夜宵 の商品レビュー
ある期間だけ開かられる細蟹の市。 そこにはなんでも売っている。ここで買えないものはないといわれている。そんな細蟹の市を守っているサザと出会った人びとの話。 この市ではなんでも非合法のものも売っているためいろんな人びとが迷い混む。だが人間さえも売られているここはとても危険な場所であ...
ある期間だけ開かられる細蟹の市。 そこにはなんでも売っている。ここで買えないものはないといわれている。そんな細蟹の市を守っているサザと出会った人びとの話。 この市ではなんでも非合法のものも売っているためいろんな人びとが迷い混む。だが人間さえも売られているここはとても危険な場所であった。 最初は短編でチョコレートスープの話から怖かった。でもこのおどろおどろしい雰囲気と 細蟹の市の世界観がよかった。 途中から身元わからない、記憶もないカンナとサザの話になる。サザは一体何者なのか?カンナは成長していきサザのために何かしてあげたいと考えるが破滅が襲いかかる。 そしてなんといってもカンナとまことの恋が切ない。
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※このレビューにはネタバレを含みます
一ノ経 チョコレートスープ 白いポンチョの女 生首の蒐集家。 肥満男 真性の変態。 サザ アカハラ。赤腹衆。仄白い翁の面をつけている。 ヒチリキ 雪客衆筆頭。毛羽立ったぼろぼろの外套を肩にかけた男。白鷺の面をつけている。 私 マドウジと扱われる。黒胞衣を着せられている。妊娠中。石骨病院で出会った女に、チョコレートスープを飲めばおなかの子が助かると言われた。 間倉 まん丸いサングラスをかけた男。 あさなさな ゆうなゆな 瓜二つの女の子。 シラ御前 チョコレートスープを作る。 一ノ緯 マドウジ 少年 赤毛。カンナ。 四人の男 キビト。白い兎のラバーマスクをつけている。 サザ あさなさな ゆうなゆな 案山子 黒式尉の面をつけてサザの命に従う。 少女 まこと。丹。 詰襟の学生服を着た少年 うつろなるもの。 ナキ 刑務所にぶちこまれた。 二ノ経 ヒナちゃん 僕 ヒナちゃんがいなくなってちょうど一年後、ヒナちゃんを探しに行った。 女 黒いワンピーの上に黒いケープを羽織っている。 天秤棒を担いだ男 サザ 奇妙に背の高い男 ブリーダー。 俺の父親 二ノ緯 エフェメラの苗床 サザ カンナ ナキ 市に出入りしていた男。 うつろ まこと タガネ 雪客衆筆頭のヒチリキの息子。 三ノ経 雪客衆 リュウテキ 雪客衆の新入りの面倒を見る。 夜宵 漠。細蟹の市における運営方のトップ。 ヒチリキ 雪客衆 とても重要な雑用係。 サザ 三ノ緯 曼珠沙華 カンナ ナキ まこと サザ 四ノ経 サザ カンナ サザ タガネ ヒチリキ ツヅミ 親父 捨吉 色黒の大男。 ナキ トドロ ピアスの小男。 オーファン 国籍不明の男。 四ノ緯 カンナ サザ ヒチリキ 織女 あさなさな ゆうなゆな 詰襟の学生服を着た少年 カンナ
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夜市が好きで読んでみました。 夜市のパクリとか口コミがあったものの、夜市とはうさんくさい怪しい市場という世界観が同じなだけで全く違うお話なのでパクリではなかった。 これはこれで面白かった。 このうさんくさい世界で楽しんでる人もいれば、宿命というかここでしか生きられない人もいたり。...
夜市が好きで読んでみました。 夜市のパクリとか口コミがあったものの、夜市とはうさんくさい怪しい市場という世界観が同じなだけで全く違うお話なのでパクリではなかった。 これはこれで面白かった。 このうさんくさい世界で楽しんでる人もいれば、宿命というかここでしか生きられない人もいたり。 私は好きなので今度は続編の宵鳴を読んでみようと思う
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「大事なことはただ一つ。まともな一生を送りたければ、あの市に近づくべきでは無い」 帯にもある通り、人に言えぬもの全て揃います。 ただ一つだけ置いてないものがあります。 人間が迷い込んでしまえば容赦なく切り落とされ、犬に噛みちぎられ、売り物にされる細蟹の市。 柴村さんの作品はぬ...
「大事なことはただ一つ。まともな一生を送りたければ、あの市に近づくべきでは無い」 帯にもある通り、人に言えぬもの全て揃います。 ただ一つだけ置いてないものがあります。 人間が迷い込んでしまえば容赦なく切り落とされ、犬に噛みちぎられ、売り物にされる細蟹の市。 柴村さんの作品はぬるっとどんでん返しがあるので、衝撃っていうよりもなんか嫌な感じになるミステリーってところが面白いです 人間がいくべき市ではないけど、なぜか魅力的で美しくて 行ってはダメだけど この作品を読んだ人は誰でも細蟹の市に一回は行ってみたいと思うのではないでしょうか
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タイトル怪しくて読んでみようかと。 ファンタジック・ホラーとか言うジャンルみたい。(あんまり気にして読んだことないけどね) 日が沈んでいる間だけの何とも怪しい感じの市。手に入らないものはなし!人でも何でも売ってて…でも許される…この市では… (でも、どっかの国の人身売買的な怖い感...
タイトル怪しくて読んでみようかと。 ファンタジック・ホラーとか言うジャンルみたい。(あんまり気にして読んだことないけどね) 日が沈んでいる間だけの何とも怪しい感じの市。手に入らないものはなし!人でも何でも売ってて…でも許される…この市では… (でも、どっかの国の人身売買的な怖い感じではないで!) こういう世界観は、好きやな。市にはお面被って、人ではないという事で成り立ってる。 魑魅魍魎の中での非現実的な感じが、日常を忘れさせてくれる〜 最後にどんでん返し的なのもあって、なかなかやった! 続編もあるみたい。読もう! 溜まってる本全部読んでからやけど(^^;;
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最近で1番良かった…。こんなどんでん返しは想像してなかったし、涙するほど切なかったし、完璧に色々と騙された…‼︎‼︎ 先が気になりすぎて歩きながら読んでしまうほどでした笑(危ないので良くないですけど…) 柴村さんの作品、初めて読んだけど他のも読んでみたいと思いました。
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ほんのりホラーテイストのファンタジーで、読みやすかった。一気に読んでしまったので伏線全然気付かなかったところも多い。 サザとかナキとかキャラクターがたっていて、だからこその叙述トリックなんだなぁ。 世界観が好きだったので続編も読みたい。 読みやすさとキャラクターの設定とかが漫画...
ほんのりホラーテイストのファンタジーで、読みやすかった。一気に読んでしまったので伏線全然気付かなかったところも多い。 サザとかナキとかキャラクターがたっていて、だからこその叙述トリックなんだなぁ。 世界観が好きだったので続編も読みたい。 読みやすさとキャラクターの設定とかが漫画的でそこも好きだった。 続編を読むときにもう一回読み直してみようかな。
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※このレビューにはネタバレを含みます
恒川光太郎さんの「夜市」を少し若者向けにしたような感じがする。基本的にこういう余韻が残る話は好きです。チョコレートスープはいまいちだったけど、その後は良かった。 サザが女性だったのに驚いたのは絶対私だけではないはず!
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湖に浮かぶ小島で毎年開催される細蟹の市は、何でも売っていて手に入らぬものはない、という舞台設定のダークファンタジー。 ホラー的要素の中に感情に訴えるストーリーはそれなりに魅力があるものの、世界観をもう少し深く作り込んで欲しかったかな。 ある意味で本書の肝である叙述トリックには、ま...
湖に浮かぶ小島で毎年開催される細蟹の市は、何でも売っていて手に入らぬものはない、という舞台設定のダークファンタジー。 ホラー的要素の中に感情に訴えるストーリーはそれなりに魅力があるものの、世界観をもう少し深く作り込んで欲しかったかな。 ある意味で本書の肝である叙述トリックには、まんまとしてやられました。 まだ続きがあるようなので、この先に期待して読んでみよう。
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「チョコレートスープ」 毎晩聞こえた唄の意味は。 素直に甘い食べ物の事を指していないという事は途中で分かったが予想外すぎる物だった…。 病院で出会った彼女は何故この市の事やチョコレートスープの事を知っていたのだろう。 「マドウジ」 過去を忘れ目覚めた彼。 容姿にあれだけ特徴があ...
「チョコレートスープ」 毎晩聞こえた唄の意味は。 素直に甘い食べ物の事を指していないという事は途中で分かったが予想外すぎる物だった…。 病院で出会った彼女は何故この市の事やチョコレートスープの事を知っていたのだろう。 「マドウジ」 過去を忘れ目覚めた彼。 容姿にあれだけ特徴があるというのに、一切彼の情報は見つかっていないのだろうか。 水の匂いがするという言葉は何を意味しているのだろう…。 「ヒナちゃん」 探し続けた少女の行方は。 彼女と遊んでいる様子から勝手に作り上げた彼の姿に騙されてしまっていた…。 狂ってしまい何も分からず行動する人よりも、自分のやってきた事を理解したうえで行動する人の方が恐ろしいな…。 「エフェメラの苗床」 彼が市に居た理由。 彼の場合、拾われた相手もあるが廃棄されるまでの記憶が無い事が救いになったのかもな。 生きる意味も無く廃棄されるぐらいなら、少しでも希望を持ち市で売買される方がマシかもしれないからな…。 「雪客衆」 助っ人に伝える情報は。 やっと彼らについて詳しい事が少しわかったような…。 こんな摩訶不思議な場所で行う仕事を頼める人というのはどの様な人なのだろう。 「曼殊沙華」 隠されていた現実。 自分の生い立ちだけでなく、どれだけ多くの事を知らず彼は生きてきたのだろう。 知っていた所で変わることのない現実でも、後悔する事は少し減るかもしれないよな…。 「サザ」 赤腹衆になれなかった訳は。 どれだけ努力しようが技術を会得しようが、これだけは変えようがないもんな。 彼も信念がありやったことなんだろうが、関係のない人まで無差別に巻き込むのはな…。 「カンナ」 全てが終わり彼が選んだ道は。 どんな事があろうが、彼女たちが居る限りあの市が終わる事はないのだろうか。 彼の答えは分かったが、間違わず進むには困難な道だろうな…。
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