話、覚えてるわけないだろ」「全部、顧問税理士と経理担当に任せている」「勝手に...
初級国家公務員税務職として26年間、税務署で働いた女性の署員視線からの分りやすい仕事紹介!決して節税のノウハウ伝授ではないし、暴露本でもない。調査官を燃えさせる3つの言葉が実に可笑しい。「そんな何年も前の話、覚えてるわけないだろ」「全部、顧問税理士と経理担当に任せている」「勝手に調べてくれ」。また調査入りの電話の前の緊張感、心がけなどもなるほどという感じ。「舐められないように、淡々と、事務的に、やや高飛車で、でも丁寧に」。聖書の世界の取税人へと似た感覚で人々が税務署に接しているのか、と今更ながら共通点が新鮮に感じた面もある。それだけに仕事の誇り、モティベーションが重要なのだと思う。税務署で働くことへの仕事のお薦めともいうべき本で、全く気負うことなく、淡々と仕事の喜びが書かれている。この方自身の公務員受験、就職までの経緯も正直で好感が持てる。
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正直が一番だなと思える、著者の人柄が伝わる本。 税務署の人もやはり、お金に対する洞察力はすごいのだろう。
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天網恢恢疎にして漏らさず。税務署のベテランともなれば書類を見るだけで匂ってくるという。ランチの最中も隈なくチェックしている。本書の裏をかけばいいのかとも思ったが、読めば読むほど結局は公正に事務処理をするのが一番という結論に逢着する。税務署の権限、強制力は途轍もなく大きい。逆らわな...
天網恢恢疎にして漏らさず。税務署のベテランともなれば書類を見るだけで匂ってくるという。ランチの最中も隈なくチェックしている。本書の裏をかけばいいのかとも思ったが、読めば読むほど結局は公正に事務処理をするのが一番という結論に逢着する。税務署の権限、強制力は途轍もなく大きい。逆らわないのが身のためとつくづく実感させられる。自分にできること。広く情報を公開し、より多くの目で確認する。これに尽きるか。
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人として、誠実に、良心を持って仕事をする。 もっとコミカルな内容かしら?と読む前は思っていたのですが、 丁寧で、真摯に税務署の方々のお仕事を説明くださる本でした。 経理の仕事に携わっているわけではなく、 税務署と、会社がどのように関わっているのか あまりイメージがついていな...
人として、誠実に、良心を持って仕事をする。 もっとコミカルな内容かしら?と読む前は思っていたのですが、 丁寧で、真摯に税務署の方々のお仕事を説明くださる本でした。 経理の仕事に携わっているわけではなく、 税務署と、会社がどのように関わっているのか あまりイメージがついていなかったのですが、 この本を一通り読むと、どのように税を徴収しているのかを 把握できました。 愚直に、自分の良心に照らし合わせて、日々適切に処理をしていく。 原則にのっとることが、結局はその会社が成長していく方法なのは、 節税して短期的な金額はプラスでも、 その姿が、経営者として周囲に与えるイメージが悪く、 結局プラスマイナスでマイナスに働いていく、 ということは、一会社員としてわかります。 人として、誠実に、良心を持って仕事をする。 この税金をどのように使って行くか、とか分配あたりの お役人仕事の本も読んでみたいですね。 「人事部は見ている。」という本があるとのことですので、 こちらもチェックしたいと思います。
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2014.05.05 元国税調査官が税務調査とはどのように行われるのか実体験を交えながら詳しく紹介した本。 著者がどんな気持ちで、どんな志を持って税務調査を行ってきたのかがよくわかります。プロ意識と責任感を持って仕事を全うしてきた真面目な方だというのが伝わってきました。(とても...
2014.05.05 元国税調査官が税務調査とはどのように行われるのか実体験を交えながら詳しく紹介した本。 著者がどんな気持ちで、どんな志を持って税務調査を行ってきたのかがよくわかります。プロ意識と責任感を持って仕事を全うしてきた真面目な方だというのが伝わってきました。(とても本には書けないドロドロした部分もあったでしょうが) 弱い人の心に入り込んでくる『お金』。このくらいなら大丈夫だろう…という気持ちの緩みが大変な事態を引き起こす。 経営者は税金のことはわからないから…と税理士に任せっぱなしではなく自分の会社の経理くらいは自分で全て把握するくらいの気持ちがないとダメなのかなと。 お金の事だけではなく、何事も自分の良心に従い、お天道様に恥ずかしくないように行動する事が幸せに生きる大前提なのかなと気が引き締まる思いで読み終えました。
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・税金かかるなんて知りませんでした、なんていうのは、赤信号が止まれの意味だとは知りませんでした、というのと同じくらい、ナンセンス。 ★たしかに。 ・任意の調査の場合は、経営者が来るまでお待ちください、と言っていい。 ・とにかく、税務署が来る、となったときは、対応は丁寧に。というか...
・税金かかるなんて知りませんでした、なんていうのは、赤信号が止まれの意味だとは知りませんでした、というのと同じくらい、ナンセンス。 ★たしかに。 ・任意の調査の場合は、経営者が来るまでお待ちください、と言っていい。 ・とにかく、税務署が来る、となったときは、対応は丁寧に。というか、それはどんな人に対しても当たり前だろう。 ・顧問税理士とどんな契約を結んでいるか確認せよ。
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