アップデートする仏教 の商品レビュー
久々に、最後のページまできちんと読んだ本。なぜなら、自分の抱える「病気」を直す治療法が書かれているような気がしたから。 仏教をまったく知らない人でも、軽やかに読み切ることができると思います。 以下は個人的なTake awayです。 ▼過去と現在の自分に響く言葉 @エゴは上辺...
久々に、最後のページまできちんと読んだ本。なぜなら、自分の抱える「病気」を直す治療法が書かれているような気がしたから。 仏教をまったく知らない人でも、軽やかに読み切ることができると思います。 以下は個人的なTake awayです。 ▼過去と現在の自分に響く言葉 @エゴは上辺は幸せになりたいというポーズをとるが、本当は自分をみじめな状態においておきたい @「わたしが幸せでありますように」はエゴへの死刑宣告 @瞑想でひとときエゴを手放しても、なかなか日常の行動がかわっていかない理由としてエゴの名残=ハビットエナジー(長年しみついた心身の癖)があるということ ▼これから探ってみたいこと @「マインドフルネス」今おきていることに判断を差し挟まずに気づいている状態になるということ
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「形骸化した仏教」(仏教1.0)と「方法・テクニックとしての仏教」(仏教2.0)の現在から、「本来の仏教」(仏教3.0)へというアプローチは、日本の仏教に対してほとんどの国民が漫然と抱えている疑問に答えてくれるものだと思う。 座禅や瞑想やヨガが形式としてだけでなく、その深淵を自ら...
「形骸化した仏教」(仏教1.0)と「方法・テクニックとしての仏教」(仏教2.0)の現在から、「本来の仏教」(仏教3.0)へというアプローチは、日本の仏教に対してほとんどの国民が漫然と抱えている疑問に答えてくれるものだと思う。 座禅や瞑想やヨガが形式としてだけでなく、その深淵を自らの体験と実践に基づいて、広めようとされるお二人の真摯な姿勢の一端を知って、仏教の本質により迫りたくなる対談。
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テーラワーダ仏教の書籍を読み、それに感銘を受けた自分にとっては、それではまだ限界があるんだという本書の主張に衝撃を受けた。ただ、何が限界なのかという点は極めてシンプルである。 本書でも述べられているように、仏教3.0は、いわゆる日本の伝統的な仏教1.0と、テーラワーダの仏教2.0...
テーラワーダ仏教の書籍を読み、それに感銘を受けた自分にとっては、それではまだ限界があるんだという本書の主張に衝撃を受けた。ただ、何が限界なのかという点は極めてシンプルである。 本書でも述べられているように、仏教3.0は、いわゆる日本の伝統的な仏教1.0と、テーラワーダの仏教2.0を包含したものであるので、少し方向修正をすれば、良い方向に向かうのかと思う。
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