稼がない男。 の商品レビュー

西園寺マキエ【著】

2017/09/05

タイトルに惹かれ購入。
稼がないで楽に生きるノウハウ本かと思いきや
フリーランサーとフリーターの男女が共生する
ノンフィクション本であった。

結婚もせず定職にも就かずに生きることで
周りから色々なことを言われつつも
２人が幸せでいることを最優先に考え
それぞれの人生を歩んでおられるお２人。
かっこいいなと思いました。

世間体からの評価よりも自己評価を高める、
たとえ自己満足と思われても、
それが一番自身の幸せに繋がるのではないか
と感じさせられました。

著者マキエさんの親友であるマルちゃんが
２人の関係についていつも真剣に考え、
ラストには「確固たる関係」と認めており、
そのことをわざわざメールで送ってくれる
シーンに感動しました。
こんな友達を持てたことに幸せを感じている
マキエさんの感性も素敵だなと思いました。

2017/08/07

書店でタイトルに惹かれて、手に取ってみました。読み始めてると、読みやすく一気に読んでしまいました。幸せって人それぞれだと感じさせてくれる本です。ほのぼのとした2人の幸せな生活感を味わう事ができました。

2015/04/06

元エリートで長期フリーターをしている彼氏とフリーランスなライターの15年。稼げない私からすると敢えて稼げないで愛する人と添い遂げられたり友人が多いのは羨ましい限り。

2014/04/29

　うーん。
　なるほど、今の時代、過去に普通であった生き方をしないようにするには、ある程度の我が無ければしんどいのかもしれないね、と思った。

　ここに書かれていることは誤りではないし、素敵な姿だと思うけれど、コレを目指すのはあまりにもハードルが高いな、と。
　少なくとも思想も無くのんびりと生きている私にはハードル高い。

　が、しかし、この本で凄いなぁと思うのは、他人に対する不満というのは、自分の至らなさであるというところまで突き詰めていること。その視点が持てるのはやはりモノを書くからなのだろうか。

2014/02/09

こんな幸せもあるんじゃないか、と感じさせてくれる本。

ヨシオと15年以上付き合い続けた著者。
ヨシオは稼ぐことが嫌いで自分からフリーターになることを選んだ47（48？）歳。たまーに絵を描いて過ごすフリーアルバイター。
ただ自分の芯というのはしっかり持っていてとっても優しい。

この二人のやりとりを読んでいて、やっぱり自分だったらある程度お金はほしいし、結婚もしたい。
ただこういう幸せというのも否定はしない。

病気とかになったらどうするんだろう？とはおもうけど…

私が微妙だなーって思ったのは、他の人に迷惑はかけないっていう信念は素晴らしいんだけど、なんというか、自分のことしか考えていないよね、って気がしてならないこと。
言葉で説明しろと言われても難しいんだけど…。

まぁ私はこうはなりたくないな、と思った本でした。

2014/01/07

稼がない男っておれのことか？！
と、
思ってオビを読む。。。

手取り１１万！！
４７歳フリーター！！

さすがに１１万は厳しいわ。。。
つか、
読むと家賃うちより高いところに住んでるし、
毎日お酒飲んでるし、
えっ。。。

３１歳の時に付き合い始めて１７年のカップル。
元々は、
ちゃんと正社員で働いてたし、
自分のせいでない借金を彼女はもってるし、
しかも、
数千万円単位のな。

凄い人達だなぁ。。。
ちょっとヨシオさん１度飲みませんか？

焦点をヨシオさんだけにしたら物語にならない。
カップルになっておもしろく、
周囲との比較、
つまり友人は結婚して、
家を買っていくなかで、
フリーターのヨシオさんの生き様が浮きだって来る！

２！
２を期待する！

今の自分の生き方に迷いがある人は絶対に読むべきだ！
この本！