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テレビ番組をつくる人 の商品レビュー

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2016/03/09

64テレビ番組を作る人 ・視聴率を気にすること自体、全国ネット、東京の論理 ・配属されるセクションは目的を遂行するための手段 →メディア業界を目指す人にとって読むべき本

Posted byブクログ

2014/06/29

人気番組を作り上げたテレビプロデューサー陣へのインタビュー集。 「トリビアの泉」や「水曜どうでしょう」「モヤモヤさまぁ〜ず」など、独自のカラーと斬新な切り口で人気を集めた番組の制作背景がうかがえる。 各プロデューサーの言葉からはそれぞれの所属する局の性格も見えて来て興味深い。 「...

人気番組を作り上げたテレビプロデューサー陣へのインタビュー集。 「トリビアの泉」や「水曜どうでしょう」「モヤモヤさまぁ〜ず」など、独自のカラーと斬新な切り口で人気を集めた番組の制作背景がうかがえる。 各プロデューサーの言葉からはそれぞれの所属する局の性格も見えて来て興味深い。 「あの局にしてあの番組あり」としみじみ思う。 おそらく「モヤモヤさまぁ〜ず」はテレ東以外の局では生まれなかっただろうし、「水曜どうでしょう」もキー局では放送されなかったに違いない。 人気番組にはその局の土壌が表象されているのである。 そんな一面を知っていると、番組の見方も少し変わってくるだろう。 しかし、この本はここでは終わらない。 「現在のテレビの課題とテレビの未来を語る」という目的も隠されているのだ。 だから、というべきか中途半端さが目立ってしまっている。 人気番組の制作背景も、テレビの課題と未来も、膝を打つような部分が少ない。 人気番組の制作背景を語ってもらうのであれば、メディア批判的な要素を織り交ぜることは避け、とことんその点を掘り下げるべきではなかったか。 テレビ批判はこれまで多くの論者が手をつけているテーマだし、改めてテレビプロデューサーに聞く必要もあまり感じられない。 プロデューサーも局で禄を食む「一組織人」なのだから、読者を納得させるほどの大胆なテレビ批判は難しい。 どちらかに視点を絞るべきだった。 個人的に最も面白いと感じた点は、TBS・合田隆信氏のテレビにである。 合田氏は「自分の思い描いているテレビと視聴者が考えているテレビ」が著しく乖離している、と指摘する。 制作側が高視聴率を狙って作った番組が派手にコケてしまう。 テレビマンはなんとなくこのズレを感じてはいるものの、肝心の原因が全くわからない。 「番組の楽しみどころ」が制作側と視聴者で異なっている、という現象はネット時代特有のものなのだろう。 制作側と視聴者と縦の関係はあまり意味をなさなくなり、視聴者同士の横のつながりが重要になってくる。 合田氏によると現在のテレビは「カラオケ化」しているという。 なんとなく皆でワイワイダラダラやっている、これこそが今のテレビの楽しみ方だ、と。 だから「決して『テレビを見ない』わけでもなければ、『テレビなんて要らない』とは微塵も思っていない。ただ、我々の世代のように『熱狂的に視る』ことをしない」という。 「テレビ崩壊・滅亡」などと派手な言葉を並べ立てる胡散臭い評論より、よほど信用に値する、地に足のついた分析ではないかと思う。 テレビは未だ最も影響力の強いメディアなのだから。

Posted byブクログ

2013/12/19

結果にこだわらずに、若手にやらせてみろ、的な内容ばかりです。 そんなん、オレでも考えるわ。 やたらと、太文字で強調されていて、ヘタすると1ページが、全部太文字のところもありました。いっその事、全編、太文字のほうがよいのでは?重要なところは、読み手に判断させて欲しいです。ありません...

結果にこだわらずに、若手にやらせてみろ、的な内容ばかりです。 そんなん、オレでも考えるわ。 やたらと、太文字で強調されていて、ヘタすると1ページが、全部太文字のところもありました。いっその事、全編、太文字のほうがよいのでは?重要なところは、読み手に判断させて欲しいです。ありませんでしたが。 得るものが、何もない、ひとの時間をムダにする本でした。 ただ、テレビ埼玉のひとの話だけは、参考になりました。

Posted byブクログ