花びら姫とねこ魔女 の商品レビュー
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自分がありきたりでなく特別なのは、周りの人のおかげだということ。特別なのははりぼてでそれを失った時、どんなお姫様でも心を自ら閉ざしてしまう可能性があるということ。 とくべつなねこを探すお話のなかで、とくべつとはどういうことかお姫さまと一緒に考える。 お姫さまにとっては変わったところもなく地味でとくべつでなくても、家族にとってとくべつに光って立派で大切に見える。お姫さまがお話の中でたどり着いたそのとくべつということの意味は、お互いに大切に思っているということ。自分を見つめ直してみる良いきっかけを与えてくれます。
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とても美しくて気まぐれな花びら姫。 自分が着るもの食べるもの、美しい自分に見合った『特別』なものでなければならない。 ある日妖精の為に作られたパンケーキを食べてしまい妖精の怒りをかい醜い老婆に変えられてしまう。 呪いを解くには特別なネコを探さなければならない・・・ イラストに惹...
とても美しくて気まぐれな花びら姫。 自分が着るもの食べるもの、美しい自分に見合った『特別』なものでなければならない。 ある日妖精の為に作られたパンケーキを食べてしまい妖精の怒りをかい醜い老婆に変えられてしまう。 呪いを解くには特別なネコを探さなければならない・・・ イラストに惹かれて借りてみました。 ストーリーはよくある童話でしたが文章が多く読み応えありました。 イラストが本当にキレイで満足の一冊でした^^
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表紙がかわいかったので手にとる。 画がかわいい。 どうせなら全部カラーにして欲しかった。 にしても姫さま、パンケーキ、そんなにおいしかったんかいっ! 魔女風にされて、城から追い出されて、どうなるんだ、と思ったら、荒れ果ててしまっているとはいえちゃんと住む屋敷はなぜかある。 しかも、仕えてくれるものたちもいる。 まあ、ムカデとかだけど・・・。 でも鏡を裏返させました、に、結局姫さまはどこいっても姫さまなのねーっと。 大事に想い、想われることが、たいせつなのよ、と 素直に読んだら、いい話です。
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こみねゆらさんの絵に惹かれて読んでみました。 絵本としては少し長めです。 お話自体はおとぎ話の古典的なエピソードを集めたもので目新しくはありませんが大変美しい物語です。 醜さと美しさ、絶望と希望、残酷さと優しさの相反するものが存在しています。 お姫様にあたえられた試練は自分にとって特別なものを探すこと。それがいかに難しいか、思い知らされたとき、お姫様だけでなく自分自身もきっと何かがかわります。それは心なのかもしれません。
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美しくわがままは花びら姫は、妖精たちのパンケーキを食べてしまった事で醜い老婆になってしまいます。もとの姿に戻るには、自分のための特別なネコを探さなくてはなりません。花びら姫は、町中のネコを集め始めます。 昔話の王道に沿ったストーリー。でも、最後に王子様と出会う事はないけれど、無...
美しくわがままは花びら姫は、妖精たちのパンケーキを食べてしまった事で醜い老婆になってしまいます。もとの姿に戻るには、自分のための特別なネコを探さなくてはなりません。花びら姫は、町中のネコを集め始めます。 昔話の王道に沿ったストーリー。でも、最後に王子様と出会う事はないけれど、無事に元の姿に戻り良いお姫様になります。 かわいらしい挿絵。子どもの本で、小学生の女の子向きですが、猫好きな若い女性も喜びそうです。
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絵も少女漫画のようだし、もっとアッサリとしたお話とおもっていたら、長い。 Mは途中で怖くなり「明日、明日ね」と本を閉じた。 それっきりになりそう。 自分は「とくべつ」が許されていると信じる花びら姫。 お料理も洋服も何もかも「とくべつ」でなくては。 でも実はありきたりなパンケーキ(とはいっても、お城のシェフのパンケーキだからかなり美味しそう!)が大好きで、夜にコッソリ、妖精への感謝のパンケーキを食べてしまう。 怒った妖精たちは花びら姫を醜い老婆の姿に変えてしまい・・。 老婆になっても花びら姫はなかなか変わることができなくて、どんどん心を閉じて、館に閉じこもってしまう。 このあたりがとても現実的。 ただ魔法がとけました!っていうのではない展開。 後半に出てくる猫と少年がとても可愛くて、少年のお母さんの心情にもニヤニヤしてしまう。 さて「とくべつ」ってなんでしょう? 「やっべ、パンケーキ食っちゃったよ。やっちまった。」 「うん、ここまででいいや。もう最後なんとなくわかったし」(S9) チビちゃんたちは結局最後まで読めず。
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美しいお姫様が出来心で妖精のごちそうを食べて、醜い老婆に変えられてしまう・・・。元に戻るためには、「特別なねこ」が必要で・・・ ちょっと「美女と野獣」に似ているかもしれないけど、面白かったです。誰かにとって特別なものでも、他の人から見れば普通に見える。一人一人の価値はバラバラだけどそこが面白いんですもの。 この本を読んだ子にも自分にとっての特別が見つけてほしい、と思わせる作品でした
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朽木祥さんの今までの本とは、まったく雰囲気が違っていて、ちょっとびっくり。 こみねゆらさんの絵が、ぴったりだなぁ。
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