人生で大切なことはラーメン二郎に学んだ の商品レビュー
たぶん、ラーメン二郎好きな人たちにはあるあるで通じる笑えるネタなのだろうが、二郎について知らない人が読んだら、 あっそ、って感じの本でくだらない本だなと思うのだが、 ただ一つ言える事、 僕はこの本を読んで無性にラーメン二郎が食べたくなったぞ
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お笑い芸人が、「ラーメン二郎」に特化して書いた本。私は、ラーメン二郎に行ったことはないが、よく話題にのぼる店なので読んでみた。面白い。店についてよく調べられているし、ジロリアンと言われる二郎ファンの意見もよく把握している。なにより、著者自身がいかにラーメン二郎に影響を受けたかがよ...
お笑い芸人が、「ラーメン二郎」に特化して書いた本。私は、ラーメン二郎に行ったことはないが、よく話題にのぼる店なので読んでみた。面白い。店についてよく調べられているし、ジロリアンと言われる二郎ファンの意見もよく把握している。なにより、著者自身がいかにラーメン二郎に影響を受けたかがよくわかった。 お笑い芸人らしく、文章の表現も巧みで読んでいて心地よさを感じた。ラーメン二郎には今度行ってみたい。 「どのジャンルにおいても聖人君子のようなキャラクターがあふれている昨今、正しいだけの典型的なヒーローではなく、二郎のようなアンチヒーロー的存在を、世間は求めているのではないでしょうか」p23 「仕事にしても、慣れてきた頃が一番怖いのです。芸人の世界でも、少し経験を重ねるとすぐに小手先のテクニックに頼るようになってしまい、経験則でしかモノを考えなくなり、インプットを怠ってしまうのです」p26 「自分に無理をしてまで相手に迎合していたら、大事な個性が失われていくのです。たとえば僕たちも、一枚のアンケートの「つまらない」という意見に耳を貸して、その人のためにネタを変えていたら、個性がなくなってしまいます」p29 「熱烈なジロリアンは、前回訪問時との味のブレにいかに気づくか、他の二郎ファンとそのブレをいかに共有するかを楽しんでいるのです」p41
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2015年9月15日読了。ラーメン二郎を愛する芸人・しずる村上純がその愛のたけをぶちまけた本。タイトルとは異なり語っている事柄はあくまで「ラーメン二郎とは」についてであり、全然人生訓にはなっていないがそれは想定内というものか。二郎のようなカリスマ的事象については誰が何を言っても炎...
2015年9月15日読了。ラーメン二郎を愛する芸人・しずる村上純がその愛のたけをぶちまけた本。タイトルとは異なり語っている事柄はあくまで「ラーメン二郎とは」についてであり、全然人生訓にはなっていないがそれは想定内というものか。二郎のようなカリスマ的事象については誰が何を言っても炎上するようなご時勢だが、このような「思い余って」著したような本があってもいいんじゃないかと個人的には思う。店主らへの取材や歴史研究もしているようだし、店の個性についても出店年代・場所以外にも、麺かため・やわらかめ、スープ乳化・非乳化・微乳化などの個性で店を色分けしているのには長年各地の二郎を食べ歩いてきた自分も、「『二郎は二郎』として一緒くたに見てきはしなかったか」と反省を促される思い。出版に当り店主に話を通していなかったとかで二郎側と揉めてしまった、というのは不幸な話だと思う。
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※このレビューにはネタバレを含みます
初心者向け二郎解説本。 二郎の精神、創設、暖簾分け、注文の仕方、「シャッター」、「ブレ」などをわかり易く体系的に紹介。中途半端にググって信憑性に欠け断片的なネット知識を得るより生産的。 素人には恐れ多いカルト的二郎の垣根を下げてくれた。歌舞伎町店が比較的コモリで開放的雰囲気で初心者向けらしい。。
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二郎に撃沈し(それが、あの野猿街道店)、常連になり、そして 分析して考察本を出すまでになった著者の姿勢は、好きです。 タイトルに人生と入っているけど、お店のガイドです。 しかしこのガイドの仕方が、中々よく特徴をとらえていて 読みやすくてよい。 本当に、全部取材していると信じた...
二郎に撃沈し(それが、あの野猿街道店)、常連になり、そして 分析して考察本を出すまでになった著者の姿勢は、好きです。 タイトルに人生と入っているけど、お店のガイドです。 しかしこのガイドの仕方が、中々よく特徴をとらえていて 読みやすくてよい。 本当に、全部取材していると信じたいところですが。。 今、この本は問題になっているのかな? 二郎のてんこ盛りラーメンが表紙の特別ジャケットで 読むべし!
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