しろうさぎとりんごの木 の商品レビュー
森の中の小さな家で、この春に生まれて夏を迎えたばかりのしろうさぎ。シックな色彩、油彩のような味わいの絵が素晴らしく、しろうさぎの可愛らしさ、無邪気な勘違いに、悶絶しています。まだ秋を知らないしろうさぎが、本物の真っ赤な林檎を見る日を想像すると、たまらなく笑みがこぼれてしまいます。
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絵が絵画のようで、眺めるだけでも素敵です。 文字が多いタイプですが、一気に読めて、可愛らしいストーリーだと思いました。
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この組み合わせでいいものができないはずがないでしょう。表紙を見ただけで傑作の予感。そしてそれは裏切られない。
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小さなしろうさぎさんがお母さんにいろいろ言うところがとってもかわいい.酒井駒子さんの絵も素晴らしい.
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私がこれまで見た、酒井駒子さんのうさぎの絵は、「ぼく おかあさんのこと…」、「ゆきがやんだら」と、いずれも男の子でしたが、今度のしろうさぎは女の子で、これまたとても可愛いらしい絵ばかり。 初めてジャムつきのパンを食べたときの、おかあさんを見つめるしろうさぎ。 くろうさぎに話し...
私がこれまで見た、酒井駒子さんのうさぎの絵は、「ぼく おかあさんのこと…」、「ゆきがやんだら」と、いずれも男の子でしたが、今度のしろうさぎは女の子で、これまたとても可愛いらしい絵ばかり。 初めてジャムつきのパンを食べたときの、おかあさんを見つめるしろうさぎ。 くろうさぎに話しかける、ベッドの中のしろうさぎ(隣のページのラフな単色画も可愛い)。 泣いた真相を打ち明けた後に、ほっとしたような表情のしろうさぎ。 等々、一見、絵にぼやけたような感じを出しながらも、その時その時の、目に表情が表れる感じといいましょうか、しろうさぎの無邪気でまっすぐな心情が分かるようで、微笑ましい気分にさせられます。 また、微笑ましいといえば、石井睦美さんの物語もそうで、幼いしろうさぎが、りんごという、ひとつの命の存在を知っていく過程を、子供特有の意外性のある、読めない行動の面白さも絡ませて、とても瑞々しく描かれており、また、その雰囲気を作り出しているのは、しろうさぎに必要なものを、全て揃えてくれている、両親の温かい愛情であることを実感させられ、子供を育てる為の環境作りの大切さを思い知りました。 それにしても、りんごのあかちゃんって、こんな形なのですね・・恥ずかしながら、この絵本で初めて知りました(酒井さんの絵がまた素晴らしい)。
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絵もお話も、ただただかわいく、癒されます。 親目線では、すっかり大きくなった我が子も、ちょっと前までこんな風だったなと思ってみたり。 9歳の娘にしても、しろうさぎの幼さはかわいかったようです。 図書館でジャケ借りしてきましたが、買ってもいいなと思います。→ 買いました。
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なつのあとにあきがくる、 眠ると朝がくる、 大人が当たり前に使う言葉って 子どもにとっては ?と勘違いでいっぱい! と気づかされる絵本。 自分が子どもの頃も、 真剣にやったことが大人に笑われるって 何度も経験したっけ。 こどもの気持ちに戻ったり、 こどもの気持ちをわかるため...
なつのあとにあきがくる、 眠ると朝がくる、 大人が当たり前に使う言葉って 子どもにとっては ?と勘違いでいっぱい! と気づかされる絵本。 自分が子どもの頃も、 真剣にやったことが大人に笑われるって 何度も経験したっけ。 こどもの気持ちに戻ったり、 こどもの気持ちをわかるために、 たまに読み返したい一冊。
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しろうさぎはまだ生まれてほんのすこし。 りんごの木には真っ赤なりんごがなるのを知りません。 子どもの頃の探索心、お母さんの優しさを思い出す、絵本。
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しろうさぎの赤ちゃんの素敵な夏の日のお話し。 字が意外と多いので小さい子が一人で読むのは難しい。親が読んであげるタイプの絵本かな。 素敵なんだけど、個人的に絵があまり好きではない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
うさぎもりんごも大好きです。だからタイトルも表紙もとても好みだ♪と思わずぱっと手に取ってしまいました。 想像したとおりとてもすてきな本でした。 りんごのジャムがあまりにおいしくて、あしたはりんごを食べちゃおうときめるこうさぎちゃん。 かわいくてメロメロです。 おかあさんうさぎのかわいさもまたかくべつです。 かすれた感じのタッチがレトロで昔っぽい。 いつ読んでもひだまりのようにぬくぬくとあったかくて、いつまでも本棚に飾っておきたい絵本です。
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