恋地獄 の商品レビュー
初めて読む構成だった。この作者特有の物語って感じ。最後は「おぉ」となるエンドだった。墓守の婆さんの話はかなり吸い込まれるようにスラスラ読めた。 可もなく不可もなく、ダークな話を読みたい時に調度良いのかな。
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ホラーかと思わせといて、ミステリでもありました。 官能小説ぽい描写もちらほら。 惚れた男に呪われた二人の女、その顛末は地獄に落ちるだけ。 この男が全然魅力的じゃないのがいいんだろうな、こんな男に…みたいな。 ちっとも素敵じゃないのに、それが地獄のような、恋。
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2016.9.16 読了 報われない 不毛な恋をしていた 女性作家と、 長年 墓守をなりわいとしている老婆。 女性作家は 幽霊が見たい。 老婆は 見なくないのに見える。 作家が 取材で老婆の話を聞く。 その2人の目線で 交代に話が進む。 なんともいえない話だった。 ...
2016.9.16 読了 報われない 不毛な恋をしていた 女性作家と、 長年 墓守をなりわいとしている老婆。 女性作家は 幽霊が見たい。 老婆は 見なくないのに見える。 作家が 取材で老婆の話を聞く。 その2人の目線で 交代に話が進む。 なんともいえない話だった。 老婆の話は ところどころ 感じるものがあったし、 作家の 身を焦がすような地獄の恋も、 そこまでの人に出会えて 羨ましい気もなくはない。 ラストがスッキリしなかったなぁ
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2015年、48冊目はココのところ固め打ちの花房観音。 あらすじ:京都に住む女流作家、鷹村が編集の星野から依頼されたのは「幽霊の話」だった。霊感も何もない鷹村。そんなコトで、二人は霊の世話を生業とする『墓守娘』の取材に出かける。 構成は、奇数章が『墓守娘』の一人語り(京言葉)...
2015年、48冊目はココのところ固め打ちの花房観音。 あらすじ:京都に住む女流作家、鷹村が編集の星野から依頼されたのは「幽霊の話」だった。霊感も何もない鷹村。そんなコトで、二人は霊の世話を生業とする『墓守娘』の取材に出かける。 構成は、奇数章が『墓守娘』の一人語り(京言葉)、偶数章が鷹村の過去の恋愛の思い出語り(標準語)となっている。それを序章と最終章がサンドイッチ。 花房観音、初の怪談ということだったが、個人的見解では「業」「情念」「嫉妬」「執着」渦巻く、ドロッドロ(この「ッ」は大事)の恋愛小説だった。感じたのは、怪談の怖さではなく、女性の暗部の恐ろしさ。しかも、上手いんだよ、描き方が……。 今回、大オチが少しベタかな、という気もするので、少し甘めの★★★★☆。
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花房観音の作品を読むのは3作品目。男と女のエロスを描くのが上手い。今回はホラー小説にエロスを絡めた感じ。装丁の華やかさとは裏腹に中身はドロドロ。そこがギャップがあって良かった気もする。男に惚れるというのは地獄だと本文中にあるのだが、まさにそうなのかもしれない。惚れた者の負けというか…。どんな姿でも会いたいと願ってしまうのは地獄だ。苦しい。
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どろどろした物語。。 今気がついたけど 幽booksなんだ。。 だから、幽霊が出てくるのか。WW
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★★★1/2かなあ。 初めての花房観音。 独特の世界観。 業?怨念?未練?嫉妬?恋?愛? 色々なものがまざってけっこう深い話だったりする。 他の作品も読んでみたい。
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