足の裏は語る の商品レビュー

平沢弥一郎(著者)

2021/03/18

古い。
おじいちゃんの話を聞かされている思いがした。
話は、科学的と言い難い、と思われる部分も多かった。
何人のデータの平均値なのか。
世代ごとの標準体型を考慮せずに、足の裏の面積ばかりにこだわるのは、研究として甘いと思ったり。
軸足と足の裏の関係についても、左利きの人と右利きの人の差を考慮していないようだし。
鵜呑みにできない。
あやしい。
昔は、これで学問として成り立っていたのか、と、驚いた。
こういった「学問・論証の試行錯誤」のような時期を経て、今の科学が成り立っているのか？
筆者の文章や視点に偏りが多いだけなのだろうか？

自身の知識を羅列したいだけなのだろうか、と思われるような、平たんな文章もあった。
後半の方が、読み物としてはよかった。
P90　の、チンポジの話は笑えた。